気になるGAFAMヘルスケアニュース(23/2/25)
■ 気になるニュースリスト
アマゾンが医療投資を拡大する5つの分野 - Becker's Hospital Review
2023/02/16 14:49:28
アマゾンは、ヘルスケア新興企業への投資やプライマリーケア分野での買収を行い、ヘルスケア分野への進出を続けている。しかし、この投資について詳しく見てみると、このハイテク企業の新しいビジネスラインは、主にコンシューマーヘルス、診断と治療法、遠隔監視に焦点を当てていることがわかります、とCB Insightsは2月14日に報告しました。
診断薬と治療薬 アマゾンは診断学にも手を出し始めた。同社は、COVID-19キットなどの家庭用医療検査を提供する「Diagnostics」と名付けた事業を立ち上げた。
アマゾンのクラウドが医療研究者を支援 - RTInsights
2023/02/23 13:40:55
Amazon Omicsは、研究者が独自にインフラを構築・維持する必要性をなくし、利用可能なデータを生産的に活用することを可能にします。
医療ではかつてないほどの量のデータが生成され、研究者は干し草の山から針を取り出すような作業を強いられています。これまでは、データ量が処理能力を上回っていましたが、Amazonクラウドはそれをすべて変えようとしています。具体的には、Amazon Omicsの一般提供を最近開始した。
このサービスにより、研究者はオミックスデータを保存し、分析することができるようになる。例えば、DNA、RNA、その他のタンパク質などです。大量の健康データに必要なインフラを提供することで、研究者をサポートする。これにより、ヘルスケアの緊急課題に対する知見の発見や新たなソリューションの創造に、より多くの時間を割くことができるようになるはずです。
コズラ：Apple Watchの特許争奪戦が重要な理由はここにある - Axios
2023/02/19 3:50:08
シリコンバレーの有名投資家Vinod Khoslaの最新の法廷闘争は、相手側に大きな敵がいる。アップルである。Khosla氏が支援する医療機器会社AliveCorは、特許をめぐってハイテク企業と争っており、勝訴する可能性がある。
なぜそれが重要なのか。Khosla氏によれば、この結果は、技術的な発明や、新興企業やベンチャーキャピタルが今後それを扱うかどうかにまで広く影響を及ぼす可能性があるという。
投資家が "この成り行きを見守る "と言った融資を他に2件知っています」とKhosla氏はAxiosに語り、この訴訟がすでに与えている影響に言及しています。
Apple、非侵襲的な血液検査を実現するムーンショットで「主要なマイルストーン」を達成... - 9to5Mac
2023/02/22 17:51:00
Apple Watchにグルコースモニタリング機能を搭載しようとするAppleの取り組みは、これまでにも何度か報じられてきましたが、最近、いくつかの大きなブレークスルーがあったと伝えられています。Bloombergの新しいレポートによると、Appleは "最近大きなマイルストーン "を達成し、"現在、最終的にグルコースモニタリングを市場に投入できると考えている "そうです。
今日の報道によると、Appleは以前、このプロジェクトの作業を "秘密主義のヘルスケア新興企業 "の背後に隠していた。Bloombergによると、Appleは現在、"Exploratory Design Group "の一部として、数百人のエンジニアがこのプロジェクトに取り組んでいるとのことだ。
数百人のエンジニアが、AppleのExploratory Design Group（XDG）という、Google Xのようなこれまで報告されていない取り組みの一部として、このプロジェクトに取り組んでいる。 これは、秘密主義で有名なAppleの最も秘密めいた取り組みの1つである。
アップルは、非侵襲的な血糖値モニタリングについて、過去の他社とは異なるアプローチを取っていると言われています（いずれも失敗しています）。
アップルは、シリコンフォトニクスと呼ばれるチップ技術と光吸収分光法と呼ばれる測定プロセスを用いて、これまでとは異なるアプローチをとっている。このシステムは、レーザーを使って、皮膚の下にある間質液（毛細血管から漏れ出す物質）がある部分に特定の波長の光を照射し、グルコースによって吸収される可能性がある。その光をセンサーに反射させ、グルコースの濃度を表示します。そして、アルゴリズムがその人の血糖値を決定する。
このグルコースシステムは、Appleが設計した一連のシリコンフォトニクスチップとセンサーに依存する。Appleは、この機能を実現するためのメインチップの製造にTaiwan Semiconductor Manufacturing Co.を起用しました。
現在、Apple社のエンジニアは、「人の上腕部に装着できるiPhone程度の大きさの試作機」の開発に力を注いでいます。この機能は過去10年間に「数百人」を対象にテストされ、アップルはその結果を通常の刺すタイプの検査で採取したサンプルと比較している。
Apple、カメラ付きApple Watchの特許を取得 - Mashable
2023/02/13 12:40:50
アップルがカメラ内蔵のApple Watchを発売することをまだ切望しているのですか？まだ希望はあるかもしれません。
先週Appleに与えられた特許（新しいタブで開く）には、デバイスの底面にカメラを搭載したスマートウォッチについて記述されています。手首に直接カメラを向けるので、カメラを置くには最悪の場所のように聞こえますが、特許はいくつかのシナリオでこれを使用できるようにするシステムを説明しています。
医療技術のレイオフ。これらの企業は最近従業員を削減しました - マスデバイス
2023/02/17 8:00:00
以下は、MassDeviceの報告に基づいて、2022年半ば以降にレイオフを実施した医療技術分野の企業をまとめたものである。
会社名 解雇規模
3M 2,500人
アキリ 30％削減（46人）
アンブ 200人(約4%)
Baxter 従業員の5％未満（最大3,000人）。
バタフライ・ネットワーク 従業員の10％（約46人）
デンツプライ・シロナ 従業員の8％～10％（約1,500人）
イルミナ グローバル従業員の5％（最低でも約455人）
Pear Therapeutics 84人
フィリップス 10,000人（全世界の従業員の13％)
リトラクタブル・テクノロジーズ 従業員数の16％（約37人）
サーガリアン 非開示
サーモディックス 従業員の13％（約60人）
タイタン・メディカル 52人
ヴィーナス・コンセプト 従業員数70名（従業員数の18）
ベリリー 15% （従業員数200名以上と推定される）
Vicarious Surgical 従業員の14％（およそ23人）
ARとVRはヘルスケアにおける未来をどのように再構築するのか？-
2023/02/20 17:30:58
ここでは、XR技術、つまりARとVRが将来のヘルスケア産業を再構築する方法をいくつか紹介します。
１．トレーニングと医療学習の促進
２．スキルアップのためのトレーニング
３．ボディマッピングやバーチャルアシスト
４．拡張手術またはリアルな3Dビジュアライゼーション
５．医療現場での実践的なトレーニングの実現
６．患者さんへの教育とケアの向上
７．正確なリスクと病気の診断
８．遠隔診療の機能
マジックリープ、医療技術早期アクセスプログラムを発表 ... - PR Newswire
2022/01/12 8:00:00
SentiAR社：Magic Leap 2プラットフォームを介して医師を臨床データに接続するソリューションを開発しています。
SyncThink：Magic Leap社と協力して、世界のヘルスケア市場に新しく革新的な製品を開発し、導入することを目的としています。
Heru：複数の視覚診断モダリティと償還可能なCPT医療請求コードを、単一のウェアラブル診断、健康、ウェルネスツールに搭載することが期待されます。
ブレインラブ：Brainlab AGは、放射線治療、放射線手術、外科手術のためのソフトウェアとハードウェアのソリューションを提供する医療技術企業です。
Googleの親会社であるAlphabetの健康保険会社はほぼ成長し... - Becker's Hospital Review
2023/02/03 8:00:00
Googleの親会社であるAlphabetの医療保険事業が昨年6倍近くに成長したと、テック系ニュースサイト「The Verge」が報じた。
2月2日の記事によると、その事業であるGranularは雇用者にストップロス保険を提供しており、Alphabetのヘルスケア企業であるVerilyの子会社で、それ自体が昨年2倍以上の収益をあげているとのことです。そして、その成長に最も貢献したのがGranularである。
技術系ニュースのThe Informationを引用したこの記事によると、グラニュラーの収益は「昨年の最初の9カ月間を通じて、前年の2700万ドルから6倍近く増加して1億5100万ドルになった」という。Verilyは今や、AlphabetにとってGoogleに次ぐ最大の子会社となっている。
Fitbit、血圧技術の特許を申請 - Android Headlines
2023/02/16 19:04:03
The Vergeによると、Google傘下のウェアラブルメーカーFitbitが、自社製品または次世代Pixel Watchに血圧技術を搭載する方向で動いていると報じられています。同社は最近、ディスプレイをタップすることでスマートウォッチでの血圧測定を可能にする特許を申請している。
Fitbitに何が起きているのか？- The Verge
2023/02/24 12:00:00
最近、Fitbitユーザーはお互いに同じような質問をしているようです。頻繁に起こるサーバー障害と、人気のソーシャル機能の停止という最近の決定との間で、不満を抱えたFitbitの顧客は、選択肢を吟味していると言います。
今月初め、Google傘下のFitbitは大規模なサーバー障害に見舞われ、ユーザーはトラッカーの同期やアプリ内、Fitbitのウェブサイトでのデータ閲覧ができなくなった。もし、1回きりのサーバー停止であったなら、ユーザーは偶然の出来事として受け止めたかもしれません。しかし、この障害は2日目に続き、3日目も発生しました。
…ジョンソンも同意見です。"私は間違いなく他の時計/トラッカーに乗り換えることを検討しています。"
FitbitはGoogleに道を譲るため、最高の機能のいくつかを殺そうとしている - Android Police
2023/02/18 21:00:00
FitbitはGoogleに買収されるずっと以前から、ユーザーのコミュニティを中心とした素晴らしいソフトウェア機能を備えていました。…Fitbitは、AdventuresとChallengesを3月27日に廃止することを発表し、ユーザーを驚かせました。つまり、お気に入りのソーシャルアクティビティや、歩数に基づく没入型コンペティションが消えてしまうのです。
Google CloudとRedoxが提携し、データ相互運用性を加速させる
2023/02/22 13:30:00
医療IT企業のRedoxは、Google Cloudと提携し、医療保険制度、プロバイダー、デジタルヘルス新興企業の医療データの交換を簡素化します。
Redoxは電子医療記録統合企業で、支払者、プロバイダー、製品が医療記録システムやその他の医療データソースに接続するためのプラットフォームを提供しています。プロバイダーのEHRとヘルスケア製品やサービスを接続・統合する、単一の安全なAPIエンドポイントを提供しています。
このパートナーシップの一環として、RedoxはGoogle Cloud上にプラットフォームを複製します。レガシーシステムからHealthcare Data EngineやHealthcare APIなどのGoogle Cloud製品に健康データを簡単に取り込むことで、組織は患者やメンバーによりよいサービスを提供するための縦断的なビューを構築できると、Redoxの幹部は述べています。
医師の燃え尽き症候群をターゲットにしたDocsGPTがベータ版で登場 - ヘルスケアITニュース
2023/02/21 16:18:44
ベータ版のDocsGPTは医師の燃え尽き症候群をターゲットにしている
DoximityのAI搭載チャットボットツールは、医師が事務的な負担に費やす時間を減らすことができる。共同創業者のネイト・グロス博士は、医療におけるハードルは高く、生成型AIへの慎重なアプローチが必要だと語る。
OpenAIのChatGPTを使用して開発され、ヘルスケアに特化したプロセで訓練されたオンラインのDocsGPTは、医師がAIを搭載した製品開発をテストして意見を述べる機会を提供しています。
Doximity が、HIPAA に準拠した支払者向け FAX サービスと DocsGPT の統合をテストしている理由を尋ねました。
「医師は今でも多くの事務処理を行いますが、今日の医療システムでは、その多くがファックスで送信されています。医師はこれをよく "雑用 "と呼びます。DocsGPTと当社の無料FAXサービスを統合することで、医療従事者の雑務を減らす手助けをしたいと思います」とGrossは述べています。
Doximityの会員は、DocsGPTからログインすることで、AIで作成した承認や連絡を医療保険者に直接FAXすることができます。
「この技術は非常に有望だが、誤りがないわけではなく、やはり慎重に取り組むべきだろう」とグロス氏は述べた。ご想像の通り、ヘルスケアにおける「AIのハードル」は、他の多くの分野よりもさらに高いものです。これを正しく理解するためには、適切なパートナーが必要であり、それには医師も含まれます。
■ (出来たら)サマリ・コメント
（１０月から開始して初めて１週間空けてしまいました…。）
今回は、トップにAmazonの記事を持ってきました。調剤サブスクと表現される「RxPASS」のサービスを開始して、並列で最上流である創薬とその研究開発効率化(Omics)の取り組み。完全に垂直に展開が進み始めたということですね。そのうえで、一番最後のDocsGPTとかと連携とか始めたりすると大きな変革が起こりそうな気がします。
次はApple。AliveCorの訴訟問題は興味深いです。記事の通り、ベンチャー投資などの分野に大きく影響を及ぼすと思います。知財の重要性がこの業界内でさらに高まるといろいろオポチュニティが生まれるような。また、技術イノベーションとしての血糖値の測定。カメラ付き…の特許もそういう意味でしょうね。長らくVerilyなども取り組んできた技術ですから、本当に実装される未来が来るのか。
あとは雑多な集まりになりますが、ヘルステックのレイオフが結構多い。Fitbitも混乱している。これを奇貨としてどこかが採用をごっそりやっていると面白いんですけれどね。
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