『新型コロナ禍を乗り切るための中小企業支援制度徹底活用ガイド』が出版されました


interval studioで中小企業診断士、SC経営士の立場でコンサルタントを担当しております若森です。
私は大学卒業後、マーケティング企画会社でマーケティングに出会いました。


中小の企画会社でしたが、大手流通業の重販商品の選定や売場展開・インストアプロモーション・販売促進や教育訓練のテキストづくりで、仕事をしながら、消費者・商品・売場のことを学びました。


その他、メーカーの経営戦略、商品開発やセールスプロモーションなども経験しました。その後、再開発事業の事業推進や商業施設のコンセプトワークや企画・リーシング・エリアマネージマントなど仕事のメインフィールドは変わりましたが、マーケティングプランナーになって以来、職場や立場が変わっても自分のビジネスは、マーケティング・マネージメントのプラン&プロデュースと思っています。

マーケティングの目的は「顧客を創造し続ける」ことであり、「その組織のミッションを果たすこと」だと言われています。


今回のコロナ禍は誰も予想していない事態であり、業種によっては、接客など大切な顧客とのコミュニケーションが図れなくなったり、営業の休止等を要求され経営の継続の危機を迎えている事業者の方が増えています。


2020年12月23日付の日経新聞によると、4月~11月期、大阪市内の飲食業約5900店の内、約3500店が廃業したとされています。


経営者、従業員の生活を支えるために事業の継続は重要な課題です。困難な状況におかれた事業者の救済として、コロナ対策をテーマに様々な支援策が講じられています。


平素、私は経営を続ける上で、補助金や助成金のみを当てにして計画を立てたり、事業をすべきでないと思っておりますが、今回のコロナ禍は事態が非常に深刻であり、そのために創出された政策の一環ですので、有効に活用できるものは、しっかり利用すべきだと思います。


そんな中、中小企業診断士を中心とした“士業”の相互啓発の場である「経士会」編集し、2013年4月に大阪で発足し中小企業診断士の活動をサポートする「経士会 中小企業診断士チーム」が執筆した「新型コロナ禍を乗り切るための中小企業支援制度徹底活用ガイド」が発売されました。


コロナ禍で経営の窮地に瀕する事業者に向けたガイドブックとし非常に有益な情報元になると思っております。

私も執筆者の一人として参加しており、主に新型コロナ対策として打ち出された「金融支援」「補助金」「助成金」「給付金」「その他支援」について、幅広く概要を解説しています。


また、この本は中小企業診断士が中心になって、中小企業経営者、個人事業者をメインターゲットに執筆されており、特長は、支援制度個々の内容を詳しく説明するのではなく、幅広く沢山の制度とその概略を網羅的に紹介し、興味のある制度については、事業者ご自身が自分で確認できるように問い合わせ先を明記している点です。


ですので、情報が一元化された点で、幅広い支援制度情報が入手できます。

総監修の「経士会」は2011年経営者と士業のマッチングを目的に発足したグループで、現在は経営者のビジネスサポートを行う目的で,中小企業診断士チーム・社会保険労務士チーム等の分科会が勉強会の開催や中小企業支援・サポートに携わっています。


現在チームの多くのメンバーが中小企業庁のオンライン経営相談に参加し,コロナ禍で苦しむ全国の経営者のサポートを行っています。

この書籍は全国の書店で販売中です。
下記のAmazonのリンクにて購入できます。
事業者の皆様方にご活用いただければ幸いです。


この記事の筆者

経営コンサルタント/中小企業診断士/SC経営士
若森 正樹 (ワカモリマサキ)

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中小企業診断士/日本ショッピングセンター協会 SC経営士。大学で言語学を専攻。大学卒業後マーケティング会社で企画を担当。その後、政府系デベロッパー(現UR)の関係会社で商業施設開発・再開発事業・エリアマネージメント・新規事業開発を経験。マーケティング、まちづくり、流通・商業支援・商業施設経営が専門。経済産業省登録中小企業診断士、ショッピングセンター経営士として企業指導、コンサルティングの実績多数。BIMA(ビジネス・モデル・イノベーション協会)認定ジュニアコンサルタント、マンション管理士、再開発コーディネーターとしても活躍。

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