見出し画像

ベトナム・オーストラリアでの長期インターン決断のわけ

「今、3年生4回生なんだ」
「何それ」
「休学してたんだ」
「何をしてたの?」
「ベトナムとオーストラリアでインターン!」
「…⁉」

どうも! ひろです! 2019年の一年間、就活でも友達との会話でもよくこのような状況になったため、今回はベトナムとオーストラリアで長期インターンを決断した理由を綴ります。

画像1

私がベトナムでインターンをしていたのは2018年4月から9月のぴったり半年間。3年生になろうとする年に大学を休学して渡航しました。そして、10月から翌年2月までオーストラリアのシドニーにて別のインターンをしました。

休学して海外インターンをすることを決めたのは2年生の夏、2017年8月頃です。
2017年8月頃までに何があったのか、ざっくりお話します。

①なぜ海外に行きたかったのか
②なぜ留学でなくインターンにしたのか
③なぜベトナムとオーストラリアを選んだのか


①なぜ海外に行きたかったのか?

高校生のとき、学校みんなでニュージーランドに3週間ホームステイをする機会があったことがきっかけです。

私にとって、ニュージーランドが初めての海外でした。ニュージーランド・クライストチャーチの空港に着いた瞬間、目の前には晴天が広がり、なんだか日本とは違うのびのびした雰囲気も。海外を何も知らなかった私は「海外ってなんかいいな!」と無駄に感動してしまいました。

画像3

それから、3週間、英語を学んだり、日本と違うスーパーの雰囲気に興奮したり、マウントクックやテカポ湖の綺麗さに心打たれて写真を何百枚も撮ったりするうちに、ニュージーランドのイメージがうなぎ登りのように上がっていきました。学校で学んだ単語を発音してみたら通じたのが嬉しかったりもして。

しかも、語学学校に通うときに使っていたバス停には日本人のワーホリで来ていたお姉さんがいて、毎日お仕事のお話を聞いて、「世界で活躍する人ってかっこいいな」と感化されました。

そこから、私は海外に憧れ、ちょうど国立で学費も安く、しかも国立なのに苦手な理科を受けなくていいという好都合な外大を目指すようになりました。外大に入って、世界について勉強し、また留学生として、ニュージーランドに帰ってきたいと思い、オセアニア専攻を受験しました。


②なぜ留学でなくインターンにしたのか

外大に入学してから1年半ほどは、高校生のときの思いのまま、3年生の夏からニュージーランドのオークランド大学の交換留学に応募しようとずっとずっと思っていました。

ですが、結局ニュージーランドでもなく、留学でもなく、ベトナムとオーストラリアでのインターンを選ぶことに。

その背景は、1年生夏の野球の国際大会のボランティア経験にあります。

私は、福島県いわき市で開催された15歳以下の野球の国際大会に通訳ボランティアとして参加しました。いわき市は東日本大震災の被災地ですが、このとき「野球の力で復興を」という合言葉で大会が行われました。

そこで目の当たりにしたのは、「スポーツ大会の力の大きさ」でした。

大きなスポーツ大会を開けば、世界中から人が集まり、震災からの復興アピールになり、経済効果もある。原発事故の影響でフクシマの食べ物に抵抗があった外国の選手たちが大会を通して「そんなことはないんだ」と理解し、食べるようになった。現地の中学生と各国代表の子供たちが文化交流をした。

…人と人がつながり、街全体がちょっとずつ元気になっているのかも!

と思うようになったんです。もちろん、私が軽々しくこんな風に考えていて、被災者の方にしかわからない気持ちをくみ取れていないのかもしれません。ちょっとスポーツ大会をみただけで、こんなことを言っていいのか、正直わかりません。浅はかな考えでしたら、本当にすみません。

でも、直感的に「スポーツの力ってすごい!!」とすごく感銘を受けました。

しかも、私は元々大のプロ野球ファン。

画像2

ボランティア経験とプロ野球ファンがかけあわさって、将来はプロ野球の球団職員になって、街全体を元気にしたいと思いました。ちょうど、横浜DeNAベイスターズや東北楽天ゴールデンイーグルスも、地域振興に取り組んでいたこともあって、プロ野球の地域振興の可能性をすごく感じたんです。

では、球団職員になるにはどうすればいいか?

求人を見ると、中途採用の募集ばかり。

人に聞くと、どうやら「成果を残せる即戦力を求めている」からとのこと。

では、どうすればいいか?

「自分も今から結果を残せる人になって、少しでも早く球団職員に近づこう!」

「じゃあ、留学よりもインターンの方がいいな!」

ということになったのです。

③なぜベトナムとオーストラリアを選んだのか

私はまず、元々行きたかった海外×インターン×野球のキーワードでググってみました。そうすると、オーストラリアのプロ野球チームでインターンをしていた日本人のブログや、日本のエージェントの募集案内を発見!

でも、エージェント料金10万円以上…

となり、いろいろ情報を調べまくって、過去に日本人インターン生受け入れをしていたシドニーのプロ野球チームに直接メールでコンタクトをとりました。

「日本人の大学生ですが、インターンさせてくれませんか?」

そしたら、まさかの返信が来て、
「履歴書を送って」
と言われ、ググりながら人生初の英文履歴書を書いてPDFで送ってみたら、

「いいよ」

と返信が!

それで、晴れてまずは憧れのプロ野球チームで、しかも学んでいた英語を使ってインターンできることになりました。オセアニア専攻なので、オーストラリアでできるのもちょうどいいなと思いました。

ちなみに、ビザはワーホリビザです。400AUSD。

「でも、いきなりオーストラリアのプロ野球チームで自分なんかが大したことできないな、不安だな…」

と思い、その前にビジネススキルをつけられる修行できるような場所がないかなと思うように。

それでいろいろ探してみたところ、オーストラリア国内にあったインターンはほとんどホスピタリティ系で、自分が求めているビジネススキルをつける環境とは少し違うものばかりだなって思って。

たまたま高校生、大学一年生のときに行ったことがあったベトナムで何かインターンがないかなと思い、ベトナムのインターンを紹介してくれるエージェントを知りました。

それから、カウンセリングを受け、オーストラリアでいいパフォーマンスを発揮できるようにするためにうってつけの「修行場所」になる会社、数字で成果を出すことが求められる厳しい環境を与えてくれるの候補を3カ所紹介してもらいました。

そして、3社目のベトナムの日系ベンチャー企業の社長とSkype面接をしたあと、「インターンであっても、裁量権が大きく、数字で成果を残せる環境」に惹かれ、この3社目の会社にお世話になりたいと即決しました。

(親に許可を貰う前に勝手に一人で話を進めて、受け入れが決まってから、親にベトナム行きをめちゃくちゃ反対され、人生最長の喧嘩をしたことはひみつw)

というわけで、オーストラリアで1シーズン分インターンをする前に、ベトナムでのインターンをすることになったわけであります。

以上、今回はベトナムとオーストラリアでのインターンを決断したわけを綴ってみました。

これから、現地での業務内容や見たこと聞いたこと、それからビザのことなど事務的なお話まで、これからインターンに行きたいと思っている皆さんの参考になるように記事を執筆していきますので、お楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?