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蚤の市便り(DAY9)

自分の好みは偏っていると思う。基本的にモノトーンよりも色のあるものが好きで、シンプルよりは装飾が好きで、可愛いものは大好きだ。そのものが「楽しい」ことは自分にとってはとても重要だと思う。楽しいものには人生の良い部分が詰まっている。

お店をやるなら自分の好みだけでない視点でものを選ばなくちゃいけない...と思うこともあるけど、結局自分の好きなもの(できれば手放したくないくらい)を買うほうが例えそのものを自分の手元にずっと置いておけなくても自分の身の一部になる気がする。身にならない売り買いは虚しい。お金なんか、と思うけどお金は好きなものを手元における手段なので蔑ろにできない。

すっとしたものへの憧れはたくさんあるのになかなかどうして、それらは私に似合わない。自分にわかりきらないことをやるより、それは得意な人にお任せして、私は私がわかることを成熟させていきたいと今改めて思う。人間主導で整えていく生活ではない、もの主導の楽しい生活。そんなのはどうだろう。

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手描きののびやかな絵付けと華やかさが特徴のフランスの焼き物(いくつか仕切りになっている。アクセサリーケースにしても素敵だけど、テーブルに出すならお新香いれたい...)、いちごの花の彫りがされたケーキサーバー、手描きの鮮やかな鳥の小物入れ、のなかから金の鳥のブローチがひょこり!

「楽しい」の解釈を自分で深めたり、他人と見つけあっていけたらいいなと思う。そういう場所をつくっていきたい。

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