経済学について考えてみる。

今の時代に今当たり前といわれている経済学がうまく機能していないんじゃないか、という疑問から自分なりに本を読んで少し思考してみました。

豊かに(幸せに)生きるためのシステムとして一番の根幹になっているのは今のところお金だと思います。これがうまく全人類のもとに巡り、豊かに(幸せに)なるために使われることを効率よく目指すシステムを作るのが、経済学のゴールと仮定して思考していこうと思います。

ミクロ経済的には個人にしろ企業にしろお金を使うことでの利益の最大化を目的とするのが一つの前提です。個人では消費行動により豊かになること(幸せになること)の最大化。企業(営利団体)では利潤の最大化。この二つの行動をうまくコントロールするのが国(政府)。この三つが主に世界を構成していると思います。

自分が思うここで一番重要なのが個人が豊かに(幸せになろう)とするときの消費行動だと思います。これこそがすべての始まりで、需要が時代によって変わっていくことでいろいろなことが変わっていく始まりだと思います経済学ができた1700年代から今2021年では人々の需要は技術革新やグローバル化により激変してきていると思います。

個人の消費行動での様々な需要が経済学をうまく機能させるために大切だと思うのだが、ここで疑問なのが一言で需要といっても様々な特性を持った需要があると思う。

読んでいただいている人も個人であり、個人消費行動をする人として考えてみてほしい。生存に必要なものを消費する需要。技術革新により肉体が楽になるための需要。精神的に豊かになる需要。需要の中でも肉体的制約を受ける需要はどうしても限界が出てきてしまうと思う。また精神的な満足度を得るための需要は限界はないと思うのだが、生物として生きていくための重要度(必要性)は下がってしまうと思う。

これほどまでに物やサービスが増えてきた時代において先進国のGDPの成長が鈍化しているのにはもう一人一人はこの需要は満たされてきてしまっている=豊かに(幸せに)なってきているのではないか。限界効用が小さくなってきているからではないのだろうか。

次はもう少し深く需要に関して考えていけたらと思います。学者さんに自分が疑問に思っている学術的な仕組みがいつかどこかで聞ける機会があればいいな。ちょっとの知識と思いっきりの主観でしか考えられてないので、いろんな人の意見も聞いてみたいな。

ここまで読んでくれた方ありがとうございました。


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