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[旅行] バンコク・2018aw・09・アート〈CHANGCHUI02〉・写真・ぷちメジャー・情報

アートとクリエイティブマーケット

ここの目玉 一機まるごと置いてある飛行機
ロッキード・トライスター・テンイレブン(L-1011)
そして 自由なアート@タイの雰囲気を

つまり このマサルもでかい

その1〉ではクリエイティブな会場全体を中心にまとめましたが そう「CHANGCHUI」はアートの展示が主体。公式サイトも載せておきます。

会場の中は 廃材を利用した(と思われる)小屋が林立し その中がギャラリーや店舗になっていて 当然その隙間に屋台もあり

ふらっと飾られているものから

この作品は頭蓋骨にレーザー照射やプロジェクションしてた

数カ所にある中庭や広場では(喫煙所やトイレも近くにある) 立体オブジェの展示をしていた。公共スペースにもテーマ?になっているサイなどの動物の立体がいたり(その1のカフェ小屋の鹿も同じ流れ)。

壁面は基本上の写真くらいのサイズで 描けるところ全てに描かれているかといえば そういったわけでもなく 導線など考えられて依頼されているのかもしれない。下のような比較的大きなキャンバスは少ない。

展示されている作品を撮影しても問題ない。ダイナミックに作品に寄り添って写真撮ってるひとたちもいました。
キャンバス油画展示という小屋もありました。恐らく全体のキュレーターがいると思いますので 会場の作りや展示作品を俯瞰して どういったメッセージを持ってキュレーションしているのか なんて真面目に観ても面白いのでは。
シャドウのリカちゃん人形とか なかなかドキッとする視点でした。

結構ぼんやり会場を眺めていると 当然設置してある展示作家名やコンセプトなどを見逃してしまいますが 一人の作家だけではなく 複数の作家によるグループ展示もあります。

たまたま撮ってあったので…… この写真2点は「THE UNCERTAINTY OF EXISTENCE(存在の不確かさ)」とキュレーター名と3人の作家の名前がある部屋です。

この机などから生えてくる立体造形がリアルでキモかわいくて……DITAPONG BOONSANONGという作家の作品。ざっくり説明によると「undeniable state of reality(現実の説明できない状態)」を表現しているらしい。平面は亜鉛板を用いた特殊な技法が使われている様子。

ぼんやりと ギャラリースペースですが
この部屋は このメガネをかけたおじいさんが複数見かけられたので 多分前国王でしたっけ 音楽も好きだったんですよね のオマージュか(何らかの政治的な)メッセージの感じられる作品群/キュレーションでした。

店舗小屋のごっちゃりした空間と ギャラリースペースのヌケ感のある使い方の違い まぁ個々の小屋のイメージも込みだろうけど 作品が作品らしく見える場所に展示してあるというのも この「CHANGCHUI」がただの客寄せパンダ的なアートナイトマーケットを目指してるわけではないなと感じられる。

この木彫りと版画は別な作家ではありますが 両コラボ展示だなと思うし 長辺150センチはある木彫りの展示に対して リトグラフはアンティークのチェアとセットにすることで 目線は150センチの作品を観たままリトグラフの空間を楽しむこともできる。


そういったわけで


CHANGCHUI CREATIVE PARK」に行った時にまず目に入ったのは「YouTube」のロゴだった。何らかのレセプションなのか クリエイター支援キャンペーンなのか そういった〈アート活動のハブ〉になっているようでした。
展示自体からも質が高いというか アートに関して教育をされたひとがいることが垣間見えました。日本のように何者かが有名作家の作品を並べて観てもらう そういったアート利用ではなく アート自体に役割をもたせて活用することができている。

堅く〆てますけど……
基本はカップルのデートに最高のロケーションかと
チャオプラヤ越えというちょっとした冒険も味わえ(見せ所は帰り
市街に泊まっていて戻るなら「シロッコ」に寄るのもあり。
というところで 空間紹介の〈その1〉も良ければ。


動きながら働きます