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自分の「やりたい」を表現する、アートワークショップを開催しました🎨

みなさま、こんにちは。
株式会社Interas イベント企画運営担当 りつこ です!
12月に入り、寒さが一層増してきましたね。
いかがお過ごしですか??

さっそくですが、11月に開催したイベントについてお話ししていきます!
今回のイベントタイトルは「アートを通じて自分のマインドを解放する”やりたい”を描くワークショップ」です。
ゲストには平世 将夫氏をお呼びしました。

ゲスト講師:平世 将夫氏

<ゲスト講師> 平世 将夫

1999年 インテリジェンス(現 パーソルキャリア)に入社。その後ドリコム社へ経て起業。2016年 インバウンド専門旅行会社のティ・エ・エスの取締役に就任し、2017年より代表取締役を務める。2020年 カウリスに参画し、金融機関向けサイバーセキュリティ事業の取締役に就任。2022年3月に取締役を退任し、現在はエグゼクティブコーチ及びアーティストとしても活動中。


<イベントログ>

ここからは、ざっくりとイベントの流れをご紹介していきます。
当日は下記のような内容でイベントを実施しました。


①ゲストトーク( want toと have toについて)

②1人での内省ワーク

③アートワークショップ

④グループディスカッション


各セッションの詳細についてお話ししていきますね。

①ゲストトーク

ゲストの平世さんからはまず「感情・身体感覚」非言語を大切にしましょう!というアナウンスから、イベントを開始。
今回のイベントでは、自分の内側に潜む、普段は表現できない気持ちや望みなどを、アートというツールを活用して表現をすることを体験しました。平世さんのトークでは、どのように自分自身の「やりたい」「こうありたい」という素直な感情を見つける時間となっていましたね。

◎Want to と Have to 

イベント内で使用した「want to / have to」の資料

want toは自分軸の欲求であり、have toは他人軸で生まれる欲求や使命感等の感情です。
want toのように外圧のない状態で、自分軸の感情を大切にするのはどうしたら良いか。大人になればなるほど、want toな考え方を持つ場面は少なくなる様に感じます。「どうみられるかな」「何を答えれば正解なのか」そういった世間体の評価ではなく、自分自身が求めている欲求にただ素直に従ってみる。そういった練習が、これから先の社会ではどんどん必要になるのかもしれませんね。


②1人での内省ワークショップ

会場の様子

内省ワークショップでは、今までの経験や過去の自分にフォーカスする時間を過ごしました。まずは具体的な出来事。幼少期、学生時代、社会人になってから…自分が一番心揺れ動いた瞬間や、印象的な出来事に思いを馳せ、できるだけ具体的な様子を頭に思い浮かべました。

その後、思い浮かべた具体的な場面を、どんどん抽象化していく作業に入ります。その時の「温度は?」「どんな感覚がした?」「どんな色?」「どんな形?」など、その時の感情を色や形などの抽象的なものへ、変換させていきます。

これが中々難しい…

参加者の皆さんは、じっと考える人もいたり、少し周りの人とお話しながら変換する作業をすすめていました。


③いよいよアートワークショップ

そして、②の内省ワークを通して湧き上がってきたイメージを、絵の具を使って、真っ白なキャンパスに表現します!! 筆を使って線を描いたり、ペイティングナイフを使用して大胆なイメージを表現する方もいました。また、自身の身体の一部を使って、思うがままに絵の具をのせて行ったり、スポンジでつぶつぶとした面白い肌触りを表現する方もいらっしゃいました。

キャンパスに絵を描いている参加者の皆さま

個々人によって、色/構図/使用する道具/形/余白の作り方 、どれも違っていて個性が輝いていました。描いている間、参加者の皆様は集中していらっしゃり、口数も減って黙々と作業されている様子が印象的でした。


④グループディスカッション

絵を描き終えたあとは、他の参加者が描いた絵を見て回る時間を設けました。他の人が描いた絵を見て、”何を感じたか”、"どんな印象を受けるか” をポストイットに書き出し、絵の周りに貼り付けていきます。この時の平世さんからのアドバイスは「具体的なモノや人、場面を表す様な表現は避けましょう」という事でした。
自分の絵の周りに、たくさんの言葉が溢れている、あたたかい光景が会場に広がりました。

描いた絵の周りに、参加者からのコメントが溢れています

その後、自分のグループへ戻り、グループのメンバーとポストイットのコメントを読みます。そして、自分が何を考えたのかを共有しました。
「自分が表現したかった事を汲み取ってくれている」というコメントや、「さまざまなアプローチでのコメントをもらい絵への愛着が深まった」と話している方もいました。

ディスカッションの様子

<参加者の皆さまからのコメント>

今回のイベントを通じて、参加者の皆様はどんな事を感じてくださったのか、アンケートにお答えいただいた内容の中から抜粋してご紹介いたします。


  • 導入の問いかけのお陰で、普段言語化が難しい自分の奥底にある感情が絵で表面化したのが面白かった。

  • want to とhave toの話や、その後の書き出しの時間も含めてイメージしたシーンの情動にアクセスして絵を描く作業に入る事ができ、お話のおかげでとても集中して描くことが出来ました!

  • want to を五感を使って、明文化できました。


などなど、身体や自分の心とたくさん対話ができたといった内容の感想が多く見られました!


<Interasのキャリアイベントって?>

人事コンサルティング会社Interasでは、
”自分の生き方・働き方” を問い直すための、キャリアイベントを定期的に開催しています。
株式会社Interasは、人材育成、能力開発、採用支援のための人事コンサルティング事業を運営する会社です。

https://www.interas.jp/ 

わたし達は、会社を運営する中で、時代背景と共に働き方に悩まれる方と接する機会がたくさんあります。ライフスタイルや働き方が多様化する中、生き方・働き方にお悩みをもつ方々が
気軽に相談できる交流の場を設けることが必要だと考えました!
参加者が内省とアウトプットを通して思考を一段アップ出来る、そんな学びの場をInterasはつくっていきたいと考えています。

<りつこのひとり言>

今回は現地で開催したワークショップとなりましたが、多くの方に足を運んでいただき、直接気持ちを共有しながら場をつくれた事が大変うれしかったです。
イベント内では「やりたい」という自分の気持ちに一貫してフォーカスが当たっているものの、様々なアプローチで感情を捉え、表現するワークを行いました。日常生活の中で、自身の気持ちをうまく言語化しようと頑張ってしまいますが、こうした非言語での表現方法を練習することによって、コミュニケーションがスムーズに行く場面も増えるのかもしれないな〜と感じました。

絵を描くこと以外にも、音楽やお料理など、日々の暮らしの中で出来る非言語の表現をもっと豊かに、もっと楽しくして、過ごしていきたいなと思えた、今回の企画でした!!

次回の企画は現在計画中になります!
内容が決まったら、また皆様にご報告させていただきます😊

それでは皆様、またお会いしましょう〜