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実はポジティブシンキングはメンタルヘルスに悪い

目覚めよ!魅力!!~人生のドラマコーチャー~斧研(おのとぎ)雅子です。
(キャッチフレーズ変えました💛)

共感する内容だったので忘備録的に記事にしてみた。

どんな状況でも常にポジティブになろうとしている人は、本当の感情を避けているのかもしれない。
「ネガティブな感情をコントロールできないかも」「人に嫌われるかも」という恐怖から来ているのではないか.
しかし、自分の感情を否定したら、健康に弊害をもたらす。

これは確実に言える。なぜなら実体験しているからだ。

自分の感情を否定する

その時、私は明らかに上司の「都合の良い部下」だったのだ。責任のあるプロジェクトと役職を与えられて夜10時過ぎに帰ろうとすると、「今日は早いじゃん。」と、同じく過重労働している同僚から声を掛けられていた。
さらに部長になり、それでもプロジェクトも進行し、新たな職務もドカドカやってきた。

こだわり無く右から左へ淡々と機械的に流すって方法もあったけど、自分が携わった仕事は満足の行く成果物にしたかった。

別に完璧主義者でも何でもない、単なる変態なんだけど。

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そして、マネジメント業務もしかりだ。

周りからは「あの上司は特にあなたにキツく当たっているよ。」と言われていたけど、次期後継者として経験を積ませて頂いていると思っていたから(ポジティブ~( ≧∀≦)ノ)、それに答えなきゃと思って、思うことはあったけど、論理的な反論ではないメンタル的な感情的な面は蓋をしていた。

「女は感情的になるからそういうのはやめろよ」

これは当時の上司に言われていた言葉だ。そんな事重々承知で、なんならそこら辺の男どもの方がよっぽど感情的だったんだけども。

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上司は感情に蓋をしていなかった

ある日、又しても大きなプロジェクトが振られて来た。しかし、その時点でかなり心身に異常を来していたので、「今受け持っているこちらの業務を○○さんに移行して頂けたら受けます。」と回答した。

結果はNO!「ふざけんな!あいつが遂行できるわけ無いだろ、お前がやれ。出来ない理由なんか持ってくるな!」

現行の仕事を遂行し、さらに新規プロジェクトも担当せよと言われた
その時私は「あ~、やっぱり無理でしたか!ちよっと思いきって言ってみたんですがね(^_^;))) ま、しょうがないっすね。」

仕方無く新しいプロジェクトを開始した。

一方で既に進行しているプロジェクトで拘りたい事例があって当該上司に相談したが、
「なんでお前がそんなこと考える必要があるんだ!取引先に考えさせろ!」

私はね、取引先とはパートナーとして並走していきたかったから、その意見は流していた。夜10時過ぎからデータの解釈についてメールの応酬をする毎日。先方もそのプロジェクトに社運をかけているのが分かっていた。

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さらに、経営陣からの業務改善要請や部下からの人間関係、家庭環境に関する相談、所属する学会での発表の準備などやってるうちに、強制終了が起こったのだ。

強制終了が起こった時

少し前から身体のあちこちに異常が出ていた.風邪を何度も引くようになり、頭痛、倦怠感、発熱、不眠、眩暈、訳もなく泣き出す等々。病院をいくつも回り原因を追究しようとしたが、いずれも異常なし

管理職だったのでメンタルヘルスの研修は受けていたが、”部下がそうならないためには・・・”みたいな感じで、まさか自分がなるとは思いもしなかったから、メンタルに不調をきたしているとは認識してなかった

だけど、「部長命令で従わせろ」とか、「人手不足じゃなく、能力不足だろ」と言われ続け、だんだんと震えと過呼吸が起こるようになった。

会議中に訳もなく涙が流れていたが、「これは自分の意思とは関係ない現象ですので、皆さんはお気にすること無く、お手元の資料をご覧ください。」とか言っていた。

しかしついに、会社の門前で足が動かなくなり、心身の強制終了へと繋がった

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それでもまだ蓋をし続ける

心療内科に連れて行かれたが、診察した医師に「まだやれますからそういう診断にしてください。休むつもりは無いですから。」と宣言したが、あえなく休職勧告が出た。
仕方なく上司に伝えたが、「復帰したらバリバリやってもらうから!」と言われ、安心したのも確かだ。
良かった!こんなでも見捨てられていない!
って思ったんだ。ポジティブ~( ≧∀≦)ノ

でも、結局なかなか復帰できなくて、自分の心と向き合って、どうしたいのかをずっと問い続けた。

私はどうしたいのか

休職中も復職後も「自分がどうしたいのか」を考えた。
恐らくこれまでは「○○さんは自分にどうして欲しいのか」を考えて行動していたと思う。
だから、「自分がどうしたいのか」がよく分からなかった

一方で演劇ではそれは割と明確に分かることが多かった。
そこで、演劇を足掛かりに自分を考えてみた。

私が演劇とどう関わっていたかは以前記事にした。

演劇の手法の一つに役作りがある。あなたも好きな俳優さんがドラマや映画、舞台のインタビューを受けた時に「今回の役作りは…」と話しているのを聞いたことがあるだろう。

役作りするにあたり、その作品での目的とか障害とか色々考える。だから自分の人生の目的と言うか、ビジョンを考えてみたわけだ。沢山沢山考えたし、ちょうど「ドラマコーチャー」をやらないか?と言っていただいたのでそれについて調べたし、そうした時にライブインタラクションに出会ったのだ。そしてコーチの資格を取得した。

ライスワークとライフワーク

コーチの資格は取得したが早々簡単にそれを主として生活できるわけではない。当然だ。誰だか分からない人に自分を託せる勇者はいないだろう。

また本職だって好きで続けていたことだから、出来たら以前のように働きたい。幸い勤務先は副業を認めてくれていたので、自分の心身のバランスを保つために、自分の生活の為に、少しづつ両輪が連携して進めばいいと思った。

そして復職した。復職するにあたりネットとか本とか読んでどんな軌道を経てやっていくかを調べ、カウンセラーや人事部の人と話をして復職プランを練り、いざ復職した。

・・・が、状況は人それぞれ。本当にそれを実感するほど、自分の状況は改善していかなかった。

その中でも辛かったのがポジティブシンキングだ。

肯定は役に立つか?

ポジティブに考えやすくするために肯定を利用する人は多い。肯定は検証であり確認だから、心から信じていないことに肯定を使うと、内心の葛藤をひき起こす。

ウォータールー大学のジョーン・ウッド博士は、「私は愛される人間だ」というポジティブな(肯定的な)声明を使って研究を行った。 自己評価の低い人は、この肯定を繰り返すと気分が悪化した。「自分にポジティブな言い聞かせを繰り返すことは特定の人にはメリットがあるが、それがまさにもっとも必要な人にとっては逆効果になる」と研究は結論づけている。

復職しリハビリしている最中と言うのは、まさに自己肯定感が低い状態だ。

愚痴を吐くのはいけない
いつも笑顔で余裕のある人であれ
感情的になってはいけない
と自分に課していたので、私は辛いと言える人が居なかった

そんな私は「弱音を吐いていい」「愚痴を言っていい」「嫌なことは嫌と言っていい」と言うのが復職にあたり必要な事だった。

必死で弱音を吐いた。愚痴を言った。嫌だと言った。

そしてそれにやっと慣れたころ、あることで「それは嫌だ。辛い。」と言ったら、
「良かったじゃん。嫌なことを嫌だって言えたね。進歩、進歩。どんどん吐き出して!そしてそれは、もっとこうしたらいいんじゃないかな?」
と言われた。

凄くそれが嫌だった!私は受け止めてほしかったのに。

過去の自分に怒りたい

言ってくれた人は良かれと思って言ってくれた。励ましてくれた。アドバイスをくれた。

これは病前に私が人に対してやっていたことだ。
なんてことだ!自分は相手に良かれと思って、相手が欲してもいない善意と言う自己満足を押し付けていたのだ。

ポジティブシンキングでも幸せにならないなら、何が効果的か?

ポジティブもネガティブもそれ全部あなただから

私が提供している演劇技法を使ったWSの一つにインプロ(即興劇、アドリブと言う人もいる)がある。
著書の中でいかに子供が自由で、大人になるとどんどんと自分を抑制していくのかを語っている。

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https://www.amazon.co.jp/dp/4880593613/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_iK48Fb7GPXPPX

成長する過程で多くの外的要因の影響を受ける。環境、家庭、教師、友人、メディア、SNS・・・。自分で選択したと思っていても、本当は世論や同調圧力に振り回されていることもありうる。しかも無自覚な事が多い。

ネガティブやポジティブってその基準はなんだ?

あなたが感じていることが、あなたにとって正解だ。それを変えたいのか、変えたくないのか。変えたらどうなるか、変えなかったらどうなるか。それを自分で自分に聞いて判断すればいいんじゃないか?

あなたが困ったら私に連絡してみて。
これまでも多くの人に自分を発見してもらって、自分で自分を変容させて、魅力あふれる変化遂げていくを目の当たりにしている。もちろん、選ぶのはあなた自身だ。

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”演劇の技で自分らしく楽々と人生を生きましょう” ”あなたの魅力を発掘”&”あなたの感性を研ぐ”そんなサポートをします!
プロフィールです(https://note.com/interaction_0369/n/n9a707527a475
ライブインタラクションはコミュニケーション技法、自己実現技法です。
芝居という私の大好きなアイテムを使って、周りが幸せになれたらいい。そのためにライブインタラクション®コーチになりました。
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