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2021.8.7 時間が解決するしかなくて、本人が納得するのを待つ

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2021.8.7 女性 カフェ店員

「昨日は仕事でした。その帰りに銀行に寄って。その後ジェラートを食べたかったからお店に向かっていたら、お休みでした。せっかくジェラートを食べれると思ってワクワクしてたのに、わーっと思って。それでまっすぐ帰りました。夕飯は何を作ったっけ。残りご飯を使わなきゃと思って、ガーリックチャーハンにして。仕事の日は手がかかる夕飯だと自分が疲れちゃうなと思って、あとは焼きそばを作りました。野菜がないね。夫が仕事から全然帰ってこなくて待っていて、食べようと思った頃に帰ってきたのかな。一緒に食べている途中に夫が「お腹が痛い」と言い出して食べるのをやめて。夫は割とすぐにお腹が痛くなる。ストレスかな。それで洗い物をして、24時くらいに寝ました。

最近は、家の庭の雑草の伸びが早くてついていけない。草むしりしないといけないんだけど、暑いしやる気が起きなくて。でも草はどんどん生えてくる。人間よりよっぽど元気だなと。家の中も片付けなきゃいけないし、家の外もやらなきゃいけないし、どこからやっていいか分からない。あとは何をやってるかな。私が働いているお店の人に「趣味は何ですか」って聞かれたんだけど、趣味って何だろうと思って。

あっ、でもね、温泉に入るのが好き。湯船の端っこのふちのところに手をかけて、ぼんやりするのが好き。仕事が終わった後にたまに温泉に行ったりするんだけど、そこから家に帰ってからも夕飯を作って片付けてお弁当も作ってだと、なんだかずっと休まらない。

カフェの仕事は、飲み物を作るのを覚えました。お客さんが間隔を空けて来てくれたらいいんだけど、続いちゃうとちょっと焦っちゃう。この間の失敗は、フルーツソーダを作った時にグラスにシロップを入れて、果物を入れて、氷を入れて、炭酸水を入れて、ミントを飾って出すんだけど、ミントを飾り忘れてお客さんに出しちゃった。氷を入れるのをすっかり忘れていたこともあって、「どうしたらいいですかね?」と店長に聞いたら「飲み物の割合が変わっちゃうから、これ飲んでいいから作り直して」って。忙しい時に間違えないようにしないと。お店の人たちは皆優しいよ。

ノートにね、仕事のことを書いてるの。これを見ながら飲み物を作ってる。お店のお客さんが「ハワイにいるみたいだな」って言ってくれたのが嬉しかった。持っていった飲み物をお客さんが「可愛い」とか言ってくれると嬉しいな。うちのお店、単価がちょっと高くて、自分が個人的に行くのだったら少し高いかなという金額なんだけど。4、5人で来てくれるといい金額になって、ありがたい。

私は、子供の頃は黙々と絵を描いていた。兄弟がいなくて、幼稚園に金木犀の木があって、その下の砂場で遊んだり。プリンが入っているカップに砂を入れてカポってやったり。お寺が経営している幼稚園で、冬になると裏の墓地のお水を備えるところに氷が張るの。その氷で遊んだりとかしてた。花の蜜を吸ったりしていて。ベコニアを食べられるかなと思って食べたら、すごく酸っぱくて食べられなかった。

夫は、多分いろんなことを悩むタイプ。そういう時は「大丈夫だよ」って(言ってあげる)。あまり悩むと心に響きそうだから、悩まないで欲しいけど。性格もあるからね、しょうがないのかもしれないけど。夫はたまにダークサイドに入っちゃうんだけど、どのポイントで入るのか分からなくて。さっきまで普通だったけど、急に黙っちゃって「どうした?」みたいな。私、地雷踏んじゃったかな、みたいな。自分自身、葛藤があるとそうなっちゃうのかな。それは、時間が解決するしかなくて、本人が納得するのを待つ。常に考えている人な気がする。そういう時には夫に「(運が)ツイてる、ツイてる」とか言うね。」

この記事はBE AT TOKYOのプロジェクト、【BE AT TOKYO DIARY】で制作しました。

※感染症等の対策を十分行った上で取材しています。

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