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フリーランスのエンジニアは楽しいって本当?甘くない現実と目指す際に注意すべきポイント

「フリーランスって、楽だし楽しそうだよね」と思っている人、いませんか?自由に仕事をしているイメージがありますが、現実はそう甘くありません。

今回の記事でフリーランスに対するイメージが悪くなる人もいるでしょう。しかし、その厳しい現実を打破するために、会社員のうちからできる方法も併せてお教えします。これを今からやっておけば、理想のフリーランス生活に一歩近づけるはずです!

会社員からフリーランスエンジニアを目指したいならぜひ一読ください。

会社員とフリーランスの最大の違いはこれ!

会社員とフリーランスエンジニアの一番の違いは契約方法です。

会社員の場合、会社と雇用契約を結びます。雇用契約で交わされた業務をして、記載された給料を受け取り、何かあれば労働関連法で保護されます。

一方でフリーランスエンジニアは、会社と業務委託契約を結びます。契約内容に書かれていることをやれば報酬を得られる契約です。

雇用契約の場合、会社が社員を守らなければいけません。同時に安心して働けるよう福利厚生を手厚くすることも多いです。

一方、業務委託契約の場合、その仕事以外でフリーランスを守ることはしません。

契約方法の違いひとつでエンジニア側が負う責任が大きく変わります。

フリーランスエンジニアの現実としてこれから紹介する事例は、業務委託契約ゆえに発生するといえます。それをメリットと感じるかデメリットと感じるかはその人次第でしょう。

フリーランスのエンジニアの現実が厳しい5つの理由

フリーランスのエンジニアはどこが厳しいといわれるのでしょうか?よくぶつかる現実5つをご紹介します。

1.収入が不安定になる

1つ目は収入面です。特に駆け出しフリーランスの時期は案件の単価が低かったり、そもそも受注ができなくなったりします。また、体調不良や案件が途切れるなどで収入がなくなる可能性もゼロではありません。

「今は稼げていても、将来同じように稼げるかはわからない」という不安がつきまとうのが現実です。

2.スキルや実績ありきになる

2つ目はスキル面です。フリーランスは成果に対する報酬ありきです。スキルがない人に仕事は任されず、任せてもらっても低単価の案件に苦しまれることもしばしばあります。

また、スキルや実績が少ないと市場から淘汰されていきます。

コーディングといった単純作業は海外人材を活用するオフショア開発がメジャーになってきました。同時にソースコードを用いないローコード開発も普及し始め、低スキルであればあるほど生き残りにくいのが現実です。

3.案件獲得と管理が大変になる

3つ目は案件管理の煩雑さです。継続的な案件獲得のために営業は必要不可欠。自らアプローチをかけ、案件が終わったらまた次の案件探しへ…と営業し続ける必要があります。

案件がいつ終わるのか、そしていつから営業をしないと収入が途絶えてしまうのか、全て自己管理です。また取引を続けてもらうための信頼獲得も行わなければいけません。

4.年齢により受注できる案件に差が出る可能性がある

4つ目は年齢による壁です。年齢を重ねると受注できる案件が減る可能性があります。体力的に長期案件は厳しくなるでしょうし、「新しい技術が吸収しにくい」と感じる場面も増えるでしょう。

フリーランスのエンジニアは生涯現役が貫ける仕事ですが、現実はそうもいかない場合が多いという声も出ています。

5.全てが自分の責任になる

5つ目は責任に関することです。受注から納品、そして請求まで1人で行うフリーランスエンジニア。トラブルの際は全責任を負わねばなりません。

どの業務も自己責任で、トラブル対応も成果の一部とされます。賠償問題に発展した場合も自分で対応せねばなりません。

トラブルをゼロにするのが最善ですが、そうもいきません。どんなことも冷静に対処する必要があります。

フリーランスエンジニアの魅力4選

厳しい現実が待ち受けている一方で、フリーランスエンジニアならではのメリットも多いです。今回はそのうち4つをご紹介します。

1.働く場所と休みが自由

1つ目は働く環境です。パソコン1つとインターネット環境があればどこでも仕事ができるので、働く場所や時間に縛られません。コロナ禍を経てzoomなどオンライン通話ツールでの面談もメジャーになってきたので、出社せずに仕事ができる環境です。

一部常駐型の仕事もありますが、その仕事を選ぶかどうかも自分次第です。

当社が運営するインテントフリーランスでも常駐型・リモート可の案件を揃えています。

2.仕事量の調整が容易

2つ目は仕事の決定権があることです。仕事は会社から割り当てられ、受けるかどうかの選択肢は限られています。多くの場合、参加するプロジェクトは自由に選べません。

一方、フリーランスのエンジニアは、面接を受けるか、仕事を受けるかを自分で決定する自由があります。

スキルや状況によっては、来る仕事をすべて受けざるを得ないこともあるかもしれません。しかし、一定レベルのスキルや実績があれば、自分の希望する仕事を選びやすくなります。

3.人間関係の悩みがない

3つ目は人間関係です。「悩みの9割は人間関係から」と言いますが、フリーランスエンジニアになれば煩わしい人間関係とは無縁です。

ただ、最低限のコミュニケーションや面談でのプレゼンテーションなどを行わなければいけないのが現実です。しかし、上司や同僚の顔色をうかがうなど面倒な人間関係で悩む機会は圧倒的に減ります。

同時に、案件ごとに関わる人が変わるのもフリーランスエンジニアならではです。

4.頑張り次第で高収入が可能

4つ目は収入面です。フリーランスエンジニアの多くが年収500~800万円台と、会社員のエンジニアより稼げています。スキル次第では簡単に年収1000万円を手にしている人もいるのが現実です。

はじめのうちは低単価の案件で消耗することもあるでしょう。しかし、そういった経験も実績になるのがフリーランスエンジニアというものです。スキルを増やし、実績を積めればあっという間に高収入が叶います。

フリーランスエンジニアの厳しい現実を打破するためにできること5選


今まで取り上げたフリーランスエンジニアの厳しい現実と魅力。その中でも厳しい現実は事前準備をしておけば打破できることが多いです。

「会社を辞めてフリーランスを目指したい」という会社員が今できることを5つご紹介しましょう。

1.スキルを磨く

1つ目はスキルを磨くことです。このスキルとは、どんな案件でも活かせる汎用性の高いものを指します。

一部の言語しか扱えないなど、限定的なスキルしか持っていないと特定の案件しか受けられません。これでは十分な稼ぎとは程遠いです。どんなクライアントでも対応できるマルチスキルを今のうちに習得しておきましょう。

今いる会社で新しいスキルの習得を目指すのもいいですが、副業を通じて身につけるのはいかがですか?

インテントフリーランスでは経験が浅くても参画できる案件を多数準備しています。

2.実績を積んでから独立する

2つ目は実績作りです。急に独立して「仕事を下さい!」というのではなく、まずは実績を作るところから始めましょう。

フリーランスにとって、実績の数字はポートフォリオ以上の威力になります。まずは会社員のうちに実績を作り、ポートフォリオも充実させてください。

インテントフリーランスには副業稼働OKの案件も多数ご用意。独立前の実績作りにぴったりです!

3.人脈を広げて仲間を作る


3つ目は人脈作りです。フリーランスエンジニアは1人で仕事をするのが基本で、どうしても孤独を感じやすいです。また、フリーランス白書2020によると7割のフリーランスが人づてで仕事をもらっています。

将来安定して仕事をもらうためにも、そしてモチベーション維持のためにもフリーランス仲間を見つけておきましょう。

4.副業から始める

4つ目は副業として少しずつ始めることです。まずは小さく始めることがフリーランスとして成功するコツです。

副業として始めると同時に、収入がどれくらいになったかなどを発信すれば3つ目に紹介した仲間探しも簡単にできます。あなたを応援してくれるファンを増やすことで、モチベーション維持にも繋がるでしょう。

インテントフリーランスでは週3日からフルリモート稼働できる案件を揃えております。副業で始めたいなら、一度お問い合わせを!

5.エージェントを活用する


5つ目はエージェントの活用です。フリーランスエンジニアはとても不安定。だからこそ、将来どうしていけばいいか悩んでしまうものです。

こうした不安を解消するのに最適なのが、専門エージェントです。

エージェントに登録すると案件を紹介してもらえるだけでなく、キャリア相談にも乗ってくれます。インテントフリーランスでは、紹介した案件が終了する前に次の案件を紹介するので収入が途絶えることがありません。

「今後うける案件をどうしようか迷っている」といった相談も大歓迎!登録は無料なので、まずは登録をして相談だけでもしてみるとよいでしょう。

さいごに

フリーランスエンジニアはどうしても不安定になる、これは仕方のない現実です。収入面での不安定さに仕事量の不安定さ…。不安定になってしまうのは業務委託契約という契約形式上どうしようもありません。

しかし、会社に縛られるわけではないので自由に仕事を選び、場所を問わず働けるのはフリーランスならではです。頑張りはすぐ反映され、高年収も狙えます。

会社に勤めていて「フリーランスになりたい!」と思っているのであれば、まず副業から始めてスキルを磨き、実績を増やしましょう。最初のうちは自分一人で進めるのはなかなか難しいものです。そんな時はエージェントを頼ってください。

インテントフリーランスでは週3日から稼働ができる案件を紹介可能です。これから頑張りたい駆け出しフリーランスに限らず、案件獲得に困っている現役フリーランスエンジニアの方も是非ご登録ください。登録は無料です!
インテントキャリア: https://intent-career.com/
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