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2021年12月の記事一覧
【読書】罪の轍 奥田英朗
前回奥田 英朗の「コロナと潜水服」という短編集を紹介しましたが,今回は長編。久々に読み応えのある面白い長編に出会いました。
しかし奥田さんはどうしてこんなに色々なタイプの小説が書けるのだろう。ヤクルト→巨人の広沢の顔が大きいという話を書く裏で,こんなシリアスなミステリーを書けるのは本当に素晴らしい。私が初めて奥田 英朗に触れたのは「オリンピックの身代金」という長編のミステリーもあったのだが,あれ
前回奥田 英朗の「コロナと潜水服」という短編集を紹介しましたが,今回は長編。久々に読み応えのある面白い長編に出会いました。
しかし奥田さんはどうしてこんなに色々なタイプの小説が書けるのだろう。ヤクルト→巨人の広沢の顔が大きいという話を書く裏で,こんなシリアスなミステリーを書けるのは本当に素晴らしい。私が初めて奥田 英朗に触れたのは「オリンピックの身代金」という長編のミステリーもあったのだが,あれ