こんなレストランどうですか?
ひらめいた!
こんなレストランはどうだろう。
メニューは一般的な定食屋さん。
和洋中ある。
焼き魚に副菜、酢豚、麻婆豆腐、オムライス、ハンバーグなどなど。
値段はメニュー1つに2種類書かれている。
大体800円から1000円ぐらいの価格帯と、500円から700円ぐらいの価格が
ふたつ。例えば、ハンバーグは900円と600円。
この金額の違いは何かというと、安い方は自分で料理を作って自分で出す。そして自分で食べる、その時の価格。
高い方は、レストランにいる料理人が作り方を教えてくれる価格。
つまり自分で作れば安く食べられるレストラン。
1人暮らしの方にはきっとありがたいのではないか?!
これの何が良いかって言うと、
材料を自分で用意しなくて済む。
キッチンスペースや調理道具を用意しなくて済む
料理を作りたい!と思っている人がチャレンジできる
一人暮らしの自炊のなにが煩わしいかって、1人前の食材を用意する事なのだ。。
いろんな種類の野菜や調味料を用意しようとすると、1食ちょっとしか使わないかから、ずっと残って結局捨ててしまったりする。
味噌とか、レシピ通りに作ろうとして買ったオイスターソースとか。
とってももったいないし経済的じゃない。
でも、毎日お惣菜やコンビニ菓子パンを食べてたら、 体に良くない。
さらに、1人暮らしのキッチンは狭い。道具を置く場所もない。
たっぷりのお湯でスパゲティを茹でて、フライパンのソースとからめてください、って言われても、両方同時に火にかけられなかったり、たっぷりのお湯を沸かせる鍋なんてないのです。。。
そんなニーズをマッチングするレストラン。
分からない料理もシェフに教えてもらって、上達させる!なんてこともできる。
どうですか?!ジャストアイデアだけど、素晴らしいじゃないか。
え?なんだって?
でもそれってミールキットでいいんじゃないですか、って?
え、なにそのソリューション、、、。
そのレシピに応じた適量の食材が送られてきて廃棄も出ない。
シェフや料理研究家の方が監修するレシピがあったり、 すぐ作れるレシピやイベントで使えるレシピなど種類も豊か、マンネリにならない。
いやいやいや!
でもこれはちゃんとキッチンがあるお家で、ちゃんと料理が出来る人が作る前提でしょう。
このレストランは、料理ができなくてもシェフに教えてもらう、という選択肢があるし、キッチン道具・キッチンスペースがプロ仕様!
そこがいいんじゃないですか。
しかし飲食店には衛生的な問題が立ちはだかる。
すごくリアルにやろうとすると、一般の人が勝手にキッチンの中に入って提供する料理を作ることはできないのである。
やろうとすると、ご自身で検便の検査の結果を持参してください。
それがないとキッチンで料理は作れません!
現実的に考えるとそうなる。
そうなると、検査費用がかさみ、1ヵ月、厳しく設定すれば2週間に
1回は検査してもらわないと、このレストランが使えない、ということに。
そうか、そんな面倒くさいことやってまで、利用価値があるか、か。
だが、事実は小説よりも奇なり
人が想像できることは、人が実現できる
実は、もっとリアルで凄い事をやってるレストランがある。
それが未来食堂。
こだわりが色々ある食堂だが、メニューの基本の売りは”あつらえ”
また、50分のお手伝いで1食がタダになる、”まかない”
がありお金がないときにはお手伝いという方法でご飯を食べることができる。
そして、お手伝いしたどこかの誰かが、自分は食べずに、1食分を置いていける”ただめし”という制度もある。入口にこの”ただめし券”が貼ってあり、それを困ったときに自由に使うことができるのだ。
さらに、お手伝いの際に、細菌検査を受ければ調理のお手伝いもできるよ!と謳っているのだ。すごいぞ、未来食堂。
ホームページのこの言葉に、愛を感じる
この未来食堂のお手伝いで学んで、独立した方もいるとか。
すごいぞ、未来食堂。
まとめ?
今回は、
「未来食堂に行こう!近くに無い人はミールキットを注文しよう!」
っていう話でしたっけ?
閑話休題
「食を取り巻く環境」がどんどん変わっている今。
飲食店もコンビニもスーパーもAmazonも、すべてがライバルとして存在するキビシー世の中ですが、美味しいものを食べたい!という欲求だけは無くならないもの。
それを叶えてくれる場として、リアルに空間を持っている飲食店が価値の独自性を生み出すことはできる!飲食店はまだまだ力がある!
と期待しております。
以上!
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