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好き!好き!大好き!

今日は1時間半、ほぼずっと一人で喋っていた。大事なプレゼンだった。
新しい部署に来てまだそれほど経ってないし、場慣れもしてない。
今日は特に人も多かったし、後半、自分でも何を言ってるのかわからなくなるほど、意識が遠のきそうだった。毎回反省するのに、「今回は大丈夫だろう」と余裕が出てしまって、結局準備不足が露呈する。

ただね、プレゼンの練習ってあんまりするもんじゃないと思うのよね。
むしろ、しなくていい。
何回もその情報を頭の中に入れてると、「みんな何回も聞いていて、説明が過剰になる」って脳が勝手に判断して、「ちゃんと伝えよう」という気持ちが弱まる気がする。
昔親友の結婚式で友人代表を務めたけど、紙に書いたり、練習とかすると却って頭が真っ白になって、冗長あるいは棒読みになって悲惨なことになったしな。逆に、大体の内容だけ決めて、あとはノリで話そうと思った方が、意外と良いスピーチになったりする。
ちなみに私は元々、スピーチという類は得意なタイプ(謙遜とは?)。物おじしないし、何だか堂々としてるので、只者じゃない感を出すのだけは自信がある。「感」だけだけどね。笑

まあいいや。
でも我ながら、本当によくやった。
偉い!さすがだ!
でも疲れた!疲れた!ぐったりだ!!

仕事中は割と「キリッ」とした気持ちでいるので(少なくともプレゼン中は)、疲れが極限まで達すると、大人な私は疲れて寝てしまい、小四女子ぐらいの人格が登場する。娘もちょうど算数のテストだったようで、「ねー、練習で上手くいっても本番緊張するよねー、わかるー」と友達のような会話をする。
フラフラだ。でも晩御飯作らなきゃ。シチューが煮えるまで、kにラインする。

疲れた!お腹すいた!お酒が飲みたい!(これは小四ではない)。ねえねえ、k聞いて!今日すんごく仕事頑張った!疲れた疲れた!!褒めて褒めて!!


「相変わらず頑張ってるね」

びっくりマークつけようよ

クゥー!!ねえ、もうちょっと褒めてよ、褒めて!!明日は出社?

「明日は出張だから会社には行かないな」

えーいないのー

えー残念残念!!だったらせめて、想像でヨシヨシしてよ!!!

「してるよ✨」

星キラキラなかったら怒るところ

皆さんはお気づきだろうか。ええ、そうです。これがもうすぐ45歳になる女が8歳下の男に言ってる台詞ですよ。書きながらドン引きですわ。でもいいの、しょうがないの。
普段はちょっと我慢してるんだから、いいのいいの。
私の小四女子(娘と同じ年)の人格はとっても素直なので、思ったことはボンボン言ってしまう。好き、好き、大好き、が溢れて止まらなくなる。もうすっかりご就寝のkに「好き、好き、大好き、溢れてくる」と送ってしまったけど、送信取り消ししないの。だって大人な私はもう寝ちゃったし、なんで消す必要あるのかしら。

んで。明日の朝、送ったラインが既読スルーされてて、ガーンってするのは45歳の私なんだろうな。大丈夫、大人な私は「えー、なんで返信しないのー!ちょっと!」なんて言わないから。

今日もおつかれさま。
おやすみ。







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