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【2022年最新版】クリニックにおけるインスタグラムマーケティングとは?

近年、Instagramを新しい集患媒体のチャネルとして利用するクリニックが増えてきました。

以前は、都内の美容クリニックやホワイトニングを中心とした審美歯科を得意とする歯科クリニック等が主に利用されていましたが、最近は、普通の歯科クリニックや小児科系を中心としたクリニックにもInstagramを集患媒体として利用する所が増え、集患、増患に成功している事例も増えてきました。

なぜInstagramを利用するクリニックが増えてきているのでしょうか?
それは一言でいうと、医療業界の方もInstagramの集患力の高さに気がついたからです。

ここでは、2023年に向けて医療業界の今後のInstagramマーケティングの動向と重要性、そして、具体的な活用方法を詳しく解説していきます。

▼医療業界のインスタグラムマーケティングの必要性

医療業界はInstagramマーケティングの知識が非常に遅れている業界です。

なぜなら一昔前までは、クリニックの需要と供給のバランスが保てたので、そういった集患の知識がなくても、よほど立地を間違えなければ、ホームページや、口コミ、駅看板等で少しずつ認知され患者さんが増え、利益を上げることができました。

しかし、昨今の状況はというと人口の減少、クリニック数の増加、開業地域の偏り、診療科目の細分化など様々な要因で需要と供給のバランスが崩れ、経営が上手くいかなくなっているクリニックが増えてきました。

特に顕著なのは歯科クリニックで、多くの地域で需要と供給のバランスが崩れ、供給過多の状況になっており、競争が激化しています。

ですが、そんな中でも集患に成功し、大きな利益を出しているクリニックもあります。

その多くは、Webマーケティングと言われるSEO対策やリスティング広告、リマーケティング広告、そして最近では、テナントビジネスで集客効果の高いとされているMEO対策やストリートビューの設置など、しっかりとWeb周りの対策をしているクリニックが集患・増患に成功し大きな利益を出してます。

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https://note.com/instgram_hp/n/nb08e55200e28

また、更にInstagramをはじめとしたSNS対策まで、しっかりと実施しているクリニックは、さらに集患、増患に成功しています。

Webマーケティングは、今後、医療業界でも重要な集患対策の施策になっていきます。

▼インターネット時代のAISCEAS(アイシーズ)対策

AISCEAS という言葉はご存じでしょうか?

出典元 サクラサクラボSEO研究所
https://onl.bz/gh6NBcQ

AISCEASとは、インターネットが普及した現代における消費者の購買行動モデルを表した概念のことです。簡単にいうと現代の消費者は、商品を選ぶときに、販売サイトはもちろん、さらに口コミサイトやInstagramなどで詳細な情報を自ら集め、比較検討し、選ぶという流れになっています。
 
言うまでもないですが、これはクリニックを選ぶ際も同じ事がおこなわれています。
 
クリニックに行こうと思ったら、ホームページや口コミサイト、比較サイトだけでなく、今ではInstagramなどSNSを使い、患者さんが自ら情報を収集し行き先を決めています。

ですから、WebやSNSの対策をしっかりと実施しているところは、対策をとっていないところに比べて、認知される力も、クリニックをアピールする力も圧倒的に強いので、比較検討された際に勝つことができます。

近隣競合クリニックより『選ばれるクリニック』になることができるのです。

例え競合クリニックが周りに多かったとしても、他にWebマーケティングを実施しているクリニックのいない地域では、比較検討に勝てるので、一人勝ちの状態を作ることができます。(もちろん一人勝ちをしているところはその方法を内緒にします)

Webマーケティングの手法を使わない(知識がない)と、患者さんの比較検討する際の判断基準になる情報が与えられないので、比較検討されたときに負けてしまう確率が上がってしまいます。

そうなると、健全なクリニックの経営を続けること難しくなります。

しかし、SEO対策、MEO対策、リスティング広告、リターゲティング広告、Instagramなど一気にやろうとすると費用も動力が掛かりすぎ、結局なにも手をつけられない状況になってしまうので、まずは無料で始められるInstagramから始めることをお勧めします。

なぜInstagramを勧めるかというと、Webマーケティング施策の中で、近年、他業界で爆発的に集客の実績を上げているのがInstagramマーケティングだからです。

Instagramは大きな集患の可能生を秘めています。

医療業界はInstagramを利用している割合はまだまだ他業界に比べると圧倒的に少ないので、今から始めたところは、大きな“先行者利益”を得られる可能生もあります。

生き残り競争に負けないよう、しっかり知識をつけていきましょう。

【Instagramの運用に困ったらInstagram版ホームページがオススメ】

https://instagram-isei.jp/

▼“タグる”から“ググる”へ大きな転換期

InstagramなどSNSの知識が少ない方はご存じないかもしれませんが、検索は今、“ググる”から“タグるへ”の大きなシフトチェンジの転換期に来ています。

あまり詳しくない方のために少し説明させて頂くと、“ググる”とはGoogle検索のこと。“タグる”とは、Instagramで検索することを言います。

つまり何かを調べるときにGoogleを使って検索するのでなく、Instagramで検索することが主流となってきているということです。

まずここがInstagramをやらなくてはいけない最大の理由です。

Instagramユーザーは何か調べたいときにGoogleを使って検索し、調べるのではなく、Instagramを使って検索し、調べてしまうので、Instagramにクリニックのアカウントを作っていないと、Instagramユーザーからは見つからないクリニックとなってしまいます。

現在、Googleで検索されるために、Web上にクリニックのホームページサイトを作るのと同じで、Instagramで検索されるにはクリニックのInstagramアカウントが必要になります。

確かにまだ飲食やファッションなど他業種と違いクリニックを調べるときはGoogle検索が主流ですが、全体的な流れは少しづつGoogle検索からInstagram検索に移行してきています。

この時代に流れに乗り、医療業界もInstagram検索する人のボリュームが大きくなったときは、集患に大きな差が出てきますので、時代の流れに取り残されないよう、今から対策しておくことが重要になります。

出典:SHIBUYA 109 lab

飲食、ファッションなどもInstagramが出てきた当初は、Instagramが検索の中心になるなど多くの企業が思っていませんでした。

しかし、現に、Instagramが流行った当初の2018年頃からInstagramに力を入れてきた他業界の企業は、集客に大成功し、現在、大きな先行者利益を得ています。

しかし、Instagramを軽視していた企業は、集客に苦戦を強いられ、遅れを取り戻そうと、Instagram運用代行会社に月々20万円とか30万円とか、高いお金を払い、遅れを取り戻そうと必死になっています。

出典元 マーケトリブン
https://onl.bz/aQsNcr1

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参考:Instagram運用代行料金比較相場サイト
スナップレイス
https://snaplace.biz/instafee/ 
SaaSLOG
https://onl.bz/5bRdBpB
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医療業界も少なからず、このInstagramマーケティングの波が来ることは、過去のWebマーケティングの歴史を見ても分かります。

SEO対策やリスティング広告、比較サイトへの掲載、またMEO対策、Youtube戦略など、他業界で行われたWebマーケティング手法は、数年遅れて医療業界でも使われて成果を出しています。

今は、目新しいと感じるInstagram(他業界では当たり前の必須集客媒体)ですが、数年後は医療業界でも当たり前の集患媒体になる可能生があるので、今のうちに準備しておく必要があります。

▼歯科クリニックはInstagramの早急な準備が必要

冒頭でもお話しましたが、特に歯科クリニックは競争の激しい科目になります。
都市圏に偏る開業による競合クリニックの増加、子供の虫歯の減少、人口からみる歯科クリニックの需給バランスの崩れなど、歯科クリニックを取り巻く環境は非常に厳しくなっていますので生き残るためには、早急な対策が求められます。

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参考サイト
日本歯科医師会
~データで見る2040年の社会と今後の歯科治療~
https://onl.bz/uAgt34p

フィリップス(Healthy Japan)
~日本の子供の虫歯は急激に減少している!~
https://onl.bz/K9G97Wf

医療業界求人№1サイト ジョブメドレー
~その数コンビニ以上!歯医者は宝刀に過剰供給なのか調査してみた~
https://onl.bz/tqAPQqL
 
歯科開業トピックス
~歯科医院の新規開業を取り巻く環境と現状について~
https://onl.bz/G4rAHrc
――――――――――――――――――――― 
しかし、このようにデータを見て危機感を感じても、Instagramを知らない方は、「Instagramって若い女性がやるものでしょ?うちの客層とは関係ないから必要ない」と思われている方も多いのですが、それは全くの見当違いです。その知識は、2017年で止まっています。

2017年に流行ったインスタ映え写真例

これからInstagramの過去の歴史と今後の動向を説明していきながら、Instagramの重要性の理解を深めて頂きます。

【集患・求人でお困りならInstagram版ホームページで解決!】

https://instagram-isei.jp/

▼Instagramの歴史

Instagramの利用者は2019年のMeta社(当時Facebook社)の公式発表によると、2019年の利用者数3300万人。日本人の4人に1人がアカウントを開設しています。
5年で8倍と飛躍的にユーザー数を伸ばしています。

他のSNSとの比較ですが、現在、このブログをご覧の皆様の中にもFacebookを利用されている方は多いと思うのですが、実はもうFacebookのユーザー数を超えたSNSに成長しています。
 
また、このアクティブ率に注目してもらいたいのですが、アプリをアクティブ率とは積極的に使っているか否かという数値なのですが、Facebookは最近オワコンと言われるようになって来ている様にアクティブ率が56%とだんだん下がって来ています。
アカウントを持っていても約半分の方が使ってないということを示します。
 
ですが、Instagramのアクティブ率は85%と、LINE同様に毎日使っているというデータもあるように、この先、Instagramはどんどん利用者を広げている状態が今もなお続いています。

また利用者層も幅広く、20代、30代、40代と沢山の大人が利用しています。男女比率も4対6位で男女比もさほど変わりません。若い女性が使うものというのは、過去の話しとなっています。 

さらにもう少し今後の動向を理解して頂くためにInstagramの歴史をもう少し深掘りさせて頂きます。 

 Instagramが皆さんの耳に入ってきたのが2017年の”インスタ映え時代”からスタートします。若い女性がパッと見綺な、よくいう“映える写真”を投稿し注目を集めました。

多くの方がここの印象が強く、興味のない方はここで情報が止まってしまっているのですがここからInstagramは飛躍敵に進歩します。 

※後ほど、Instagramアカウント作成の際に詳しく説明しますが、この“パッと見キレイ”“映える”というのはInstagramの文化で有り、今もInstagramアカウント作成の際には重要な要素となております。

 2018年から飲食業界やファッション業界を中心とした、沢山の企業がInstagramに参入します。ここでInstagramに参入した企業がInstagramマーケティングに成功し、多くの顧客を集めて、販売につなげ、大きな先行者利益を得ることに成功しました。

先行者利益を得たスターバックスコーヒー
アプリマーケティング研究所
https://onl.bz/b5ZRvbY

 現在、医療業異界は他業界の2018年の状況に似ています。
ですから、過去の歴史を見ると先行者利益を掴める確率が高いので、2022年の今、Instagramの運用をお勧めしています。 

そしてこの2019年から大きな動きがでてきます。 Instagramの投稿のトレンドを簡単に説明すると、写真ではなく文字投稿や文字と写真の入ったお役立ち情報のジャンルが増えてきました。 

それによって様々な情報が手軽に手に入る様になったので、何か調べるとき、今まではGoogle検索で調べていたものが、Instagramで検索するようなユーザーが増えてきました。 

これが冒頭にお伝えした、検索は“ググる”から“タグる”へ、という言葉生まれたのがこの頃です。この言葉は2019年頃から始まっています。 

このような流れを汲み、Instagramは、コミュニケーションツールから、GoogleやYahoo!の様な検索エンジンとして利用する方が増えていきました。

 是非、20代、30代のスタッフに聞いてみてください。Instagram検索が使われていることに驚くと思います。

▼Instagram検索機能の追加

この流れはさらに加速します。
少しInstagramをご利用になられていない方はわかりづらいのですが、Instagramは今までは「#タグ検索機能」という検索方法で、検索をしていたのですが、2021年の11月からInstagramの中に、GoogleやYahoo!のような、キーワード検索機能が追加されました。

ここが非常に重要で、この機能がついたことによって更にInstagramの検索機能が使いやすく調べやすくなったので、Google検索からInstagram検索へ移行する人が増える予想されています。
 
先程も説明しましたが、クリニックのInstagramのアカウントをもっていないと、患者さんがInstagramで検索してもクリニックが出てこないので3300万人以上いる、Instagramユーザーからは、存在しないクリニックとなってしまいます。

何度も言いますが、2022年の今はまだInstagramアカウント持っているクリニックが少ないので、アカウントもっていなくても大きなマイナスはないかもしれません。

しかし、時代の流れによってInstagramアカウントを持つクリニックが増えると、Instagram内で比較検討が済んでしまうので、そうなると少しずつ集患力が低下していってしまいます。
 
現に、私も常に最新のマーケティング知識を知るため、SNS運用のオンラインサロンやセミナーに参加して、最新の知識を学んでいるのですが、歯科クリニックや普通のクリニックの集患の成功事例をたくさん耳にするようになりました。

またそういったサロンやセミナーに医療関係者が近年増えてきているのを肌で感じます。
 
クリニックのInstagramアカウントは今後、現在当たり前のようにある、ホームページのように必須の集患媒体となってきますので、最先端のマーケティング手法で、これから始まるInstagram検索時代の集患対策の準備していきましょう。

▼他業種とは違うクリニックのInstagram活用法

Instagramの運用と聞くと、Instagramに挑戦した方はわかると思うのですがとても大変です。
多くの場合、通常のクリニック系のアカウントは20投稿位で挫折してしまいます。

しかし、最初に重要なことなのでまずお伝えしますが、クリニックの運用方法は、飲食業界やファッション業界、また医療業界でも早い段階でInstagramを取り入れている都内にある美容クリニックや審美歯科クリニックなどの運用方法と、普通のクリニックや歯科クリニックでは、運用方法が異なります。

ここでは美容や、審美歯科等のクリニックではない、一般的なクリニック、歯科クリニックの正しいInstagramの運用方法を説明していきます。

では、通常ビジネスで使うための一般的なInstagramの運用方法を、美容クリニックを例に説明していきます。

まず、そもそも美容に関してですが、多くの女性(最近は男性も)は普段から美容を気にしているので、少しで何か美容に良い情報がないかと探しています。

その情報収集している方へ(潜在顧客層)、美容に関する豆知識を、映える写真と解説文と共に投稿したり、目を引く様な施術のビフォーアフターなど毎日投稿し、興味を引き、フォロワー数を増やしていきます。

Instagram投稿一例

そして、さらにそのフォロワー(潜在顧客)に対して、ザイオンス効果を誘発させるストーリーズ機能を上手に運用して、ファン化させ、来店に導く、というのがInstagram集患の代表的な使い方になります。

 https://note.com/instgram_hp/n/n7014d2c0f8d0 

しかし、一般的な虫歯や風邪などを扱うクリニックはというと、普段から「虫歯にならないためにはどうしよう?」とか、「風邪を引かないためにはどうしよう?」と、日頃から悩んで、積極的に情報を収集しようとしている人はなかなかいません。いたとしても、そういった方は、きっとかかりつけ医がいることでしょう。

なので、そもそも「虫歯にならない歯磨きの仕方」や、「風邪を引かない食事10選」などの投稿は、興味がある人が少ない(潜在顧客層が少ない)ので頑張って投稿しても、なかなかフォロワー数は増えません。

歯を白くしたいという潜在顧客層は多くあっても、虫歯にならないようにしたいと思う潜在顧客層は少ないからです。

ですから、通常のクリニック場合は、すごく頑張っている(プロが見て素晴らしいアカウント)ところでも1,000フォロワー前後のところがほとんどです。

また通常のクリニックの場合は、潜在顧客層が少ない上、美容クリニックや審美歯科のように目を引く映える写真やビフォーアフターなど投稿する素材もあまりありません。

更に専門的な医学的な内容の投稿になるので、基本的には先生自らが文章を考え作成しなければならないので、先生自体にとても手間と時間が掛かってしまいます。

医療関係のInstagramで成功しているところは、外注に丸投げしている以外は、よほどInstagramに関して詳しくて好きなスタッフがいるか、先生自らがInstagramに興味があり(必要性を感じ)、先頭を切ってやらない限りはなかなか上手くいきません。

ですから、スタッフに任せてInstagram運用を始めたクリニックの多くは、休院のお知らせ、営業時間の変更のお知らせ、予防接種のお知らせなど事務的な報告か、スタッフ(ドクターは映らない)が、なんとなく映っている写真等のつまらない投稿になり、フォロワーも増えることなく、投稿するネタもなくなり、結局1~2ヶ月で辞めてしまい、中途半端なアカウントだけが残るという形になっています。

※中途半端なアカウントは検索されたときにクリニックのイメージダウンに繋がるのでアカウントを消去することをお勧めします。

ですから、美容や審美歯科、また他業界の様にフォロワーを集め、ストーリーズでファン化させ、来院につなげるというのは、できないことはないですが、動力やコストを考えるとその分に見合った集患ができるかというと普通のクリニックは難しいのが現状です。

ですから、通常のクリニックアカウントを作成する際に大切な事は、一般的なInstagramマーケティングで使われる投稿を増やしてフォロワーを集める事を目的とせず、投稿数は少なくて良いので、患者さんに検索されたとき、患者さんが求める情報が、しっかり投稿されていて、パッと見“映える”魅力的なアカウントを構築しておくことが重要なポイントとなります。

▼比較検討されたときに効力を発揮させるアカウント作り

では、患者さんはクリニックのどんな情報を求めているのか?
その答えを知るためには、患者さんは何を基準にしてクリニックを選んでいるのかを把握する必要があります。

こちらの総合メディカルさんの調査データによると、患者さまがクリニックを選ぶ際に一番重要にしているのが医師の人柄ということです。

出典元 総合メディカル「DtoD医療モール」
https://www.clinic-mall.com/dtod/d005.html

これは感覚的にも分かると思うのですが、皆様も何か美容院やコルフレッスンなど、人が関わるサービスを受けるときは、どんな人がやってくれるんだろうと気になると思います。

ですから、Instagramの投稿にまず必要なのは、お知らせでも、先生以外のスタッフの投稿ではありません。一番必要なのは、診察する先生の人柄が伝わる写真や動画です。

具体的には、先生が挨拶している動画や、診察している様子や朝礼の様子などの仕事に関連する動画や写真などを投稿していきます。

また、スタッフとランチや懇親会などをしている様子や、ボーリングなどイベントを楽しんでいる動画や写真も人柄が自然と伝わるので、非常に効果的です。

くずのぐち歯科クリニックInstagramアカウント
https://www.instagram.com/kuzunoguchidentalclinic

さらに強力なのは、先生が失敗しているところ(スタッフに少しいじられている様子や趣味のゴルフで空振りして笑われているシーンなど)や、家族やペットと過ごしている様子など、普段クリニックでは魅せない先生の人間的な弱さや優しさの部分を魅せると、さらに強く親近感を抱いてくれます。

多くのクリニックは、ホームページしかもっていない所がほとんどです。
しかもホームページの情報(ドクター紹介ページ)はというと、ドクターの顔写真と、簡単なあいさつ文、そして経歴が書いてあるだけのサイトがほとんどです。(先生のところもそうではないですか?)

また、写真がなかったり、イラストだったりというところもあります。それでは先生の人柄はなかなか伝わりません。

少し対策しているところでも、ドクターズファイルさんや東京ドクターズさんを使い、先生の紹介ページを作り、自院のホームページからリンクさせ、クリニックの理念やお人柄を写真と文章でアピールしていますが、今の人たちはもう、動画と写真からの情報に慣れてしまっているので、あまり長い文章を読みませ。

ですから、そのような方法は効果を期待できなくなっています

キレイで素敵な写真が掲載されるので、写真から先生の人柄を少なからず伝えられるので、ないよりもないよりもあった方が、競合クリニックより比較検討に有利に働きますが、それでしたら今は動画で先生の人柄を伝えらる、多くの人が慣れ親しんでいるInstagramを有効利用した方が効果が見込めるのは感覚的にご理解していただけると思います。

もうひとつInstagramアカウントを作る上で大切なことは、先生以外のスタッフの動画や写真を掲載することも大きな集患効果を発揮する要因になります。

スタッフが楽しそうに働いているところや、ランチやイベントの写真など投稿することによってクリニック全体の楽しい良い雰囲気を伝えることが出来ます。

たまに「あそこのクリニック、先生は良いけど、看護師や受付が最悪だから行かない」なんてことも耳にします。

スタッフの雰囲気もクリニックの選びのひとつの大きな判断材料になっているので、動画や写真に協力してもらえるスタッフがいれば、是非協力して、先生だけでなくクリニックの全体的な雰囲気の伝わるアカウント作成を心がけいきましょう。

最後に、内装が綺麗だったり、特徴的(子供の待合室が広い・隔離スペースがある等)だったりと、何か内装に自信があるクリニックは、動画でクリニックの内装をしっかりと紹介すると、こちらも集患の効果が期待できるので、是非動画での内装ご案内を作成してください。

特に、新規開業時のクリニックは内装が新しくてキレイというのも強みですので、その辺りの強みもInstagramを使って最大限にアピールしていきましょう。

余談ですが、MEO対策をする際は、これと同じ原理でストリートビューを設置すると、来院率がアップするので、しっかりとストリートビューを設置しておきましょう。

【ストリートビュー設置で来院率アップ】

https://note.com/instgram_hp/n/nb08e55200e28

最後まとめると、投稿数は多くなくていいので、先生の人柄やスタッフの楽しい雰囲気が伝わる投稿をし、検索されたときに、患者さんが欲しい情報(先生の人柄・クリニックの雰囲気)が得られるようなクリニックアカウントを作成することが現在必要な、集患効果の高い、普通のクリニックのInstagramアカウント作成のポイントとなります。

▼Instagramは求人にも効果的

このように、先生やスタッフの人柄、クリニックの雰囲気を伝えると、集患効果の他にも求人にも大きな良い効果を得ることができます

なぜ求人にも効果的なのか?
まずはこちらの転職データを見て頂きたいのですが、退社理由の大きな原因が人間関係です。

歯科衛生士の転職理由
日本歯科衛生士会「第9回歯科衛生士の勤務実態調査報告書」より

出典元 GUPPY
https://onl.bz/STw8hB2

また、看護師の退職理由も、厚生労働省の調査によると、「出産・育児」「結婚」「他施設への興味」が上位を占めますが、「人間関係」も大きい理由として挙げられています。

ですから、もちろん次の転職先を選ぶ際にまず気にするのが、どんな先生なのか?どんなスタッフがいるのか?が気になるところです。

また、看護師の場合も「人間関係」を重視する傾向があります。
看護師 1,600 人にアンケート調査をしたマイナビ「看護師白書 2019 年版」のデータによると、転職先を選ぶ基準としては、給料や勤務時間、仕事内容が同じような条件であれば、やはり、トップである先生の人柄、一緒に働くスタッフの人柄を重視して転職先を決めています。

出典元 マイナビ「看護師白書 2019 年版」
https://onl.bz/zQTQHxr

このように、ホームページだけではなく、先生やスタッフの人柄、クリニックの雰囲気を伝えるクリニックのInstagramアカウントを作ることによって、求職希望者にも、他のクリニックより圧倒的に転職候補先の判断基準となる欲しい情報が与えられるので、安心感をもってもらえ、転職先候補のひとつに選ばれることができます。

転職は生活を左右することなので、患者さん以上に細かくクリニックの情報を調べていますから、Instagramアカウントを高確率で見てもらえるので、求人(履歴書を送られる確率)を上げることができます。

【Instagramのお悩みは、Instagram版ホームページが全て解決】

https://instagram-isei.jp/

▼Instagramアカウント作成時のポイント

作成時の注意点としては、Instagramの文化に従い、アカウント自体“パッと見キレイ”な“映える”アカウントの構築が必要になります。

前述しましたが、Instagramは”映えるSNS”として歴史が始まっていますので、そのルーツは今も変わっていないので基本的に映える綺麗なアカウントを好みます。

Instagram上にある多くのアカウントがとれも”映え”を意識してキレイに作られているので、その辺りを意識しないと、患者さんがクリニックのアカウントにたどりついても投稿自体をクリックしてもらえまんせんので、”映える”ようアカウントを意識して作成していきましょう。

”映える”アカウント作成例

具体的には以下の3点に注意してアカウントを作成していきます。
①見やすいプロフィールの設定
②カバー写真をしっかり使ったハイライトの設定
③全体的に色や雰囲気を整えた投稿

この3点を意識すると、上に掲載した作成例アカウントのような、パッと見キレイな映えるアカウントになります。

Instagramユーザーの心をつかみ、クリニック率を上げる重要なポイントとなるので、上記3点を意識した、映えるアカウントを作っていきましょう。

詳しいアカウント作成方法はこちらの記事をご覧下さい。

https://note.com/instgram_hp/n/n2177ab68baa4

▼動画撮影のポイント「いつもの感じ+1~3」の表現で撮影

これは賛否がわかれると思いますが、動画や写真を撮影する際「いつもの感じ+10」の表現ではなく「いつもの感じの+1~3」位を表現していただければ良いと思います。

なぜなら、「いつもの感じ+10」の動画や写真を掲載すると、患者さんはそのイメージの先生を期待して来院します。

そこでいつもの感じで対応してしまうと、期待値を超えられず普通に接していても「あれ、イメージと違う」となってしまい期待を裏切る形となり、結果、リピートせず、継続には繋がらなくなってしまいます。

出典元 コレクトセンター
https://onl.bz/rmgLuve

集患の目的は、まずは1回来てもらうということも大事なのですが、基本的にはその後もリピートして継続して来てもらう必要があります。

ですから、「いつもの感じ+10」の表現をしてしまうと、「いつもの感じ+1~3」より来院率を上げることができますが、継続率が下がる可能生があるので、メリットとデメリットがあることを理解した上で調整して撮影していきましょう。

▼#タグ選定、キーワード選定の仕方

続いては、検索に対して投稿が引っかかる様に、#タグ選定やキーワード検索に上手にかかるためのキャプションに記載する文章のキーワードの選定が必要です。

ここの選定を間違えると、せっかく良いアカウントを作ったとしても検索にひっかからず患者さまに見つけてもらえません。
 
Instagramは#キーワードが、「いくつ投稿されているか?」は分かるのですが、まだGoogleアナリティクスの様に、「そのキーワードがいくつ調べられているか?」まで正確には解析できていません。
 
ですが、専門家の見解ではGoogle検索とInstagram検索では、多少のキーワードの入れ方に特徴の違いがありますが(Instagramの場合、単語2語で調べられる傾向がある)、キーワード自体は、Google検索と同じようなキーワードで調べられているとされているので、効果的なInstagramの#タグやキーワードを選定する際でも、SEO対策と同じ要領で、Googleキーワードプランナーや、ウーバーサジェスト、Googleサーチコンソールなど使い#タグ選定や、キーワードを選定するとよいでしょう。

また競合がInstagramをやっているとしたら、その競合の投稿をチェックして、どんな#キーワードがついているか確認して、Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを調べて、検索数の多いキーワードであれば真似して設置するのも効率よく良いキーワードを見つけられるので、是非チャレンジしてください。

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