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クリニックにおけるMEO対策の重要性とは?外注した際の相場観は?

クリニックにおいてSEO対策が重要なのは、今さら言うまでもないでしょう。しかし、2022年の現在は、クリニックなどの店舗集患(集客)の場合には、SEO対策より、MEO対策こそが、重要かつ狙い目の集患施策となっています。

〇MEOとSEOの基礎知識
○クリニックにおいてSEOよりMEOが推奨される理由
○クリニックにおけるMEOの重要性とメリット
○MEO対策で上手に集患するコツ
○MEO対策を業者に外注した際の相場観

クリニックにおけるMEO対策jについて、以上のポイントを解説します。

MEOとSEOの基礎知識

MEOとは「Map Engine Optimization」の略で、「マップエンジン最適化」を意味します。Google検索をかけた時に、下の図の様な形式で表示される部分の「マップの店舗情報」を上位表示させるための施策となります。

SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、「検索エンジン最適化」を意味します。Google検索をかけた時に、上の図の様な形式で表示される部分の対策になります。
特定のキーワードで検索された時、自院のホームページを検索結果の上位に表示させるための対策です。

クリニックにおいてSEOよりMEOが推奨される理由

なぜ、クリニックにおいてはSEOよりMEOが推奨されるのか。その答えはSEOよりMEOの方が「集患効果が出やすい」からです。

効果が出やすい理由はズバリ、SEO部分よりMEO部分の方が検索画面上、上に表示されるからです。

しかも、ワンクリックで掲載しているクリニックの情報や写真、また口コミなども簡単に次々と色々な店舗情報を見られるので、わざわざSEO部分を見なくても、MEO部分内でクリニックの情報収集や比較検討が簡単にでき、どこのクリニックに行くか選ぶことができるのです。

ですから、店舗集患(集客)の観点からすると、2022年の現在ではSEOよりMEOが重要視されているのです。

しかし、医療業界はWebマーケティングの知識が遅れているので、Instagram集患対策同様に、MEO対策に力を入れている医院が少ない状態にあります。

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SEO対策をしているクリニックは多いので、競合も多く上位表示させるのはとても大変です。外注した場合、月々10万円以上のコストが掛かる事も多いです。それに、SEO対策は、とても複雑でGoogleのアルゴリズムも変わるので、素人では手のつけられない領域になります。

しかし、MEO対策はまだまだ競合が少ないので、思っている以上に簡単に、検索結果を上位に表示できます。また、MEO対策なら少し調べれば自分でGoogleビジネスプロフィールの設定などのMEO対策をする事ができます。

外注してもSEO対策より遙かに安い値段で外注することの可能です。SEOよりMEOの方が、コストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

MEO対策を業者に外注した際の相場

MEO対策は、「初期段階」と「その後」に分かれます。

初期段階としてMEO対策のためにまず必要なのは、Googleマイビジネスのアカウント作成の初期の登録・設定です。この初期設定が重要となります。
初期設定は1~5万円。(無料のところもありますが、その後の料金が高くなります)

その後の本格的な運用をしていく場合、月々の料金が掛かります。
報酬の支払い方式は下記2つのタイプに分かれます。

○成功報酬型
○月額固定型

タイプこそ違いますが費用相場は、いずれも3万円前後が目安です。

【参考サイト】出典元 アイミツ MEO対策の平均費用と料金相場【2022年完全版】

MEO対策で上手に集患するコツ

○プロフィールの充実
○最適なキーワード設定
○NAP情報の統一&リアルタイム性
○その他

MEO対策で上手に集患するためのGoogleビジネスプロフィールの登録のコツとして、以上4点に気を配っていきましょう。

プロフィールの充実
以下に紹介するGoogleビジネスプロフィールの情報は、すべて埋めてください。ポイントは、患者さんが検索しそうなキーワードを散りばめることです。

医院名
診察時間
所在地
電話番号
カテゴリ
予約リンク
ビジネス情報(クリニックの説明)
サービス内容
自院ホームページ
内観画像
診療科目の代表的な症状説明

最適なキーワード設定
「地域名+診療科目」
「地域名+症状の内容を表す語句」

ビジネス情報を編集する際に、クリニック説明部分に、以上のようにキーワードを設定すると、検索で上位表示されやすくなります。ユーザーがどのようなワードで検索するのか、イメージしながら設定するのがポイントです。

NAP情報の統一&リアルタイム性

NAPとは、「Name(クリニックの名前)」「Address(住所)」「Phone(電話番号)」の頭文字をとった略語です。MEO対策において、NAP情報の統一性は非常に重要な要素とされます。

NPA情報の統一とは、リンクしている自院サイトのNAP情報と一致させると言う意味です。

例えば、ホームページの表記が「医清クリニック」なのに、Googleビジネスプロフィールの表記が「いせいクリニック」。

住所表記がホームページ上は、「〇〇1丁目13番地3号」なのに、Googleビジネスプロフィールの表記が「〇〇1-13-3」と細かいのですが、この辺りの情報をしっかりと一致させるが、効果的な対策になります。

また、NAP情報の統一性に加えて、常に最新の情報をアップデートするよう留意してください。特に、診療時間が変更になった場合は注意しましょう。診療時間の記載が古いままだと、体調が悪い中足を運んだ患者さんが引き返すことになります。

これは、患者さんの信頼度を大幅に低下させる要因の一つです。

その他

○口コミ数を増やす
○口コミには丁寧に返信する
○スタッフ画像・内観画像をアップロードする
○ストリートビュー(室内360°ビュー)の設置

口コミ数を増やす
良い口コミを増やすのも集患効果が高い施策になります。
最低星4つ以上の状態になるようにしていきましょう。

悪い口コミはちょっとしたミスをしたときにも書かれてしまう事があるのですが、良い口コミは、なかなか自然には増えていきません。

ですから、良い口コミを増やすためにはGoogleビジネスガイドラインに抵触しない範囲で良い口コミを書いてくれそうな患者さんに口コミを書いてもらうことをお願いする事が単純ですが、良い口コミの数を増やす施策となります。

また口コミ投稿をしやすくするために、口コミ投稿のページに飛ばすQRコードなどを添付した口コミのお願いのPOP等作り案内するとスムーズに口コミ投稿を完了することができます。

○口コミには丁寧に返信する
批判的な口コミにも謙虚かつ誠実に返信することで、クリニックの評判を高めることができます。

○スタッフ画像・内観画像をアップロードする
特に歯科は大人になっても「痛い」「怖い」というイメージがつきまといます。ですから、不安を和らげるためにスタッフの画像や内観画像をアップロードすると、患者さんが病院のイメージを掴みやすくなるので、集患につながります。

○ストリートビュー(室内360°ビュー)の設置

また、通常の画像だけでなく、ストリートビュー(室内360°ビュー)画像を設置すると更に来院率が上がるというデータも出ているので、360°ビュー(ストリートビュー)画像はMEO対策の重要なやっておきたい施策となります。
 
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