あなたのそばにもいるかも?「Inspiring Women」から私たちが学ぶこと
私たちは日々、周囲に影響を受けながら生きている。
もちろん人によって「何」から最も影響を受けたのかはそれぞれ違う。
ただ最近、この「何」についてより深く考えてみると、ここには色んなものが当てはまるんだ、という事に気づいた。
ある人は、「周囲の環境」という。
ある人は、「本」だという。
ある人は、「映画」だという。
ある人は、「歴史」だという。
ある人は、「アート」だという。
ある人は、「経験」だという。
きっと100人いれば、100通りの回答があるのかもしれない。
私に影響を与えたこと
じゃあ、私は「何」から最も影響を受けたのか。
その回答は「人」だと思う。中でも、特に「女性」。
おそらくそれに気づいた最初のタイミングは、大学3年生の時。
私はアメリカにいた。
アメリカ北部のカナダ国境沿いに広大な土地を占有するモンタナ州は、牛が人の数より多いと言われるほど自然豊かで、勉強に専念するにはまさにうってつけの場所だった。日本人はもちろんアジア人もあまりいないので、最初はコミュニティに入るのにも苦労する毎日。
そんな中、私を受け入れてくれたのはヨーロッパと中東からの留学生だった。
イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、ノルウェー、オランダ、トルコなど、今まで行ったこともなかった国の人々と友達になり、毎日ご飯を食べたり、勉強したり、何気なく過ごす一瞬一瞬が、私にとっては刺激的だった。
「女性」からどんな影響を受けたのか
そんな日々の中でも、私が一番ショックを受けていたことがある。
そこで出会ったヨーロッパ人女性の、強さと賢さだ。
もちろんコミュニティには男性もいたが、同じ女性として、「こんなにも違うのか…」という衝撃を受けた。
彼女たちのインパクトは破壊的なものだった。
純粋に、かっこいいと思った。
何と言っても、自分に対して自信がある。
態度が傲慢とか、そういう訳ではない。自信とは「自分を信じる」というけど、彼女たちはまさにそれを体現しているな、と思った。
自分以外の皆が違う意見を持っていたとしても、遠慮せず自分の意見を主張する。批判されて受け入れられなくても、自分が正しいと思うなら、それなりの態度を取る。周りの空気を読んで合わせよう、なんてことはしない。
そして、話の幅が広い。
例えば政治。お互いの国の政治について、興味を持っており、状況を理解している。ランチやディナーのテーブルで討論会が始まるのもしょっちゅう。しかもそんなの日常茶飯事、という雰囲気だ。
政治の話は男性がしがち、という完全に勝手なイメージを持っていた私は、圧倒されたと共に、無知な自分を恥ずかしく思った。
以前の私に「どんな女性になりたいか」を語らせれば、
「見た目が良くて〜、世渡り上手で〜、結果的に幸せな結婚をすること!」
くらいしか考えていなかったと思う。
しかしこれを機に、私が日本で作り上げてきた「理想の女性像」は一瞬にして崩れ去ってしまった。
新しい景色、新しい世界
アメリカで出会った女性たちから受けた影響は、私の物の見方を180度変えた。
驚くことに、日本に帰国して見えた景色は、アメリカに行く前のそれとは全く新しいものだった。
自分の周囲、それも本当にすぐ側に、ヨーロッパの女性と同じくらい、尊敬できて刺激を与えてくれる女性は沢山いたのだ。
古いフィルターが取れたことで新たな世界が開けた気がして、「より人の本質を見るようにしたい」と思った瞬間だった。
国や地域なんて、あんまり関係ないのかも知れない。
要は自分が相手をよく知ろうとし、その人の本質を見ようとするかどうか。
Inspiring Women の始動
私は、ヨーロッパ女性に影響を受けたことを機に、そういう女性たちのことを勝手に「Inspiring Women」と呼んでいる。
そしていつしか、もっと沢山の「Inspiring Women」に出会いたいと思うようになった。
彼女たちから話を聞き、尊敬できる部分を自分に取り込んで、いずれは自分も影響を与られるような「Inspiring Women」になることが今私の目指す理想。
世の中には、メディアでは取り上げられない、人生を切り開いて周りに影響を与えている女性が沢山いる。
そんな彼女たちを発掘して、私はこのnoteで発信していきたい!!!
そのコンテンツを「Inspiring women」というテーマで、自らインタビューして、彼女たちのエッセンスを少しでも多くの人にシェアしていこうと思う。
近日第一弾を公開予定なので、お楽しみに❤️
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