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”Death Cafe デスカフェ”からのインスピレーション!新しい死に関するサービスを妄想してみた

こんにちは、インスピラボの前島です。
インスピラボではゼロ情報を自ら体験し、未来のキザシやアイデアのヒントをつかむ、という活動を行っています。その中でも、課外活動として、社外のおもしろい活動家と一緒にイベントの開催をしています。

今回は、京都を中心として活動している、20〜30代の若い僧侶の有志団体「ワカゾー」さん達とDeath Cafe(デスカフェ)という死について語るワークショップを開催しました。

私達が体験したデスカフェのプログラム

死に様は生き様

私事ではありますが、このイベントの直前に、学生時代の部活の顧問の先生がお亡くなりになったのですが、その時に、沢山の生徒たちが一堂に繋がり、先生との強い繋がりを感じた体験がありました。あの時代の、生徒に真剣に向き合ってくれた先生の生き様は、時間を超えて、幸せな思い出となり、死を通して愛されたのです。

死に様は生き様。そして、死について考えることは、生きることを考えることでもあるのです。みなさんは誰と、どんな所で、どんな死を迎えられたら幸せでしょうか。

宝島社の企業広告を思い出しました

世界の様々な死生観を見て思うこと

ワークショップの中で、死生観トランプというものを使って、世界の死生観を見ていきました。その中から、共感するもの、これはちょっといやだなーと思うものを選んで、メンバーと会話をしていきます。各国の死生観を見ていると、驚くものもあるのですが、死という意味の捉え方によって、文化や行動が変わるので、捉え方の理解は本当に重要だな、という気持ちにもなりました。これは他国のヒトとのコミュニケーションでも同じことが言えると思うので、世界の価値観を勉強せねば、という気持ちになりました。

選んだ死生観トランプについて語らう

1人ひとり異なる「死」のイメージ

プログラムの中で、死をイメージした絵を描く時間がありました。時間を取って白い紙に書き出す死のイメージ。私は身近な人の死を思い出しながら描きましたが、客観・主観、具体的・抽象的など人それぞれのイメージが描き出されました。死のイメージは、自分自身の年齢や時代、その時の環境によっても変化するものなのかもしれません。私自身も、また時間をおいて描いてみたい、絵を書くことで向き合ってみたい、と思いました。

死のイメージを絵にする
参加者のみなさんが描いた「死」のイメージ

生と死に毎日向き合う職業

今回ファシリテーターを務めて頂いた、僧侶のカズハさんとフジコさん。お話の中で、「生と死はON・OFFではなく常にあるもの。僧侶は職業であり生き方です」という言葉が印象的でした。仕事が生き方そのもの、そんな意識を持つ人が増えたら、組織や企業も生き生きと変化していくのかもしれません。

終始あたたかな空気が溢れていたカズハさんとフジコさん

今回の体験から思いついた妄想サービス

このデスカフェから得たヒントを、アイデアに妄想するとどんな新しいサービスが考えられるだろう。ということでカジュアルに1人妄想してみます。

  • 死に様から生き様をキャリアプランする ”生き様コーチ”

  • 小さなストレスを掃除する ”心のミニ葬儀”

  • 哲学で助けられる保健室 ”哲学室”

  • 死ぬ前にやっておきたいこと考える教育コース ”人生逆算授業”

そして、インスピラボで未来を妄想した「デジタル霊園」というショートショートがあるので、こちらもご紹介しておきます。

ヒトが亡くなった後に残る個人にまつわる記憶は、デジタル霊園で?

おまけ:「死」に関する新しいサービス

ということで、また死について考える機会や新しいサービスないかなと探していて、面白そうなサービスがありましたので、いくつをご紹介します。
今やデステックという市場があり多様なサービスが生まれつつありますね。

また、これらもインスピラボでリサーチしながら新しい種を発掘していきたいと思います。

インスピラボでは、新しいサービスやビジネスを考えるアイデアの種を提供しています。 >>インスピラボ



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