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記憶

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ふと、半分眠ったような状態で、書かされた物語を綴っています。潜在意識の奥、魂に刻まれた記憶かもしれません。
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記事一覧

きっと、いつか知ることになる
安らぎと美しさのその、いつまでも見ていたくなるような風景のただなかで
あなたとわたしの物語を
かいまみせてくれる・・・
ああ、なんて愛しき日々
もう二度と会えないかもしれないなどと不安にもなり・・・

あの頃は瞬く間に時が過ぎ
とめどなく流れるその日々の中の・・・

ああまりにも美しい
誰にもしられない、ひそかな愛の
静かな営みも
それを知るものは
きっと強く反発する

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かくれんぼ

もういいかい、まあだだよ

かくれんぼしたときのこと

かくれんぼって、みつけてもらいたいけど
みつけてもらいたくないっていう遊びだったよね

かくれんぼって
すこしだけさみしくて
みつけてもらえるうれしさや
みつからなければいいなんておもってもどんどん
このままみつけられないんじゃないかっていう
不安が出てくるあそびだったね

こんなふうに
こどものころに
孤独のエキスを少しずつ味わって
おかあ

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この人生で

私はきっとこの地でやることがあるんだと
でもそんなことはすっかり忘れて生きてきました

なんだか自分を生きていないような気がする
そんな感覚にとらわれたまま
まわりの人の言うとおりに
したり
それに反発したりしながら
ながされて生きてきたのです

そのことでたくさんの人に迷惑を掛けました
たくさんの人の想いを踏みにじったりしました
自分のあいまいさは
人を傷つける
そういうことが全く分からなかった

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愛の時間

いつか見た光景を記します

そのことで出来ることを一緒に考えたいから

もうすぐいなくなるという
その意味も知りたいから

小さな星からたどり着いたのです

蒼い星はこの星です

そこにあったのは自然
大いなる自然

そこで二人は暮していました

様々なものたちがつながりあって
1つになって暮らしているのでした

蒼い星というのは
水があるからです

水は流れさせ、動かし
循環させています

私た

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約束

こういうのをなんていうんでしょうね

すごく眠いんです

でも
きっと大切なんだろうなとおもうので
打ち続けます

遠くに星が見えます
明るい星が

心は二つに引き裂かれます

赤い星
そして青い星

いつでも帰ってきていいよと

その人は言いました
いつでも

彼方に置いてきた約束

約束の星なのです
今やその約束は遠い記憶のかなた

でも
この星でこの星のシステムになじんで
生きようとしたけど

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