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摂食障害の話

そもそもの始まりは、高校1年生のとき。生まれて初めて付き合った彼女と破局して、ショックでご飯が喉を通らなくて、でも母親が心配するから無理して晩ご飯を食べた。それで、気持ちが悪くなって、トイレでこっそり吐いた。そのとき、すごく、すごーくすっきりした。一瞬だけど気が楽になった。多分、この体験が「吐くこと=嫌なことを忘れてすっきりすること」に繋がったんだと思う。それからは、吐き癖がついて、家族に内緒で吐き続けた。高校生活3年の間で体重が10kg以上も落ちたから、制服はぶかぶかになったし、保健室の先生にひどく心配されたことが頭に残ってる。

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