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制約と自由 - BEAU LABO 第9期 ディレクター紹介 vol.14 橋本龍来 - Inside BEAU Op.145

皆さんこんにちは、橋本龍来です。



BEAULABOの学生ディレクターも早いものでもう4期目。
今期が終わるとちょうど一年経過したことになります。
一年と聞くと長いように感じますが、体感的にはマジであっという間だし、なんかベテラン感でるけどマジでなんもわからん。でもそもそもなんもわからんのが「教育」なのではないかなと思っています。


教育の面白い部分に一つは答えが無い事(全てが答えになり得る事)。一期目に上手くいったことが次期上手くいくとは限らないし、その逆もしかり。
だからこそ、その「本人」にしっかり向き合っていく必要があり、そして教育はその人の人生に大きく関わっているからこそ「その人の人生を自分が左右するかもしれない」という自覚は教育者として持つべきだと思います。そのような自覚を持ちながら、答えの無い「教育」に取り組む。こうした「探求」ができることに僕は喜びと充実を感じており、生きる意味を見出しています。今期も高校生たちがグループを作り、各々興味のある分野を探求していく3か月は変わりません。

ただし、高校生たち自身は変わります。探求の中で最近僕の中でのキーワードが一つあります。
それは「制約と自由」です。


探求をする際に、僕は自由に好奇心を追求し、自分のやりたいようにやってほしいと思っています。

自由にやりたいようにやれる。それこそが最大の喜びだと僕は感じているからです。しかし、この感覚も人によって千差万別です。
僕のように制約のない自由な状態でいることを望む人もいれば、ある程度の制約があることで逆に無駄な視点を排除でき、動きやすくなる人。
このように人間は必ずしも自由であればあるほど動きやすい、充実するわけではなく、その人に適した自由度があるのではないか?と考えています。一人一人が自分に合った自由度の下に探求をすることが僕は好奇心を追求する上で重要になってくると考えています。

今期では高校生たちが自分たちの好奇心を最大限追求できるような環境づくりに励み、その中でも「制約と自由」というテーマでディレクター・教育という物を探求していきたいと思います。


橋本 龍来(はしもと・たつき)
BEAU LABO 第9期 国際問題ラボ ディレクター
Comitatolinguistico


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