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人並みに生きること - BEAU LABO 第8期 ディレクター紹介 vol.10 石森美羽 - Inside BEAU Op.125

みなさん初めまして、そして、お久しぶりです。石森美羽です🌸


 5期、6期とディレクターをさせていただきましたが、7期は一旦お休みし、8期にまた戻ってきました。
7期をお休みした理由は、自分の時間を長く取り、自分の仮説検証を行おうと思ったからです。
ですが、実際は、バイトと、課題と睡眠で終わりました...ナマケモノの私 BEAU LABOのディレクターとしての私と関わったことがある人はご存知かもしれませんが、私は睡眠が大好きです。

というより、睡眠が少ないと生きられません(笑) 

昼間に動画をみたらそのまま寝てしまうし、気がづいたらベットにいて、4時間昼寝していたということもよくあります。

 高校の頃の先生2人くらいに過眠症では??と言われていました。もしかしたら過眠症かもしれないし、違うかもしれない。過眠症だとしたら、しょうがないのかもしれないけど、自分では「怠けてる」と思ってしまうことも多いです。昼寝から起きて、やってしまった・・・と自分を責めることもよくあります。 また、笑っちゃうくらい、無くし物も、忘れ物も多い。だらしない人だと思われているのを想像して嫌になります(笑)

これは小さい頃から治らないので、自分なりの打開策はいくつか持っています。だけど、それすらも忘れることがある・・・やっぱ怠けてんのかな〜なんて思いつつ、日々を過ごしてしまう。このままでいいのか、と自問自答するが眠気はやってくる。また、やっぱ怠けてんな〜みんなはきちんとやってるのに…
と自己嫌悪にもなります。(同じ人いるかな?)きっと、もっと考えるべきなんです...
私にとって、人並みに生きること私は、小学生、中学生くらいの時まで、「人並みに生きることは正しい」と思っていました。

だから、私にとって人並みに生きることは「憧れ」でした。みんなが出来ているように、毎日宿題を提出し、静かに授業を聞いて、ノートを綺麗に取る。昼休みはみんなで楽しく遊んで、給食はみんなで楽しく食べる。クラスメイトと仲良くすることは当たり前だし、人とずれた回答はしない。 こんな「あたりまえ」すら出来ない私は劣っているんだと小学生ながらにして思っていました。

高校に上がり、少しだけ環境が変わり、人付き合いが上達するにつれ、この考えは減りました。そして高校二年生・三年生で、多くのことを学び(このことについては5期のnoteに書きました)今では、人並みって自分が思っているだけ、自分自身の周りに対する偏見だと思っています。人並みなんて存在しないし、一人一人みんな違う。

だからこの社会はきっと成り立っていると思います。 高校生にも、「みんなは知っているのに、私だけ知らない。」とか
「みんなはこんなことしてるのに」「みんなと意見違うから言えない」と思わないで欲しい。私は、知らないからこそのアイデアや、やっていないからこその新しい視点があるし、意見が違うから対話が起こって、より良い方向に向かっていくと思います。
意見の食い違いで嫌われることを恐れないで欲しい。恐れなくていいのもBEAU ラボならではだと思います。良くも悪くも、友人じゃない人同士が集まって、3ヶ月という短い期間共に学ぶ。
そんな学びの期間をラボの内容の学びで終わらせてほしくないと思っています。

高校生と共にラボを作る

 5期6期とディレクターをさせていただいて、感じたことは、「楽しいってなんだろう」「ワクワクするってなんだろう」
という二つのことです。皆が話しやすいようにルールを先に設けたり、なるべくみんなに話を振るというのは心がけましたが、果たしてそれが楽しかったのかというと怪しいです。確かに真面目に探究は進みましたが… 
このことから、今期は、高校生と共に場づくり、雰囲気作りを行うことを心がけたいです。みんなが楽しむために、どうしたらいいのかなどを高校生自身で話し合う。
それに私も乗っかるという形で。ラボ作りと別にもう一つ根気心がけたいのが、高校生の問いや疑問を見逃さない。ということと、高校生自身にも、自分の問や疑問を見逃さない癖をつけてもらうということです。何に興味があるか分からない時や、本当にやりたいのかわからない時、自分が日々感じる疑問は答えに導いてくれる大事な鍵だと思います。

今期は「高校生と共に場を作っていくこと」「自分も、高校生も問いや疑問を見逃さないこと」という二つを大切に、3ヶ月過ごしていこうと思います。
拙い文章を最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

石森 美羽(いしもり・みう)
BEAU LABO 第8期 医療福祉ラボ ディレクター
立命館大学産業社会学部1年


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