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メイフライよ、永遠なれ


これは昨年2021年4月1日から2021年6月3日までMnetで放映された
『KINGDOM : LEGENDARY WAR(以下キングダム)』が残した

BTOB
Stray Kids
ATEEZ

の3グループから成る伝説のユニット

『メイフライ』についての備忘録である。


である(キリッ)とか言いましたが、
あくまでもStray Kids(以下スキズ)を推しているSTAYの立場から見た備忘録なので
キングダム以降の交流全てを把握できてもないし、
全然内容として完璧ではないですし、
個人的な感想でしかないです。
3組への愛と尊敬しか込めていませんが、
もし修正点や認識違いがあれば遠慮なくコメント等頂ければと思います…!!


あの熱い最終決戦から1年が経とうとしている今も、
正確にはユニット対決からは既に1年が経過した今も
『メイフライ』の事を想うと、
“特別”としか言い表せない気持ちになります。

キングダムズ大好きオタクとしては全編通しての感想やシャッフル対決や最終王座を獲ったこと、
触れたい部分は本当に沢山あるのだけど、
キングダム全10話の中でも第3次バトル(7話と8話)に行われたこのユニット対決がなければ、
きっともう2度と戻らない"あの夏"を懐かしむような
甘くて切ない、だけどどうしようもなく大切だと感じる
こんな心境にはならなかったと思う。

そもそも『メイフライ』が誕生したのは、2次バトルで1位を獲ったATEEZが
第3次バトル第1グランドユニット対決を
どのグループと組んで戦いたいかで他5グループから
2組を選ぶという経緯があったからですが
本当に本当に本当に本当に(略)本当に本当に本当に本当~~~~~~~~~~に
スキズを選んでくれてありがとうございますと思ってる。感謝してもしきれません。

ただ、実際6話で行われた運動会まではギリギリBTOBのこともATEEZのことも、
パフォーマンスや曲の良さ、人柄、練習風景などから垣間見える絆の強さに惹かれながらも
「推しじゃないグループ」「戦う相手」とどこかで線を引いてたように思う。

全くもってバカが代斉唱である。苔むしてしまえ。

その間に当の本人達はラップを通して、ダンスを通して、歌を通して、
それぞれが誇りを持って創り上げている舞台を通してどんどん絆を深めていっていたのだから、
1オタクのやきもきなど、それこそカゲロウのようにあっさりと散っていってしまう程度のもので。

キングダムとは何ぞやと恐る恐る近づいて蓋を開けてみれば、
そこに待っていたのは秋には引っ越してしまうことがわかっていて
次の夏を一緒に過ごせないことを知っている友達との夏休みのような、
キラキラして、泣けるほど愛しくて、楽しくて仕方ない、
沢山の「好き」や「大切」を増やしてくれた熱い青春のひとときでした。

そもそもキングダム放送当初、私は推しであるところのスキズについても界隈についても
まだ何もわかっちゃいない、知らないことの方が圧倒的に多い
K-POP初心者どころかK-POP赤ちゃんでした。

当然、キングダムに関しても「とにかくキングになる為に戦うらしい」くらいの
ふんわりしたイメージしかなかったし、
お恥ずかしいことに出演者に至ってはMCを務める東方神起大先輩と、
スカイキャッスルに出ているチャニくん所属のSF9さんくらいしか名前を聞いたことがなく
そんな状態なので対面式の時は知らないグループの方が過半数を占めており
でも、どうせこの先戦う相手なんだから、
好きにならない方がいいしあんまり積極的に調べない方がいいよなと思っていました。

とりあえず推しのスキズを一心不乱に応援すればいい…と思っていたものの、
やはり番組を見ていればどうしても気になってしまうもの。

そしてなんの因果か、私は骨の髄から
「歌が上手いアイドル」「海賊コンセプト」が大好きなオタクだったのです。

対面式の時からBTOB先輩は、歌うま~気さく~
話しやす~い雰囲気あったか~いと思っていたのだけど、
5話のBack Doorのカバーで完全に「カッコいい…」となってしまった。ぽわわ~となってしまった。
わかりやすく言えば、2話で「그리워하다」聞いてる時のソンファくんみたいになった。

かわいい


アレンジもコンサートの裏側から表舞台に上がっていくというコンセプトも最高だったし、
「あれ僕達の曲なんだぜ!」って楽屋でノリノリではしゃぎ倒して
嬉しそうにしてるスキズの可愛いリアクションも見れて
カバーしてくれて本当に本当にありがとうございます…という気持ちが湧き上がって、
本当にチャンビンの言う通り「見てて幸せになるステージ」でした。
(特に5話はスキズの成績が振るわずマンネが自分のせいだと泣いたりしていたので情緒面で激しく救われた)

ハンが「コンサートが恋しくて胸が熱くなる」とコメントしていたように、
長らく有観客のコンサートができていない状況を考えると、
ステージに向かっていく姿をみれるのはオタクとして嬉しいだろうなと勝手に思ったし、
「그리워하다」を「ファンとも1年会えていないから」という理由で選曲していた時から薄々気づいていたけれど、
本当にファンを愛してるグループなんだろうなと感じてました。(この後確信に変わる)
今思えば、この時BackDoorラストで世界を抱いた銀髪ミニョク様を
冷静に見られていた自分、逆に正気ではない。


ATEEZに関しては「WonderlandとWaveが嫌いなオタクなんかおらん!!!!!!!!!!!!!」って
私の中の千鳥大吾が心の居酒屋でレモンサワー引っかけるくらい結構対面式〜1次バトルの時点で気になってました。

https://youtu.be/-uDitNeFO-I


ただATEEZが1番スキズとデビューが近く身近な脅威だったのもあって勝手な緊張感があったのも事実。

声量と声圧でスタジオ中のガラス割れちゃうんじゃないかとビビった赤髪の子が、
テスト用紙破るくらいのテンションでリンゴ割るのも知らなかったし、
この時はまだウヨンくんのことも「チャンビンのお友達」って呼んでました。

というよりも知ろうとしないようにしていたのかもしれません。
この後、散々ウヨンボクにブチ上がることも知らずに
呑気にウヨンくんがチャンビンを見る時の
「俺のダチ」ムーブに笑っていたこの時の方が今思えば逆に平和だった。

あいつ、俺のダチ



そんな緊張感と好奇心とオタクの煩悩が渦巻く中で、
2次競演を終え、正直に言って少しキングダムに疲れてました。
できる限り推しの悲しい顔は見たくないし、悔しい思いはさせたくない。
けれど先述したようにスキズは2次競演の結果が5位と思わしくなかったこともあり、
3次競演のテーマはノーリミットだったけれど、
毎週激しく乱高下しかき乱される状況に私の情緒は限界を感じ始めていました。

そんなオタクを救済してくれたのが、
『ワクワク!ポロリ(3次競演のネタバレ)もあるよ!キングダム運動会』でした。
※このようなタイトルではありません。
※残念ながらBTOBチャンソプさんは体調不良の為6話7話8話は欠席されています。



この回の感想を詳細に記すとそれだけでnoteが完結してしまうので簡潔に記しますが、
(代わりにバンチャンが運動会、カーディガン事件の真相を語っているV LIVEを置いておきます)

記念すべき「メイフライ(カゲロウ)」のチーム名が誕生した場であり、
みんながメロメロになった可愛いマンネ達の選手宣誓、
ストロベリーキッズ、アルコンタルコン、MCシルバーライトの活躍、
息を飲んだ跳び箱対決、サンくんのカーディガンご臨終事件、
F4選出におけるフィリックスとミニョクさんの両想い事件、
リレーでは自分のグループが1位を取ったのだから他の人は気にせず喜び駆け回ってもいいにも関わらず
倒れてしまったウングァンさんに駆け寄るホンジュンさんの思いやりに心を撃たれたり、
(余談ですがウヨンくんゴール後の二人を見たこの辺から
もしかしてウサンって思ってたより“ヤバイ”のか…?と思い始めました)

数々の珍事件や面白い事故ほっこり案件が起こり、
いきなりわちゃわちゃしろって言われてもな…と恐らく少し緊張していたであろうグループ同士が
自然と打ち解けるきっかけになったと思うし、
推しの頑張りをよくわからない基準で審査され数値化される
オタクのモヤモヤやフラストレーションも解消された最高の息抜き回でした。

うちの子達、みんなと仲良くできるかしら…と勝手に感じていた緊張感はどこへやら、
エムネ燃やしてキャンプファイヤーして
みんなでマイムマイム踊ろうぜ!くらいの気持ちになるくらい。

ただ、まさかこの時、これが伝説の始まりだとは誰も予感してなかったのではないかと思います。
少なくとも私は全くしていなかったし、予想できていたとしてもそれを軽々と超えられてしまっただろうと今ならわかります。


2021年5月、ここから初夏の奇跡
『メイフライ』の物語が始まる。


私をグラミーに連れてって

https://youtu.be/yTJiKjZy5Xo

5RACHA~~~~~!!!!セチレイ~~~!!!!

もう5RACHA(オリラチャ)って打つだけでちょっと泣いてる。
大好きすぎる。

はっきり言って
BTOB:ミンヒョク
Stray Kids:バンチャン/チャンビン/ハン
ATEEZ:ホンジュン
(敬称略)
このメンツを集めて、最高を超えられないわけがありますか?って話。ない。コンマ0.1秒で否定。

ボーカルに特化したグループの中でラッパーの存在感を示したくて挑戦したミニョクさん
ATEEZのラップを見てもらいたいという気持ちがあったホンジュンさん
デビュー前からミックステープを出したりとヒップホップが大好きな3RACHA

音楽って楽しい、ラップって楽しいって気持ちで繋がった5人が、
文字通りそれぞれの個性という色を混ぜ合わせて、
美しい絵を描いた「물감놀이」(絵の具遊び)

この「絵の具遊び」というテーマを選んだ経緯もとても美しいです。

『色を見て判断しがちな風潮を批判するようなステージはどう?』というホンジュンさんの提案から
ステージでの方向性というか根幹となるメッセージが固まったのですが、
元々ホンジュンさんは「ポリッシュドマン」という児童虐待防止キャンペーンを
ATEEZとしてデビューする前から個人的に行ってきた程、
社会問題への関心が高く、世界を少しでも良くしようという意識が強い方だと感じています。

「ポリッシュド・マン」はオーストラリアの国際非営利団体YGAPが企画した「児童虐待防止キャンペーン」で、
子供たちが身体及び精神的な暴力で苦しんているという事実を忘れないという意味で、1本の指だけにネイルをすることを言う。

https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2151748


そしてスキズのリーダーであるバンチャンは、
「全ての人は美しく、僕達は皆平等な一つの人類で、
人という生命体自体が凄く大切な存在」という
太平洋のように広い心とマインドを持つ人です。

そんなホンジュンさんと「オーストラリア出身」のバンチャンが出会い、
こうして


“この世界に沢山ある美しい色をどれも否定しない”
“僕たちは皆違う存在だけど音楽で一つになれる”


というテーマを含んだ曲を作ることになったことが、もう一つの奇跡だと思うんですよ…。

個人的にはこの2人は第4世代の枠を超えて、
新しい時代のリーダーとなっていく人達なのではないか…
みたいなことを考えてしまいますよね。
オタクはすぐ主語と話を大きくする。←現行犯

その想いに共鳴した5人が作った「물감놀이」は、
思わず身体が動いてしまうノリノリのサビを中心に何も考えずに聴いても楽しめるし
歌詞を深堀すれば更に深みが増して多くの人の心を掬い上げてくれる一曲になっています。

ホンジュンさんのパート「この世界に悪い色はない、口を閉じろ」
バンチャンのパート「黒、褐色、黄色、ピンク、白、肌の色なんて関係ないここは俺たちの王国(キングダム)」
ミニョクさんの「We Bleed the same colour(俺達が流す血は同じ色なんだ)」

からも、熱く優しい救いのメッセージが感じられます。


「물감놀이」はそれぞれ自分のパートを自分で作詞しているんですが、
皆完全に自分しかできないラップを披露しててカッコよすぎる。

豊かな比喩表現とリズム感で世界観を明確にする先陣を切るにふさわしいラップ
流れるような滑らかさで洗練されていてお洒落でウィットに富んでいるけれど真っ直ぐなラップ
いつ息継ぎしているのか誰もわからない覇気と自信と知性に溢れた天才高速ラップ
全編英語でオートチューンがかかっていても聞き取りやすい信頼感に抱擁される安定したラップ
ラスボスとしか言いようがない圧倒的で王者の風格漂う一瞬で支配されるラップ

全員異なるスタイルがあって個性的で、なのに調和してて…
5人の違う人間が自分の色を見せた後に、混ざり合って一つの“絵”になる
という演出も含めて5人とも“ステージの天才”過ぎて本当に最高なんですよね。

最高としか言えない自分を殴りたい。

パフォーマンスに関係ないところだと、JYPカフェでの注文の件が可愛すぎる。
なんだかんだノってくれるミニョクさん優しすぎるし、照れて耳真っ赤になるホンジュンさん可愛すぎる。
というかいちごヨーグルトスムージー頼むのがまず可愛い。丸の内OL?

私はバンチャンを「弟」にしてくれる人が大好きなので、
5RACHAでの活動においてミニョクさんが事あるごとに
バンチャンのことを「かわいい」等と褒めてくれたり頭撫でてくれるのが本当に有難くて、
ビハインドを見返すたびに泣きながら手を合わせています。

というかこれは『メイフライ』全チーム、そしてキングダム全編にも共通していえることですが
大大大先輩であるBTOBの皆さんが率先してふざけたり緊張をほぐしてくれたおかげで
ここまで素晴らしい時間を過ごせたし、準備期間が短い中で一致団結して
チームとして完成度を高められたんだろうなと思います。

なのに「いつからか音楽を仕事だと感じていたけど後輩たちと楽しく作業ができて
音楽を楽しむ感覚を想い出すことが出来て良い機会になった」といってくださるミニョクさん…神…?
感謝してもし足りないです本当に。
あと本当に顔がタイプです(最低)

そして、これまでの対決で夜遅くまで作業室で仮眠をとりながら、
1人で編曲やプロデュースする姿を見ていたので
JYPで5人で打ち合わせしている時、ずっと楽しそうで
「幸せ」「いつも1人だからすごく楽しい」というホンジュンさんが余りにも尊いです。

そもそも5RACHAって名付けたのもホンジュンさんだし、
「グラミー行かないと」って言いだしたのもホンジュンさんだし、
パフォーマンスが終わった後「初めて遊園地に行った時の気持ち」と表現するのも可愛くてたまらないし、
もう本当に今この時が楽しくて仕方ないんだな~!って表情から態度から全身から伝わってきて
5人でいる時、ホンジュンさんが笑ってる姿を見るだけで泣いてしまう。世界は美しい。

バンチャンとホンジュンさんの保護者会含む
尊いを120秒に詰め込んだ対談(字幕あり)

誰もが自分が持つ色を美しく思えるような場所で一緒に遊ぼうと誘う彼らの
「無制限」の姿勢があらゆる人の心を解放してくれたのではないかと感じています。

本当にいくらでもお金払うから再結成してほしい…。
いつかグラミーとは言わずとも、より大きな舞台を
5RACHAがラップで遊び彩る姿が見られることを願ってやみません。


We Can Fly



BTOB:プニエル
Stray Kids:リノ/フィリックス/アイエン
ATEEZ:ソンファ/ユノ/ヨサン/サン/ウヨン
(敬称略)

パフォーマンス力、顔面力、筋力、コミュ力…
あらゆる能力値がカンストしていたダンスチーム。

『メイフライ』の3チームの中では、良い意味でメッセージ性よりも
パフォーマンスを魅せることに力を振り切っていて、
文化祭や体育祭のような楽しく盛り上がって皆で良い舞台を作ろう!とする
前向きでパワフルなエナジーに溢れたチームだったと感じています。

行事とかだるくね?って斜に構えるよりも、
真剣に楽しんだ方が勝ちじゃん!
掛け声作ろうぜ!円陣組もうぜ!
クラスT作ろうぜ!皆でアイス食べようぜ!
打ち上げガストな!二次会はまねき猫で!みたいな
全員スクールカースト一軍による
眩しすぎる“アオハルパワー”で
幾度となく目が潰れそうになりました。

パフォーマンス自体の完成度は言わずもがなで、
展開が多く、個人の見せ場もありながら、ユニットパフォーマンスの息もぴったりで
ミュージカルのような壮大な展開やアクションもあり、
盛りだくさんで目が後3211024325個欲しいな~と見るたび思います。

キングダムだけじゃなくてグループとしてのスケジュールもある中で
あれだけ激しいパフォーマンスを合わせるのは相当の練習量が要ると思うのですが、
本当にこのステージ限りのユニットとは思えないほど、
3つのグループの精鋭が一つになっていて、
3ヶ月間地獄の合宿で寝食を共にしないと成し得ないくらいの
相乗効果と団結力を魅せてくれたことに感動しました。

あの夏、誰もがチョンウヨンに恋をした____

と、少女漫画の見出しがいきなり飛び出てしまう程、
太ももをあざだらけにしながらもフィリックスを受け止めてくれた
あの夏のウヨンくんは真剣にラブソースウィート(訳:かっこいい)でした。

チームの打ち合わせでもMCなのかと思うほど会話を率先して回すし
とにかくウヨンくんのコミュ力が凄すぎて
陰キャのオタクはビビりながらも尊敬の念を抱かざるを得ませんでした。

ラップチームのチャンビンもそうですが、
コミュニケーションの星の元に生まれたのか?ってくらい
99年生まれの子達って皆コミュ力がバケモンじゃないですか…?

ATEEZは8人中5人が99年生まれ(!)かつ、その中から4人が参加していたのもあり、
太陽のようにチーム全体を明るく盛り上げて引っ張っていってくれて有難かったです。

ソンファさんはリノのチッケム見てますって言ってくれたり、
ヨサンくんはイエニのことを「これがマンネなんだと思って心が溶けた」って言ってくれるし
サンくんはフィリックスとのペアダンスの直前に腕ポンってして緊張ほぐしてくれるし
ユノくんは放送後のⅤライブで「ヨンボクとゲームして、チャニヒョンとも連絡して」って教えてくれるし

ATEEZの皆さんはディズニープリンスの英才教育でも受けてるのか…?と思うくらい、
優しくてかっこよくて可愛くて温かい人達で本当に、正直、めっちゃ好きなんですよね(告白)

ウヨンボク(ウヨンくんとヨンボク(フィリックスの韓国名)のケミ名)も熱いですが
イエニとヨサンくんの声の相性が個人的に好き好き大好き超愛してるなので、
もう1回どこかの何かでユニット組んでくれないかな~と思ってます。

そしてリーダーであるプニエルさん。
元々リーダーは僕以外で…と控えめで謙虚な姿勢だったけれど、
お願いしたら引き受けてくれるし、掛け声も作ってくれるし、
2年ぶりにやるクランプも自主練して完璧に仕上げてくれるし、
アイスクリームもスタッフさんまで含めて全員に自腹でおごってくれる…優しさの権化。

1ファンダムに1プニエルさんがいてほしい


ステージでは破壊的な存在感で世界観を強固にしてくれたし、
「물감놀이」でのミニョクさんもそうですが、
BTOB先輩は皆ラスボスの遺伝子を持っていらっしゃる…??
「あ、勝てない」って細胞から解らせられてしまう。

何よりも勝敗が決まった後に、誰よりも低姿勢で率先して
相手チームに握手を求めにいっていた姿が強く印象に残ってて、
この方がリーダーだったからこういうチームになったんだなと思ったし、
“狼と美女”のステージを月みたいに優しく見守り照らしてくれる存在だったなと。
だけど、控室で見守るウングァンさんとミニョクさんからは完全に「うちの子」扱いされてたのも尊かった。

今日でチームは解散ですとスタッフさんが言った時に、
プニエルさんが返した「勝手に決めないで」という言葉を希望の灯にして
この1年を生き抜いてきたと言っても過言ではありません。

エムネは一刻も早くリノンファの2人が遊びに行くところをアルコンタルコンで実況する番組を放送してください(字幕あり)


一緒に汗を流したから…とユノくんが先述のVラでも言っていましたが、
涙と同じくらい、共に汗を流して一つのものを創り上げるというのは
期間や世代なんて関係なくて、人と人を深く結び付けてくれるものなんだな、
1人では難しくとも協力しあえれば誰も届かなかった高みへ飛び立つこともできるんだな…
と、限界社会人オタクにも勇気を与えてくれる
「限界を超えた」パフォーマンスを魅せてくれたダンスユニットに感謝です。

Who Can Fly!

We Can Fly!

Who Can Fly!

We Can Fly!

\ホロロロ~~!!!!!!!!/


愛をうたう

BTOB:ウングァン
Stray Kids:スンミン
ATEEZ:ジョンホ
(敬称略)

これは言語の歴史的敗北です。
正直に言うと、私は1年という時が経ってもいまだに
「Love poem」を語ることが出来ません。

どんな言葉も語彙も表現も、このパフォーマンスを語り切ることはできないでしょう。
だからただ3人の奏でるハーモニーをその目で見て聴いて心で感じてほしいと思ってしまう。

このパフォーマンスを語るのであれば、ユノくんがパフォーマンス中と後に放った
「これが本当に伝説(レジェンド)だと思う」
一番適切なのではないかと思います。

あとは放送後にバンチャンが自身が毎週末にしているV LIVEでのリアクション

(サムネイルは気にしないでください)


本当に、語り継がれるべき伝説のパフォーマンスでした。
実際カバー元のIUさんがインスタで触れて下ったこともあって、
番組の枠を超えてかなり話題になったパフォーマンスではないかと思います。

それは「Love poem」という曲自体に大衆性があり、
多くの人に愛される歌であるというのがもちろん大前提としてあると思いますが、
歌以外のところにも沢山気を配らなければならないアイドル業のなかで
歌を愛し声を磨いてきた3人が、“歌だけ”に向き合うとこうなるんだという
その純粋なひたむきさに対して多くの人の心が動かされたのもあるでしょう。

練習室でスンミンの声慣らしに自然とウングァンさんがハモって(かっこいい)
ジョンホくんもすっと合わせてくれた時(素敵)、
何となく皆「これだ」って感じたんじゃないかなって勝手に思ってて。

水を得た魚のような、きっと上手くいくという確信を、
声の重なりの中で全員が感じたように見えて
当然のように見ているこちら側も「これは凄いことになる」と感じていました。

この練習室での

「こういうのが夢だった」
「僕も」

というスンミンとジョンホくんのやりとりは何度見てもグッときます。

これは本当に私の勝手な想像ですが、
この2人にとって自分の歌いたい歌とチームの為に歌う歌はきっとそれぞれ別の意味があって、
どちらも凄く大切なんだけど、このユニットでは
心から「自分の為に」歌えたんじゃないかなと感じたんですよね。

チームの為に歌うことには大きな責任が伴うし、
メインボーカルと呼ばれることは時に重荷でもあると思います。

そんな2人が自分と「歌」の間に壁のない状態で、
思い切り自分を解放して歌えたのは、やはり中心で
ウングァンさんが支柱になってくれたからだと思います。

3人が本番で白い衣装に身を包んで光の中で歌う姿は、
まるで「歌」と彼等の結婚式のようだと思いました。

3人にとって、「歌うこと」と「生きること」はきっと凄く近いところにあって、
生きるように歌う3人が奇跡的に集まって共に声を重ねたことは、
どんな暗闇にいても生きる力を与え、
どんな時も生きる喜びを感じさせてくれます。

このパフォーマンス、「Love poem」という舞台が成功し、
多くの人の心を動かし続けているのは、
ウングァンさんの存在があってこそだったと思います。
これは本当に何回言っても足りないくらいBTOB先輩全員に言えることですが、
丁度10歳差の2人を優しく導いて、支えて、信じてくれて、笑わせてくれて、
沢山沢山力になってくださったことに
“先輩”という言葉では到底表しきれないくらいの感謝と尊敬を抱いています。

2人が自分の良さを出せるような形で直接パート分けもしてくださって(しかも手書き)(愛)
「沢山悩んで、気遣ってくれてありがとうございます」という2人に
「違うよ、僕の欲だよ(笑)」って返す気を遣わせない気遣いと懐の深さ。

その後の練習でどうしてこんなに上手なんだ~って輪になってぴょんぴょん飛ぶ件、
歌い終わった後にウングァンさんが2人を呼び寄せて円陣になって喜びを分かち合う姿、
毎回本当に可愛くて愛おしくて尊くて号泣不可避。

練習の時も何が解らないのかすぐに理解してお手本を見せてくださるし、
解らないことは何でも聞いてねって言ってくださるし…
会社にこんな先輩居たら格好良すぎるから1122億万%好きになってる。
11月22日はもういい夫婦の日やめて「いい先輩の日」にした方が良い。

(放送後のVラでスンミンが感謝を述べています)

3次競演第2ラウンドBlue Moonのウングァンさんあまりにもあまりにもあまりにも格好良くて
画面を直視できずそらした先にあった鏡に映る
赤面した自分の顔が丸すぎてデカい満月かと思った…という
どうでもいい情報をお伝えしてしまうほど(?)
ウングァンさんという存在に救われすぎています。


自分が得意なことを世に伝えたかった、とインタビューで言っていたジョンホくん。
いや…そりゃあもう…伝えに伝えてほしいよ…
全世界にあなたの歌声を轟かせておくれ…と心の底から思うくらい、
ジョンホくんの歌声にはこのユニットパフォーマンスに限らず何度も気圧されました。

グループにとって自分の歌声が“武器”である自覚があるの本当に本当に格好いい。
期待されている時に期待されているパフォーマンスをするのって、難しいし苦しいじゃないですか。
私みたいな底辺社会人ですら、期待されている成績が出せないと悩み苦しむのに、
リハーサルはあれど自分だけが立っているわけではない舞台という場所で、
プレッシャーを感じさせず「ここだ!」という決め手を堂々と担う姿、拝んでしまう。

3次競演第2ラウンドのAnswer、ジョンホくんが王冠を投げた時、
この方は天下を獲る御方や…と勝手に思いました。
強すぎて世界を壊してまた創り上げることもできる歌声なのに、
世界を救い続けてくれて本当に有難い崇高な存在。
ジョンホくんが末っ子なATEEZ、改めてとんでもないな…。

https://youtu.be/vkUGJoTDI7I

大先輩にいきなりウインクかますスンミン、強い(確信)(字幕あり)


愛する気持ちが強ければ強い程、恐怖も大きくなるもので
スンミンはスキズ最強のメンタルの持ち主ですが
「Lovepoem」本番前のナーバスな様子、というかシンプルな奇行を見ていると
歌への愛が強く誠実だからこそ、
歌で人を幸せにしたいという願いが純粋で透き通っているからこそ、
より恐怖も大きくなるんだろうなと伝わってきて。

それでもその恐怖を乗り越えて立ったステージ終わりのインタビューで、
『“歌はぼくの幸せ”だと改めて感じさせてくれた』
というスンミンのコメントそれに全く同じ表情で返す2人の姿に、
全員死ぬほど歌がうますぎる、とかいうのはもう空が青いとか海は広いとかと同じように
大大大大大大大大大前提すぎることなのですが
それだけじゃなくてとにかく3人が一意専心に自分の声と向き合ってきた時間の先に出会い、
「歌」を一途に愛している人達だからこそ
「愛」を歌うこの曲がこの上もない「天井知らず」のパフォーマンスになったのだと思いました。


しっとり(?)「Lovepoem」に対するラブポエムをつづったところで
いきなりお金の話をして申し訳ないのですが、
もしまだ見られていない方や、迷っている方がいれば…と
一応書いておきます。お金は大事。

KINGDOM(字幕版)はabemaさんで全話独占配信されているのですが、
(字幕なしであれば断片的にYoutubeで見ることができます)

月額960円なのでKIGDOMを何と1話あたり
100円以下の96円で見られてしまいます。

また、これはSTAYに限られてしまいますが、KINGDOM10話に加えて
優勝特典のKINGDOM WEEK全7話を含めると1話あたり約56円。

更に見つけた!StrayKids最神版4話を含めると50円切って約45円。
ほぼビスコと同じ値段です。おいしくてつよくなる。


このエントリーでは『メイフライ』を語るのが主題なので触れませんでしたが、
私は本当にKINGDOMに参加した6組、通称キングダムズのことが大好きです。
KINGDOM最終決戦での振り返り動画を見るといつも
皆、幸せでいてほしい…って泣きだします(重)(怖)

(↑メイV再結集なのも熱い)

サバイバル番組の視聴には向き不向きがあると思いますが、
沢山の好きを増やしてくれる「KINGDOM」の為に960円を支払うのは、
非常にお得で自分の身になるお金の使い方だと私は思っています。


~ここからポエムに戻ります~


その経緯や理由は全く違うので同列に語ることはできませんが、
『メイフライ』は3グループとも、完全体ではなく
メンバーの誰かが欠けた状態でキングダムに臨んでいました。

推しであるスキズをみていると、グループとして完全ではない状態で
「これがStrayKidsなんだ」とパフォーマンスを通し世界に示すことは、
ずっと一緒にいて家族のように狼の群れのように支え合ってきた彼らにとって、
まるで身体の一部をもがれ血を流しながら動き続けなければいけないような、
とても難しく、痛く、苦しいことでもあるだろうなと感じることもあった中で、
『メイフライ』になれたことに個人的にはめちゃくちゃ救われました。

それまでムヤホ~!にハマり倒してたのが、7話以降セチレイ~!に代わって、
V LIVEなどいたるところでセチレイ~!する楽しそうな姿が愛しくて、有難くて。

(スキズのキングダムビハインド:メイフライ編です)

第3次競演第2ラウンドでスキズが披露した『神DDU-DU DDU-DU』でも

https://youtu.be/cDTG6o1vC2I

対面式でのウングァンさんとバンチャンのやりとりから
冒頭でフィリックスが『How are you? I'm fine thank you.And you?』といっていたり、
チャンビンがミニョクさんがラップをしている時に首に浮き出る青筋がかっこいい、というやりとりから
『青筋の出た声帯はメガホン』とラップしていたり、
BTOB先輩のことで好きで懐きまくっているのが如実に伝わって微笑ましいにもほどがありました。
私とスキズ、どっちがBTOB先輩好きなのか勝負しようか?(余裕で完敗)

ATEEZは同世代だからこそ違う学校に通ってるけど、
よく大会で一緒になる宿命のライバル同士みたいに
パフォーマンスを見ていて物凄く刺激になっただろうし、
お互いのステージを見ている時の反応がそれぞれ画面の向こうにいる私と一緒で
物凄い仲間意識を勝手に感じてました。

フィリックスの腹筋を見た反応

もう本当に、君ら『メイフライ』のこと大好きじゃん!私もだけど!みたいな…
ユニット対決が終わっても「そこで得たもの」が糧となり新しいスキズを培ってくれていて、
『メイフライ』であったことはスキズにとって本当に素晴らしい経験だったんだなと感じられました。

最終決戦の時にはもう、勝手に身内というか親戚のような気持でいたので
「멋(The Real)」は正直WOLFGANGより見てる自信あるし、
僭越ながら自分の葬式では「Finale (Show And Prove)」を流すと決めています。

https://youtu.be/4BLxe-E5MM8

キングダムズの中で末っ子グループとして参加したATEEZが
「腰は低く、視線は上へ上へ」って歌うの“大正解”すぎるし
ホンジュンさんは途中で『メイフライ』のところに来てくれるし
最後垂れ幕に「キングダムズお疲れさん 今夜は牛肉」って書いてある前で
ジョンホくんがリンゴを紙のテンションで割って
皆で綺麗なお辞儀するのとか何もかもが最&高で
「これが粋じゃ!!!!!!!」って私の中の
千鳥ノブが拳上げて立ち上がる。


あとオタクは同じセリフをメンバーの出身地の方言で各々が言ったり、
1人1人衣装のテイストが違うけど、それぞれのスタイルと個性に合ってるから
全員が揃うと最強能力者集団みたいになるのとか大好きですからね。

ATEEZの皆さんはお母様のお腹の中にいる時から
「オタクが好きなやつ」を胎教されてたのかなってくらい
「オタクが好きなやつ」を知り尽くし過ぎだからね。
「멋(The Real)」のMVなんかもう興奮のあまり泡吹きながら見ました私は。カニといい勝負だった。

これからも「オタクが好きなやつ」というありったけの夢をかき集めながら
世界中を航海し続けてほしいな~と願ってたら全然もうしてた。
ウィーアー!しまくってた。出る幕なしだった。イルコン開催おめでとうございます!

https://youtu.be/sX8mVHlFgKs

「Dreamers don't die」ってスローガンを掲げて臨んだKINGDOMの最終決戦で
Finale (Show And Prove)を歌うの格好良すぎて…
毎回死んで毎回ウングァンさんとチャンソプさんのハモりで生き返る。
そしてプニエルさんの「この場を借りて~」という演説から涙で画面が見えなくなる。

人生の半分以上アイドルオタクをやっていると、
10年間グループを守り続けることがどれほど難しいことか
完全に理解できるわけがないけれど想像はついてしまうんです。
特に、韓国のアイドルは兵役もあるので…
それを乗り越えた先の「死んでも死なないHealer」は言葉にならない格好良さです。

まだ10年のその半分も経っていないスキズを推しているからこそ、
BTOBのような先輩グループがいてくださること自体が自分にとっては希望です。本当に。

所属事務所も歴も人数もグループの在り方も違う3組だったけれど、
欠けている部分もパズルのようにかみ合うことが出来て
それでもあくまで欠けている状態が一時的なものであるからこそ、
“かげろう”のように儚い奇跡だからこそ、
こんなにも胸を揺さぶるユニットになったのかなとも思います。

こうしてちゃんと言葉にするのが1年越しになってしまい、今更感は否めませんが…
だからこそ1年経ってもこれだけの熱量で語ることが出来るんだと解って、結果良かったです。

ATEEZは「このパフォーマンスが終わったら舞台の上で死んでも構わない」と言うほど命を燃やしながら歌い踊る人達

Stray Kidsは「8人でなければ生きられない」と言うほど1つの生命体のようにステージという人生の中で生きる人達

BTOB先輩は舞台の上にいながら隣に立っているように「一緒に生きているよ」と生命力を歌声に乗せて癒しを届けてくれる人達

なのかな、と思っています。
そんな3組が舞台の上で熱い青春を共にした2021年、忘れ難いあの5月。

まだまだ続く、続いてほしいアイドル人生の中では本当に一瞬だったけれど、
私の心の中ではオタク人生が続く限り何度も取り出しては光をあてて輝かせる大切な思い出です。


5月の風に乗って高く羽ばたいた愛しのカゲロウたちへ
心から言わせてください。

メイフライよ、永遠なれ!

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