日本のジュニアサッカー界の異常性に関して。

つい先日にサニックス杯ユースサッカーが開催された。

例年この大会は強豪チームが名を連ねるレベルの高い大会だ。

この大会に親戚の子供も出ていたので観戦していたが、しかし改めて異常に思うのはジュニアサッカー界の過密日程である。

40分ハーフの試合を毎日のように子供に課していたら身体が壊れることは誰にでも想像が出来るだろう。

医学的に見ても虐待と言える酷使だろう。

このような大会に出ている子供たちの膝を見ていると痛々しいぐらいにテーピングで固定している場合が多い。

十分な休息期間も与えずに過密日程で子供の身体を壊すようなスケジュール管理は、海外のジュニアサッカーでは考えられない状況である。

ちょうどスペインのサッカー選手であるペドリやガビも日頃の過密日程で身体が壊れている近況が話題になっている。

未来を託されている子供たちが、杜撰な大人のスケジュール管理で壊されている現状を改革するべきだ。

高校野球でも子供に対して球数を制限する規制が設けられている。

高校野球に関係している大人の金銭欲に満ちた私利私欲で、子供たちの肘や肩が壊されているのは犯罪そのものである。

それと同じような異常性がジュニアサッカー界でも常態化している。

これは虐待であり犯罪である。

新しく日本サッカー協会の会長に宮本恒靖が就任したが、宮本恒靖会長には是非とも根本的なサッカー界の体質改善に取り組んで欲しい。

未来ある子供たちを守れ!

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