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現場こそ肝要 No.1107

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2024年1月14日 「DayOne日記」No.1107
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

ここ最近、
本から紹介で申し訳ないですが、
気づきを多い。

どうしても、
書き残しておきたいことも含め
今日もご紹介します。

今日は、ドラッカーの言葉です。
以下の文章です。

ーーーーーーーーー

自らの事業は何かを知ることほど、
簡単でわかりきったことはないかに思われる。

鉄鋼会社は鉄をつくり
鉄道会社は貨物と乗客を運び
損害保険会社は火災のリスクを引き受け
銀行は金を貸す。

しかし、実際には、
われわれの事業は何かとの問いは、
ほとんど、常に答えることが難しい問いである。

正解は、決して明らかではない。

事業は、社名や定款や設立趣旨によって
定義されるものではない。

顧客が満足させる欲求によって定義される。

顧客が満足させることが、
企業の使命であり目的である。

したがって、
我々の事業は何かとの問いは、
外部すなわち顧客と市場の観点から見て
はじめて答えることができる。

顧客が見、考え、思い、欲しがるものを
客観的な事実として、セールスマンの報告、
技術者の実験、会計士の数字と同じように
正面から受け止めなければならない。

顧客の心を読もうとするのではなく、
顧客自身から直接答えを得るべく意識して
努力しなければならない。

ーーーーーーーーーー

これも、とても芯のある話で、
事業も外形だけを捉えれば、それぞれの業種に
なっていきます。

でも、お客様は、
どこに価値を感じているのか?
それは顧客の声からしか分からない。

その本質をどこで集めるのか?
といえば、結局のところ、現場。

現場の営業、顧客接点の場面で
いかに顧客の声を拾えるか?これなら大事。

その声こそ、
その企業の本当の役割になっていく。

例えば、
保険であれば、
顧客は保険を買いたいというより
顧客に安心を買っているのです。

そして、出来れば信頼できる人から…

タクシーであれば、
顧客は利便性を買いたいだけではなく
顧客によって時間をなっている人いる。

だから、
顧客の欲求が何で満たされているのか?

それをきちんと理解できれば
企業の使命や役割も明確になり、そして、
営業も分かりやすくなる。

そのためにも、顧客の声を聞く。
これは、欠かせないものだと痛感します。

そして、既存ビジネスだけにとどまらず、
新しくビジネスを考えていく上でも、
とても大事なことだと。

大事なことは、
現場であり、顧客の声。

その観点は忘れずに
取り組んでいきたいものです。

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