見出し画像

警察は誹謗中傷の相談は聞き流すし、そもそも中身すら見てくれなかった。

☆☆☆
 特定の団体、個人を誹謗中傷する意図がないことを先に書いておきます。
☆☆☆

 2023年2月13日(月)。21時09分。

 はい。こんにちは。井上和音です。

 暖かいですね。雨も降りませんでした。自転車で普通に出勤しました。

 はい。普通はここまででした。

 早いですね。普通が終わるのが早かったですね。

 職場の人に「電話してきます」と言って外に出ました。

 はい。言わないほうが良いのかもしれませんが。言わないほうが格好良いし、クールだし、いつも通りの井上さんみたいな感じで、キャラクターさんとかに喋らせて、本当にいつも通りの井上さんみたいな感じでいきたかったのですが。

 どうしても。電話で相談せねばなりませんでした。

 コメント欄で、私の職場とかを特定しようとしたり、ツイッターでの言動や行動に、いちいち否定を並べて、「あなたにはがっかりだ」とか「あなたと絡んでいると面白いんだよ」とか、後半は別になんでもないですね。真面目にやりましょうか。

 まあ、とりあえず。私の行動すべてに否定を積み重ねてくる人が二ヶ月ほど前からいきなり現れました。どうでもいいと思ってスルーしていたのですが、なんか「職場が分かった」とか「Twitterで私が書いたところの都合の良いところばかり切り取って貼っている」とか、後半とか特に意味の分からないことを連発し始めて、誹謗中傷がヤバいというか、「あ、この人、コメントじゃなくて、コメント欄で私のことを遊んでいる」というか、「この人は何を言っているんだ?」と思うことが多くなりました。徐々に徐々に私に近付いてきて「君の職場では~」とか「君と同じ障害者枠で戦って私が勝ったのだけれど~」とか、前半は怖いし、後半は言わないほうが良いですかね。言ってしまえば相手の勝手な妄想なのですが、妄想がエスカレートしていき、「自分の発言により、相手の行動を制限しよう、征しようとしているという自覚のない脅迫者」というのが、恐らく最も近い表現だと思われます。

 相手の行動を見ず知らずの人に対して、コメント欄で記事とは関係のない話を延々としてくる人。不快かどうかというよりかは、その方は自称障害者枠公務員で、土日にしか一気にコメントして来ないところを見ると、本当に障害者枠の公務員なのかなあとか思います。

 まあ、どうでもいいのですが。軽い身体障害者の方らしいです。コメント欄は脅迫や自分勝手に言いたいことで溢れかえっていました。

 そして何よりも怖いのが、コメントを一定時間たつと消してしまうところなのですね。私はスクリーンショットをいちいちしていたので、コメントは全部残っているのですが、日曜日に限界を迎え、自身のツイッターで「誰か助けて」という一言と共に、その方のコメントを全て載せてみました。

 「相手を傷つけている自覚がないヤバい人」という反応が多かったです。SNSを使っている友人にも聞いてみましたが「これは明らかに誹謗中傷の類に入る」と言われました。「ここまで追い詰めるようなことを書かれたら、和音は何も書けんくなるじゃん」とまで言われて、「ああ、これって誹謗中傷の類なのかなあ」とようやく自分でも自覚しました。

 はい。そこで。今日の月曜日に戻ります。

 まず電話した相手はソーシャルワーカーさんでした。正直内容はよく覚えていません。ただ、報告しました。

 その後、友人にも電話しました。内容はよく覚えていませんが、とりあえずは警察に一応相談だけはしてみようかみたいな話になりました。

 警察。

 熊本県警察。

 警察という単語は本当に怖いです。京都のウエスタンホテルで、京都府警察の方たちに囲まれて、特に何も抵抗することなく、のこのこと付いて行ったら、付いた先は東山拘置所。そこからベルトコンベヤーに乗せられるように辿り着いた先が閉鎖病棟の隔離室という檻の中。

 警察は、いきなりやって来て、その権力の高さを保持し、私という一人の人間の3ヶ月を完全密閉の閉鎖病棟の中に閉じ込めてしまいました。

 なんの診察も何も無く、3ヶ月の閉鎖病棟生活。人生が変わったし、人生が軽く終わったし、地獄を体験したし。その地獄へと連れて行ってくださったのが警察という組織そのものでした。

 だから。警察は本当に怖いのです。その上で、恐る恐る警察署に電話相談をしました。

 住所氏名聞かれ、生活安全課に繋がれ、そこでも住所氏名職業先、あと連絡先の電話番号、そして、ブログでのペンネーム「井上和音」も全部話しました。警察ってあれですよね。情報を集めて集めて、こちら側には何一つ提供しないというか。丸裸にされるというか。それを覚悟して警察に相談することに決めたのですが。

 そこで、「どんなブログの内容か」と聞かれて「私は統合失調症を罹患しておりまして、統合失調症患者にしか分からない日常の困っていることをブログに書いています」と正直に言ったら。

 「ネットってのはね。世界中の誰が見ているか分からないものなの。誰が何を考えているかなんて分からないもんなの。そもそも君は統合失調症で病気を持ってるんでしょ? ブログを辞めれば済む話じゃない」

 と言われました。

 軽く言ったのだと思われますが、これ、「表現の自由」の侵害を軽く言ってしまっていることを恐らく生活安全課の方は理解していません。

 更に「統合失調症の患者が書いている意味不明なブログだから誹謗中傷の類が出てくるし、そもそも統合失調症の人間が論理的な文章を綴れるわけ無いでしょ」っぽい、雰囲気を感じました。上の発言はありませんでしたが、そもそも相手にしていませんという雰囲気は感じました。

 なぜなら。その課の方は、誹謗中傷された文章を一切見ることなく、即答でそのような答えを発したからです。

 警察ってそういうもんなんだろうな、と思いました。よくニュースとかで「警察には事前に相談していたが、未然に事件は防げませんでした」という言葉を耳にしますが、警察って事件を予防するような考えで動いているわけではない。考え方のロジックが違うのだなあと痛感しました。

 話していて、コメント欄の内容にも触れることも無かったので、「お忙しい中すみませんでした」と言って電話を切りました。

 誹謗中傷の類に関して、警察に相談したところで解決することは一生無いなと思いました。自分の個人情報を散々晒しておいて、自分は相談相手を間違った。本当に馬鹿だったと思いました。

 職場に戻ったところ、あまりにも電話が長すぎたということで、1時間の有休を取らなければいけなくなりました。現実に実害が生じてしまいました。その際に、上司の方になぜ電話をしていたかを少しだけ言いました。「誹謗中傷の類の整理に追われていた」と言ってしまいました。

 言ってしまいました。これがきっかけで来年のパートタイマーは「契約しません」とかなったら、実害どころか、人生自体が一旦崩壊するレベルで、実害が生じることになりますね。

 休暇を取り、時間がかなり余ってしまったので、友人に報告しました。友人は「警察は恐らく相手にもしていない。記録もしていないと思うよ。警察の人も忙しいからね」と言われて、なんとなくほっとしました。ほっとするなら最初から電話を掛けるなと思ってしまいますが、延々と警察に検閲をされて文章を書いたり、note で活動したりすることに対して、とても大きな不安感を抱いていたことは事実です。

 ソーシャルワーカーさんにも短く報告しました。水曜日にゆっくり話そうということでした。

 そして、最後に。脅しのようなコメントを延々と続けていたカクヨムのアカウントも、アカウントごと消え去っていました。これで警察も個人の特定などは出来なくなります。警察に既に電話を掛けた後で、「これって警察に相談した意味が全く無いんじゃないのか……」と悲しくなりました。スクリーンショットの証拠だけ持っていても、これから別のアカウントでまた同じように、脅しのような、行動を制限してくるようなコメントをしてくるのは必至だろうなと思っています。相手はただ楽しんでいるだけですから。

 警察は誹謗中傷に対して毅然とした態度を取ってくれません。どころか、ブログを辞めろとまで言われました。統合失調症というワードだけでそのように軽く言われました。もうこれら先、警察が守ってくれるとかそういう迷信を抱くことはないかと思いました。警察も忙しいことこの上ない職業であるのは知っているので、一人一人の誹謗中傷の類にいちいち構っていられないのが実状なのかなあとか思いました。

 これから先、何事も無いことを祈ります。ただ、継続してくことを誰も邪魔しないで欲しいと、ただそれだけを願うのみです。

この記事が参加している募集

社会がすき

この経験に学べ

よろしければサポートをお願いします。