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漫画家人生、吹っ切れた。好きなら別にどうでもいい。

ひさびさにnoteにログインしたら、なんか10年続けたけど色々大変だ―って昔の自分が書いてる記事がでてきた。

正直今は吹っ切れてる。自分が好きなことやれてるんだからそれでいいじゃん。みたいな状態。

好きなことを仕事にする事  と  お金

好きな事をやることと、お金の問題。

これは、行動経済学でいう「市場規範」がモチベになる事によって生じる、「好きを仕事にする失敗例」だ。

行動原理が一度お金になると、その行為そのものを楽しめなくなる。

結果を求めて生きるというのは現在ではなく未来に生きるという事。

人間は心理的な距離が遠くなると不幸になるとか。

お金について考えれば考えるほど、今現在やっている事の楽しさが薄れてしまう。

だから「好きを仕事にするとつまらなくなる」というのではなく、「好きだろうが嫌いだろうが、金銭をモチベーションにすると金銭的メリットを感じ得なくなった時、及び、心理的距離が遠くなるという理由からきつくなる」というのが正しい。

日本語はむずかしやで。

未来のために。今を犠牲にするのか

つまるところ問題は「未来のために今を犠牲にしているかどうか」ってところにある。

結果ではなくプロセスを楽しめば良い。

要は、行動原理を「お金」ではなく、その行為そのものに戻す、もしくは移し替えると楽に生きられる。

アリストテレス風に言うと、「キネ―シス」か「エネルゲイア」かみたいな話になるそう。

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 絵を描くなら、絵を描く行為を愉しめばいいが、一度市場規範で考えるようになると、ここから抜けるのが難しくなり。

以前はお金をもらわずとも、描いていた絵を、いつしか、お金がもらえなくなったら描かないという、よくわからない事になってしまう。

描く事そのものに焦点を当てる。

手法の一つとしては、「作業記録をつける」というのが手っ取り早いかなと思う。

結局成功は、運。

これは誰も正直に言わない。数人程度しか見たこと無い。

みんな「自分が頑張った」を強調する。

人間には、「コミットメントと一貫性」という心理があり、意味のない事、つながりの無いことでも「つながりがありそうだなぁ」みたいな解釈をしてしまうらしい。

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行動は必要だ。

全く行動せずでは運はつかめない。その時その瞬間に、その場所にいる以外無いのだから。

だけど、頑張れば報われるわけではない。

結局世の中、運なのだ。

だが、運を掴むには量が必要。

だから結局「やるしかない」となる。

しかし、成功は他者の反応なので、自分がコントロール出来る範疇を越えている。

やりはするが、結果を左右することは不可能だと知れば、多少楽になる。

そしてやる理由にもなる。


好きならそれでいいじゃない

好きなら好きで良い。

年収が1000万あろうが2000万あろうが、それが嫌いな事ならなんの意味もない。

年収が200万だろうが、好きな事して食えてるなら、ハッピーだ。

僕はそう思う。

お金は大事だけど、お金は多ければ良いのではなく、生活をするためのツールでしかない。

お金を尺度にするのではなく、楽しめてるかどうかを尺度にするのが大事だ。

まとめ:食える範囲で好きにやっとけよ

成功するには量をこなすしかなく。量をこなすには動機がお金ではほぼほぼ不可能。好きを動機に、量をこなすためには、今を生きる。

そんな話。

まぁそれもこれも、お金全くなかった頃の自分に言っても届かないだろうけど。

この辺は欠乏感の連鎖、トンネリング効果ってやつで、金がないという欠乏、時間がないという欠乏は、視野狭窄を起こすんですよね。

こういう話が必要な人には、絶対届かないってがまぁ皮肉な話ですわ。

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