余裕が無いヤツは何もうまくいかない

欠乏→焦燥感→さらなる欠乏→焦燥感の連鎖から断ち切るには、僕たちは何をすればいいのか。

余裕がないヤツはうまくいかない

トンネリング効果ってのがある。

何かしらの欠乏感があると、視野が狭くなり、焦燥感がでて、精神的、時間的欠乏の連鎖を作っていくというもの。

いつも「時間がない」あなたに　欠乏の行動経済学 (早川書房)

つまるところ、余裕が無いやつは、物事を学ぶための時間や、気付きを得るのが難しくなる = 「うまくいかない」って事

イケメンなんでもうまくいく理論

これをわかりやすく説明していた例として、何年か前に…ってもう5年も10年も前だと思うけど。

ブラマヨ吉田氏が、アメトークで語っていたもので「イケメンはなんでもうまくいって更にモテる理論」なるものがある。

ネットに残ってるかもしれないが、見つからなかったのでうろ覚えになってしまうけど。

イケメンは若い頃のモテ要素である「外見」を所有していることによって、「モテよう」という雑念がない。
それ故に、いざという時(スポーツ・レクリエーションの日など)に、ゴール前で緊張せずゴールを決められるので、女子から更にモテる。

一方、ブサメンはいざという時に「モテたい」という雑念が発生する(欠乏感による)ため、いざゴールを決める！という時に焦りが生まれ失敗しやすい。

イケメンは余裕があるため物事への成功率が高くさらにモテるが、ブサメンは余裕がないので、欠乏や焦りから物事への成功率が低くなり、外見以外の要素ですらイケメンに劣ってしまう。

みたいな話。うろ覚えなので、その辺はご留意くだせぇ。

ただ、まぁ言いたいことはわかるし

これは上述した、トンネリング効果に照らし合わせて考える事が出来ると思う。

さてでは、どうするか。

上記の欠乏について解説された書籍では他人の助けが必要だという話になっているが、個人的にはそんなもの必要ないと考えている。

解決策は：瞑想と筋トレだ

解決策は

1：瞑想

2：筋トレ

この2つだ。

ちまたでよく言われてる2つなので、なんだまたこれかと思われるだろうが仕方ない。

世の中にはチートなんてない。運を偶然掴むか、コツコツ淡々と積み上げるしかないのだ。

運は自分の力ではコントロール出来ないものなので、最初から考えるだけムダだから除外して生きる方が楽。

つまり、コツコツ積み上げる事以外僕らには出来る事はない。

「瞑想について」

まず瞑想について。

これは雑念の排除し「眼の前の事に集中するため」におこなう。

上記のイケメンさらにモテる理論にあるとおり、「モテたい」という行動による結果の方に意識が向いてしまうから、失敗しやすくなるという状況を回避する必要がある。

これは一瞬の雑念もそうだが、精神的な問題を回避することにも使える。

例としては「森田療法」という心理療法があるが、感情に振り回されている状態を受け入れて、出来ることに焦点をあてるという心理療法だ。精神疾患、社会恐怖症などの対処に有効とされている。

森田療法はあの大槻ケンヂ氏も精神疾患への対処として用いたものだとされている。

「感情に縛られない」言うは易しだが、難しい。

これを行うには修練が必要になる。それが手軽に出来るのが瞑想だ。

瞑想はメタ認知(客観的に感情、思考を捉えるような力)を鍛える事ができるとされている。

いわゆる「あ、余計な事考えてるな」と気づくのが早くなるという事。そしてまた、その感情をそのままにしてやることをやる、という状態を作る一助となる。

余裕が無い人間は脳のリソースを過去や未来、現在不要な感情の処理に使いすぎているから、「眼の前の事に集中できない」

これを回避するために瞑想は最善策だ。

「筋トレについて」

運動による脳への効果は計り知れない。

その中でも筋トレは自己受容力を高めるのに有効な手段であると言える。

顔は鍛えてもかっこよくはならないが、自分の体は鍛える事ができるし、自由に美しい造形を作りあげる事ができる。

外見で唯一、自分が自由になるものが何かと言えば、それは髪型ではなく、筋肉だ。

髪型はいくら取り繕っても顔面が「きめんどうし」ならどうしようもない。

だが、筋肉は別だ。

筋肉は顔面がきめんどうしだろうが関係ない。そこには美しい造形が存在する。

ハルクは、顔は悪い。だが、筋肉はかっこいい。

ヴェノムは顔がそもそも人間じゃない、だが筋肉はかっこいい。

スパイダーマンは、なんか妙なスーツを来てるし、細いし手からネバネバの糸を出す。アレはひどい。

筋トレは、脳と肉体を鍛えられる。

自分の肉体を好きになれば、少なくとも多少の余裕がうまれる。ネバネバの糸を出せなくても問題ない。

ネバネバの糸を出す方が筋肉を鍛えるより余裕が持てると思う人間がいるならば、そういった人はネバネバの糸を出すための筋トレをすればいい。稀なケースだとは思うし、そんな筋トレが存在するかはさておき。夢を見ることは大事だ。

まとめ：何かしらうまくいってないヤツは、瞑想と筋トレしろ

以上。うまくいってないやつは瞑想と筋トレからはじめろって話。

マインドセットとかそんなわけわからんものは、瞑想と筋トレの副産物であとからいくらでも付いてくる。

知識も筋トレして脳を鍛えればインプットしやすくなる。

小さい土台の上には多くのものは乗らない。

まずは土台(今に集中する力と、脳力と体力)を作って、余裕をもつことが大事。