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心の余白を作るのもスキルの一つ。

今年の3月に会社を辞めて数ヶ月がたち、相も変わらず家で細々と暮らしております。

夫は毎日在宅ワークなので夫婦揃ってずっと家におり、だからこそ家を快適な場にしていくことが私の最大の任務になりました。

独身時代汚部屋代表選手だった私ですが、きれいを保てるように日々を過ごしています。


元々共働き夫婦で、当初はやれるほうが気付いた時に家事をやるというわりとアバウトな役割りでした。

そこから私が会社を辞めて家事を引き受けることになった時に、意外と「名もなき家事」って多いんだなぁと思ったのです。

するとせっかく仕事を辞めたのに、あれもやったほうがいいかも、これもやったほうがいいかもと考えだして、自分の変に生真面目な部分がにょいんと顔を出すように。

私ってやつは、決められたことはやらなくちゃ!完璧にこなさなくちゃ!によく縛られてしまうんです。

仕事や家事自体が大変というよりも、私のこの考え方がいつも私自身を窮屈にさせていました。



環境を変えるのもすごく大切なことだけど、環境を変えても自分の考え方が変わらなければ、必ずどこかでつまずきます。

「〜せねばならない」という武士のような思考の持ち主である私は、それが仕事だろうが家事だろうがどこかでつまずくんです。

思考を変えることってとても難しい。

でもほんの些細なきっかけで、なるほど、こうやって考えればいいのかと急に気付けたりすることもありますよね。


私が考え方を見直せたきっかけになった言葉が、『自分の心の余白を作るのも、スキルのうちの一つ』というもの。

余白があるんだからまだまだやれるじゃん!と、なくなるまで追い込むのではなく、その余白をしっかり確保して作り続けるようにする。

頑張ることが美徳みたいな風潮があるからこそ、余白を作ることは生きていく上でとても大事なのかもしれません。

休むことがサボってる気がしたり、頑張れてないような気がしても、スキルだと捉えられたらそれも自己管理のうちの一つ。

そう思えたらぼーっとしてしまう時間がもったいとか、休んだら申し訳ないではなく、余白を作るのも仕事のうちだよねと割り切れる気がします。



植物に水をやり、床を磨いて、お花を飾る。

ピカピカの水回りを見て嬉しい気持ちになる。

そして窓際で珈琲を飲みながら、ぽちりぽちりとnoteを書く。

ゆっくりと休息をとり、好きなことをやる時間も人間にはとっても必要。

まだまだ家事は苦手だし、時間の使い方も下手くそだけど、生活に楽しみを見つけながら日々の余白を作っていきたい。


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