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夫婦の寝室をわけるってよくないこと?

私たち夫婦は寝室が別々なので、一緒に寝ていません。

これは本当に賛否両論あって、「そのほうがいいね〜」と言ってもらうこともあれば、「新婚なんだし一緒に寝た方がいいんじゃない?」と言われることも多くありました。

特に私たちの親世代は一緒に寝るのが当たり前。

親からは散々一緒のほうがいいと言われました。
(やまない孫コールと共に…😂)


我々夫婦は睡眠に並々ならぬ想いがあります。

睡眠をしっかりとれば、仕事のパフォーマンスは必ず上がるし、メンタルも整えられて生活の質も上がるとわりと本気で思っているタイプ。

引越しの時震えながら高い寝具を買い揃え、睡眠に投資をしました。

寝ることは生きる上で何よりも大事だと思っているんです。


実は私の夫、超神経過敏男なのでちょっとの物音でもすぐ起きてしまう人。

かたや私はちょっとやそっとのことでは起きないのですが、低血圧なので急に起こされるとスラムダンクの流川みたいになる。

そんな混ぜるな危険夫婦がいろいろ話し合った結果、私たちは「寝室を分けよう」という結論になりました。


特に私が「寝室を分けよう」と心に決めた出来事があったのです。

まだ我らが結婚をしていなかった頃のこと。

夫氏と旅行に行った時、もちろん部屋は一緒で寝るベッドも一緒でした。

お互い疲れ切ってスヤスヤと眠りに落ちたのですが、朝方事件は起こりました。

ものすごい勢いで夫が肩を揺らしながら私を起こしてきたのです。

びっくりして飛び起きた私に一言。


「今、俺おならしたよね!?」


え…?


「俺今、おならしちゃった…!」



まだ付き合いたての我ら。

きっと結構大きな寝っぺをかましてしまった夫は、自分の音の大きさに驚いて起きてしまい、付き合いたての私に大きな寝っぺの音を聞かれたんじゃないかと焦り、何故か私を起こして確認するという。

私は「いや…聞こえなかったけど…」と言うと、「そっか…!よかった…!」と安堵してまた眠りに落ちる夫氏。

急に起こされたことで心臓がバクバクとし、頭の処理が追いつかない私はしばらく眠れませんでした。



今でも我ら夫婦に語り継がれる「寝っぺ事件」。

もちろん話し合いの時にも私はこのエピソードを持ち出しひとしきり笑いました。

夫も恥ずかしそうに手で顔を押さえて笑ってました。



夫婦の数だけ夫婦の形がありますよね。

どれが正解なんてこともないですから、お互いが納得していればどんな形でも良いのだと思います。

レールに縛られず自分たちの正解は自分たちで作っていきたい。

ただ一つだけ注意したいなぁと思うのは、どちらかが納得していない夫婦の決まり事は、後々よくない方向に向かってしまうことが多い気がします。

我慢しながら生活を続けていくって、かなりストレスがかかりますもんね。

我慢して溜め込んで急に爆発するのを防ぎたい。

気軽にお茶でも飲みつつ、雑談がてら小出しにしていきたいものですね。


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