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ZOIDS(ゾイド)2023展で出会ったおじさん
ゾイド展でおじさんに
恥ずかしい思いをさせてしまったかもしれない。
昨日、彼女と2人でドームシティで開催中のゾイド展にいった。
ゾイドとは僕が小学生くらいの時に
流行ったアニメで、プラモデルをたくさん買って作っていた。
そんなゾイドが40周年を迎えたため
東京ドームシティ他で展示会が開催されたのだ。
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3Dで動く機体がめちゃくちゃかっこよかった
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展示会では懐かしのゾイドや
今アニメでやっているゾイドが展示されていた。
懐かしのゾイドに関しては
一緒に行っていた彼女に対して
これ持ってた!
と報告しながら色々と回っていた。
そこであるゾイドの展示の前で足を止めた。
それはアニメ「ゾイド/ZERO」で出てくる
ライガーゼロ、イェーガー、シュナイダー、パンツァーが並んでいた。
このゾイドたちはライガーゼロがノーマル状態で戦いのなかでスピードなどに特化したそれぞれの形態へ換装していく。
パーツがガチャガチャ変わって換装する概念がゾイドアニメでは初めてだったので、当時子供ながらにかっこよくて感動した。
子供ながらにガチャガチャ換装するのがめちゃくちゃ当時興奮したんだよ!わかる?
などと当時の感動を彼女に対して熱弁していたところ、隣におじさんが僕の話に笑顔で頷きながら、うんうんしていた。
僕も隣でおじさんがうんうん頷いてるなぁと気づきながら、同じゾイドが好きな同士だからこのまま話してしまおうと思い、オタク早口熱弁をしていた。
ゾイド展をひと通り見終わったところで
うんうん頷いてるおじさんがいたねと彼女に確認すると
「あのおじさん、頷くだけじゃなくて
小声で補足説明してたよ」
とのこと。
全く気づかなかった。
続いて彼女はこう言った。
「〇〇(僕)は熱弁していたから全く気づいてなかった。だからおじさんは独り言を言ってるみたいで可哀想だった」
おじさん…
すまん…
全く気づかなかった。
でも気持ちはわかるぞ。
あの場にいたら熱弁したくなる。
好きなものであれば
全くの初対面でも難なく会話ができるので
おじさんと会話ができなかったのは残念。
こんな僕は
おじさんのゾイド熱弁の場、奪った人間
ということで、よろしいでしょうか?
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ゾイド展にはお父さんと子供連れが何組か見られたが、興味はあるのはアニメ放送時に子供だったお父さんのほうで、子供に対して、「お父さん、このプラモデル持ってたんだ!」や「お父さん、もうちょっとこの展示ブースを見たい」などと言っているのを聞いて、面白かったのと、その光景が微笑ましくて良かった。
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