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中学校のエロ先輩「和田くん」が教えてくれた事


中学生の頃
エロに関することを教えてくれるサッカー部の先輩がいた。それが和田くんだ。


僕はサッカー部に所属し、僕が中学1年生、和田くんは中学2年生だった。和田くんとは実家が近く、サッカー部の練習の帰りには、僕•友達•和田くんの3人で帰っていた。


和田くんは背も高く、容姿端麗であったため、彼女もいた。彼女が出来るなんて程遠いモブの僕からすると圧倒的な人生の強者だ。



そして、その帰り道に和田くんが僕たちにエロに関する情報を提供してくれるのが、大好きだった。


当時は携帯を持っている同級生もいたが僕は持っておらず、インターネットで調べることもすぐ出来なかったので、和田くんからのエロ情報は非常に貴重な情報源だった。


◆◆◆


まず和田くんは、彼女がいたため
今日は彼女とチューをした。こんなことやあんな事までしたと語ってくれた。


彼女なんて未知かつそんな体験談を持つひとは居なかったため、彼女とそんなことをするんだ…と感心していた。


ここまででも神情報だが
ある日、和田くんはこう言った。
(この時の記憶は鮮明に覚えているため、和田くんの言葉は当時の言葉そのまま)


和田くん「ちんこって大きくなるじゃん?それを上下に動かしたことある?」


僕「ちんこは大きくなりますが、上下に動かしたことはないです。動かすとどうなるんですか?」


和田くん「そっかー(笑)まだ動かしたことないかぁ!」


※この時の和田くん、誇らしげだった。


和田くん「今日家帰ったらやってみ?ずっと続けることが大事だよ!」


僕「わかりました!」


翌日…

僕「ちんこからなんか液体が出ました。」


この時、自分が病気なんじゃないかと思って和田くんに相談した。


和田くん「おお!よかったね!それは病気じゃないよ。ついに〇〇(僕)もおれ側にきたかぁ。」


これが病気でない事がわかり、めちゃくちゃ安心した。和田くんは何でも知ってるなぁ、やっぱり神だな。と再認識していた。


今考えると射精したことを和田くんに報告する構図が面白いのだが、当時は至って真面目に報告し、相談に乗ってもらっていた。


◆◆◆


その後も和田くんにはいろんな事を教えてもらった。


和田くんがどこからか仕入れたエロDVDを和田くんちで見ようと誘われ、友達と見に行った。大人はこんなことするのか!と単純に感心した。


また和田くんはどうやって見つけたのかはわからないが、あそこにエロ本が落ちていたから
部活の帰りに見に行こう!と誘ってくれた。


※最近は全然見ないけど、昔はエロ本って落ちてたね。宝物を見つけた気分でした。


当然エロ本を見たらちんこはびんびんだ。

今思うと謎の行動だが
落ちているエロ本を誰かに見つかっては問題になるということで、最後にはみんなでおしっこをかけて帰るというのが恒例行事だった。


その時、みんなのびんびん状態が見れる訳だが


和田くんのちんこ、デケぇーー!!!


和田くんのちんこのデカさには心底驚いた。


サッカーも上手く、顔も良くて、長身で、彼女もいて、ちんこもでかい。


現代でいう呪術廻戦の五条悟のような存在で
和田くんはいったい何を持ち合わせていないのだ。と子供ながらに思っていた。

呪術廻戦10巻より


◆◆◆


そんな和田くんが中学校を卒業すると
当然ながら一気に疎遠になってしまった。


僕が高校に入り、少し経ち
街で偶然和田くんを見かけることがあったが、とんでもなくチャラついており、女の子を侍らせて歩いていた。


普段ならこのクソイケメンが!と
僻むのだが和田くんは僕の中でエロ師匠の神として君臨するため、流石神だな。としか思わなかった。


それっきり和田くんとは会っていない。
実家がかなり近いため、実家に帰ると和田くんは今何してるのかな?と思う。


ああ、今度はおじさんになった和田くんのエロの流儀を教えてほしいなあ。

中学校のサッカー部はヤンキーが多かったけど、和田くんはそんなことなく優しくて良い先輩でした。しかしそんな和田くんも高校になるとヤンキー?化してしまった。ヤンキーは伝播する。恐ろしい…

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