権威主義(専制主義)と民主主義の対立?――ウクライナ戦争が突き出したもの
2022年12月下旬にマイナーな運動体の通信(機関紙?)の巻頭に書いた文章です。別名義で書いたものなので、ちょっと躊躇いもありましたが、まぁいいかということで転載することにしました。
(1)「民主主義と権威主義の戦い」
バイデンは大統領は就任後初の外交方針演説(2022年2月4日)で、
「米国と張り合おうとする中国の野心や、わが国の民主主義の混乱をもくろむロシアの意志など、広がりつつある権威主義(authoritarianism)に立ち向かわなければならない」
と述べてい