今更ながらのコロナ罹患

今更ながら、新型コロナウィルスに罹患した。ことの発端は先週の火曜日。仕事中に喉の様子がおかしい、どうもイガイガする、声も変わってきた、となって仕事帰りに内科を受診したら、これは見事に陽性反応が出た。熱はなかったので、結果を医師から知らされたときは唖然とした。医院内で隔離されて、お薬をもらって帰宅。夫も驚いていた。

その日の夜からだ、熱が上がり、意識が朦朧とする。普段なら眠剤を飲んだら翌朝までぐっすりと眠るのに、床に就いて2時間で目が覚めてしまう。そこから夢と現実を行ったりきたりした。熱は39.8℃まで上がった。起きているのか寝ているのかわからない状態で、意識があるのかないのかもよくわからなかった。うわごとをいいながら、夢の狭間で起きたことをぼんやりと考えていた。地獄の夜だった。翌朝夫に昨夜の出来事について話すと「何いうてますのん」という顔をされた。あれは現実味なかったか。一晩中、うなされていた時に考えていたことは、奇想天外すぎたのかな。

自宅待機が始まっても、とにかくしんどい。喉の痛み、頭痛、倦怠感、咳、全身の痛みに悩まされた。そして横になっていても、なかなかぐっすり眠れない。寝ても、浅い眠りで、ずっとヘンテコりんな夢を見ていて、疲れが取れない。

お友だちにコロナに罹患したことをLINEをしたら、ほとんどの子は罹患済みで、色々とアドバイスをくれた。弱っているときは優しい言葉が沁みる。ありがとう。

罹患してから四日間位、野放図にポカリスエットをガブガブ飲んでいた。そしたら体脂肪率は全く減っていないのに、体重がガンガン増えた。体重計の数値を見て、かなり憤慨して、そこからポカリを飲むのをやめたら、スルスルと体重が落ちた。罹患中は全く食欲がなくて、全然何も食べていないものね。そりゃそうだ、痩せるだろう。それにしてもポカリの糖分恐るべし。

「とにかくこれは時間薬だから」と上司に言われていたので、来る日も来る日も静養する。夫から「モツさんはよ元気になってくれ」と小言を言われつつ、過ごす。自宅待機期間が2月10日で済んでも、その後三連休がある暦だったのがありがたい。2月12日にはだいぶ元気になり、駅前まで歩いて行ってシャバに戻る練習をした。

そして、2月13日に出勤すると「顔色が悪い!」「見るからにしんどそう!」と言われた。「肩で息してるね〜」とも言われたので「鼻が詰まっているんです」と答えた。仕事は配慮してもらいなんとか定時まで働く。やはり働いていた方が精神衛生上いいですね。あまり無理せずやっていきたい。

コロナに罹患して中途覚醒が増えた。多分、この後も眠れないから、ぼーっと過ごそう。たまにこんなふうに眠れない夜もあるが、慌てない。ぼんやり過ごして、次の日も働こう。

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