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病気になる食べ物 35

今の日本に何が起こっているのか?

 5人に一人が糖尿病または予備軍という異常な日本。いったい何が起こっているのでしょうか?昔は贅沢病とさえ言われ富裕層の病気と思われていたものが、今ではむしろ貧困層に多いことが問題となっています。つまり、糖尿病が多い国は生活に問題を抱えている国ということになります。
 
 糖尿病はそう簡単にかかるものではありません。それがこの数字…
 また、生活習慣病の代表格とされる癌においても、男性の60%女性の45%がかかる国になっています。国民の1/3人がガンで亡くなる日本。死因の第一位がガンである国は日本だけなんです。
 そして国民の1/2人が何かしらのアレルギーを持っています。これも尋常ではありませんね。身近にあふれる物質や食材に対してアレルギー症状が出ているのです。

 その結果としてかかる医療費が年間40兆円近く。
 さて、日本はこのままでいいのでしょうか?それぞれが立ち止まって考えるべき問題だと思うのです。
 これら生活習慣病を医療で治そうというのが無理な話なのです。なぜならば生活習慣病の原因は、生活習慣だからです。

 もう一度言います。
生活習慣病は生活習慣が作り出しているということを、改めて認識するべきです。そして一人づつが生活習慣を変えることです。
 2050万人の糖尿病またはその予備軍の日本人は、健康を取り戻したければ自ら生活習慣の改善一択です。

 では、生活習慣とは何を指すのか。
まずは「食習慣」。この影響の大きさを知ることです。アメリカでは1970年代に生活習慣病による医療費の増大が、財政を脅かす大問題となり病気が治らない原因の調査をしました。その結果をまとめた有名な「マクバガン・レポート」では、癌・心臓病・脳卒中は、現代の食生活が減になっておこる食原病であると結論付けられていました。食事と病気との関連が公的に明らかにされた報告でした。それから国を挙げて食生活の改善に地道に取り組んできたアメリカでは、ここ20年で22%癌での死亡が減少したそうです。
 日本では、1977年に平均寿命が世界一になりました。ただし、健康寿命と呼ばれるものは低く、平均寿命から健康寿命を引くと、男性で9年女性で12年という年数が出てきます。つまり、長生きした最後の10年は不健康に生きているということになります。
 年間40兆円もの国民医療費の55%は65歳以上が使っているのです。これからはその医療費がどんどん増えるのは言うまでもありません。なおかつ、若者の人口も減るということは、今と同じレベルの医療を受けられるはずがないということになります。

食べてはいけないもの

【白い三兄弟】

 「極度に生成された炭水化物白い砂糖
 これらは単純炭水化物といわれ、calはあってもビタミンやミネラルなど栄養素を含みません。そのため「エンプティ―カロリー」といわれ空のカロリーといわれています。これを体内に摂取すると、calはあるのでブドウ糖には分解されます。そのブドウ糖をエネルギーに変えるビタミンなどを含まないため、ほかの食品から栄養素を使うことになり、
・急激に血糖値をあげる
・栄養素を浪費してしまう
といのが単純炭水化物の問題なのです。これが糖尿病の第3の原因であるクロム不足にも繋がります。そのためブドウ糖が細胞に取り込まれなくなりブドウ糖が腐敗してしまいます。
 その他にも摂ってはいけない理由が下記のようにあります。
・消化が良い
・短時間での吸収度合いが激しい
・あっという間に血糖値をあげてしまう
です。

【加工食品の異常にやすいもの】

 工業製品化されたものは、
・素材そのものが劣悪
・大量に化学物質を使わないと成立しない
という安いだけの理由があるのです。目先の安さでこのようなものを手にして食べ続けた先の未来の自分の体を想像してみてください。病気になった時の損害の方がはるかに大きくなるのです。
 目の前の安さを取って、未来の高額医療費を負担するのがいいのかしっかり考えてみましょう。

【外食の揚げ物】

 外食に行くと野菜より動物食品が多いのは気づいていますか?それは店側にとって便利だからです。野菜は天候によって左右されやすいため仕入れが一定に揃えられるかわからないからです。肉料理なら半調理済みの冷凍品を温めるだけで出せれるので便利なんですね。また濃い味をつけて揚げれば味も誤魔化せます。また人体に有害で安価な油脂やトランス脂肪酸を大量に含むショートニングを使っている場合もあります。揚げ物は安くしようとすればいくらでもできるのです。油はオリーブ油以外、あげた時点ですでに激しく参加しています。つまり過酸化脂質まみれなのです。
 また、油の原材料の菜種や大豆はほとんどが遺伝子組み換えであり、更に安価なパーム油由来のショートニングを使っているところが多いです。

・コンビニの食品は食べない
・ファーストフード店にはいかない
・カップ麺はたべない
など意識してみましょう。
食にお金をかけるということは、単なる消費ではなく投資なのです。

 化学調味料の加工食品ばかり食べていると、身体のミネラルバランスが崩れ、免疫力を低下させ、瞬発力も持久力もなくなるのです。

食事で自分を高め 
  ↓
レベルをキープして
  ↓
資産が次の資産を生み出す

 だからこそ、食事の質が問われているのです。豊かさというもののちゃくどを変える時期に来ているのでしょう。
 何が本当に豊かなことなのかを今一度、考えてみませんか?


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