特殊な手水

手水とは、手を水で清めることをいいます。とくに神事で行うことを「清手水(きよてみず)」といいます。


禊を儀礼化したもので、浄水にて手を洗い、口を漱いで、心身を清浄にして罪穢れを流し清める作法です。

新型コロナウイルス肺炎の世界的な蔓延に伴い全国の神社においても感染拡大防止のために手水を中止する対応策をとりました。

我が国には、水を用いずに手水に代えるという特殊な手水がいくつかあります。花手水(はなちょうず)という榊の葉を用いて行う手水。柴手水(しばちょうず)または塵ごりともいわれる草の枯葉を用いて行う手水。草手水(しばくさちょうず)という青葉の葉を用いて行う手水。雪(ゆき)手水(ちょうず)という雪で行う手水があります。


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