わたしをひとりにしなかった自分軸手帳部
わたしはこれを、病院で書いている。
そばには昼寝をするこども。
金曜日から付き添い入院中。
月曜には全身麻酔を使った手術をする予定。
通常なら、前日に入院→手術日→翌日退院(2泊3日)の流れだけど、月曜手術の場合や手術前日が祝日だったりすると、その前の平日に入院しなければならない。今回は4泊5日。
何も予定のない、ただただ待機の土日を病院で過ごす。
2歳児と。
これがなかなかシンドイ。
実はこれで4回目。
少しは慣れたが、やっぱり息がつまる。
大きな病院で経験豊富だし大丈夫だとは思うけど、全身麻酔して、人工呼吸器つけて…の手術には「絶対大丈夫」はない。
そんな不安が常に頭の片隅にいる。
手帳を書いたりはするし、本も持っていくけど、日常とは隔離された感覚が強い。
手帳タイムがないと日々思っているのに、こんなに時間があるのに、この空間では思うように書けない。
毎回、手帳にはいつどんな事があったか大まかに記録している。
他の家族にいろいろ聞かれたり、すぐ忘れたり、いつの手術のことだったかとか、頭の中が混乱してしまうから。
アレ持ってけばよかった、とか次に活かせるようにメモしたり。
なるべくネガティブにならない範囲で、その時の気持ちもメモ。
でも、手帳があるから全然大丈夫、とはならなかった。
そこにあるのは孤独感だったと思う。
いま思えば。
話が変わりますが、今年の自分軸手帳部ってほんとに去年よりアクティブなんです。
今年入部の部員さんがとても勢いがある。
新しいコンテンツが出来てきて、しかもアーカイブ残らないものもあるため、追うのが大変なくらい。とくに先月からまた一気に加速。
追うのが大変だなと思う反面、同じ時間に集まるという一体感みたいなものが嬉しかったりする。
不思議。
で、この入院中も朝からイベントがあったりして、まだ暗い病室でイヤホンしながら聞いてたんです。
ふと、「あ、ひとりじゃないな」って思ったんです。
そしてなんだか安心した。
わたしに何か特別な事をしてくれた訳ではないんだけど、
手帳部がわたしをひとりぼっちにさせないでくれたな、と思ったんですね。
入院中という非日常の中に、手帳部という日常が変わらず在るということ。
それが私にとって価値があるなと感じました。
来年の入部手続きも済ませてあるし、また来週もイベントが盛りだくさんで、なかなか忙しい。
嬉しい悲鳴をあげながら、より大好きになる自分軸手帳部との生活を楽しみたいと思います。
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