マガジンのカバー画像

音楽

20
音楽に関すること
運営しているクリエイター

記事一覧

腰まで泥まみれ~「関西フォークの旗手」高石ともや氏~

2024年8月20日付朝日新聞朝刊の小さな死亡記事に目を疑った。 驚いたのは、出身が関西ではな…

アンマchan
2か月前
6

映画『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』を観て思った取り留めもないこと…(感想…

先日、2006年に木村カエラ氏をボーカルに迎え再々結成した「サディスティック・ミカ・バンド(S…

アンマchan
5か月前
11

TM NETWORK 40th FANKS intelligence Days ~YONMARU~@大阪城ホールDay1

TM NETWORKがデビュー40周年を迎えた(1984年4月21日デビュー)。 昨年から今年にかけて全国を回…

アンマchan
6か月前
2

渡辺芳子著『夢さがし アルフィー・高見沢俊彦物語』&『THE ALFEE SUMMER EVENTS 198…

40年以上も前の出来事だ。 2024年現在、多くの人にとってアルフィー(現・THE ALFEE)は、物心つ…

アンマchan
6か月前
7

TM NETWORK 40th FANKS intelligence Day22 ~DEVOTION~

始まった瞬間、広島で観て良かったと心から思った。 アーティストが東京でライブを行うのは、…

アンマchan
11か月前
1

AMBIENT KYOTO 2023

2023年10月27日付朝日新聞朝刊に『来年3月 舞台「TIME」 あえて時間を否定 坂本龍一 最後の挑…

アンマchan
1年前
3

渡辺美里『misato born Ⅳ 愛と感動の超青春ライブ』~EPICレコード創立45周年記念 毎木7ライヴ・フィルム・フェスティヴァル2023 Vol.6~

EPICレコード創立45周年記念として、毎週木曜日に1980~90年代のライヴ・フィルムを映画館で上映する企画の第6弾(シリーズは全7作品)は、渡辺美里『misato born Ⅳ 愛と感動の超青春ライブ』(以下、本作)である。 私は、過去の拙稿で何度か、「中学2年生の時に観た小泉今日子さんのコンサートでライブ鑑賞・観劇に目覚めた」と書いた。 それは間違っていないのだが、本格的にハマったのは、実は高校1年生(1986年)の時に観た、渡辺美里の第1回目の西武球場ライブ("KI

TM NETWORK『CAMP FANKS '89 at YOKOHAMA ARENA 2014 Edition』~EPICレコード創立45…

EPICレコード創立45周年記念として、毎週木曜日に1980~90年代のライヴ・フィルムを映画館で上…

アンマchan
1年前
2

1980年代のコンサートパンフレット(主にアイドル)

先日観たミュージカル『SUNNY』が、1980年代の日本の「歌謡曲」を中心としたヒットソングで構…

アンマchan
1年前
4

坂本龍一氏とDUMB TYPE~「2022:remap」@アーティゾン美術館~(追記)

2023年3月28日、音楽家・坂本龍一氏が逝去された。 その月の始めに東京のアーティゾン美術館で…

アンマchan
1年前
12

プリンセス プリンセス『The Last Live』 一日限定上映

2023年は、「プリンセス プリンセス」というガールズロックバンドのメンバーが出会って40年の…

アンマchan
1年前
1

TM NETWORK TOUR 2022『FANKS intelligence Day8』 @ぴあアリーナMM 感想

TM NETWORKの7年ぶりのライブを観た。 ライブは何も考えず、ただステージを楽しむだけなので、…

アンマchan
2年前

喫茶店文化「東の風月堂、西の六曜社」

以前書いた拙稿『三条堺町のイノダっていうコーヒー屋へね』のタイトルは、シンガーソングライ…

アンマchan
4年前
4

三条堺町のイノダっていうコーヒー屋へね

2020年の春、京都は静かなのだそうだ。 私は東京在住でたまに京都に行くが、人がいない京都というのはイマイチ想像がつかない。 京都はパン屋が多いと聞く。喫茶店も多いらしく、ガイドブックなどにも数多くの有名(なのだろう)な喫茶店が紹介されている。 その有名な喫茶店の一つに「イノダコーヒー」がある。 私は機会に恵まれず行ったことがないが、しかし、あの辺りを歩いていると、必ず口ずさんでしまう唄がある。 高田渡という人物について、なぎら健壱著『日本フォーク私的大全』(ちくま文庫