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変化をみること、変化を一緒に生み出すこと(あいこす/5)

最近、自分の「好き」を新たにひとつ、みつけました。

それは、「だれかの変化や成長を目にすること」

きっかけは1月から2月にかけて参加した、とある会社での短期インターンシップです。その会社では、人材開発プログラムを企業に提供しており、今回私は公開講座型のリーダーシップ研修を見学しました。

参加者は、宿泊研修も含めた5日間のプログラムを通して、自分ならではのリーダーシップを探求し見つけ出していきます。初めの頃の参加者は、職場での課題を解決するために自分はどうあるべきか悩んでいましたが、研修を通して、答えを少し見つけ出すことができているようでした。

そんなふうに参加者が変化する姿を見ていて、面白いなと感じたことが、自分の「好き」として言語化しなおすきっかけになりました。

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その研修を終え、なぜ自分はこれを面白いと感じたのだろうと考えました。

プログラム中はインターンとして、参加者の感情が動いた瞬間を見つけるという課題がありました。そのため私は参加者の動きや発言、表情などに注目してメモを取っていました。

そうしていると、3日間を通して、明らかに参加者の表情や発言などに変化を感じ取ることができました。

参加者の変化に対してアンテナを張ったことで、私は人の変化を見ることが好きで、特に成長を目にすることに面白みを感じているのではないか、ということに改めて気づいたのです。

そして、それと同時に思い当たったのが、i.clubでの活動でした。

例えば、innovationGO from Jissenのプログラムに参加したとき。私は自分がメインとなって担当するチームを持ち、2ヶ月かけてメンタリングを繰り返しながら、アイデアを作り上げるサポートをしました。

チームの高校生たちが悩む様子を間近で見ていたからこそ、最終的にアイデアを完成させて、楽しくプレゼンテーションをしている姿を見た時は、とても嬉しい気持ちになりました。

他のプログラムでも同じように、中高生の成長や変化を感じる場面はたくさんあります。遠慮がちだった子が発言してくれるようになったり、悩んでいたところを解決できてスッキリしていたり、アイデア自体がグッとまとまって良くなったり。

改めて振り返ってみると、さまざまな変化を目にしていますし、今思い返しても嬉しさを感じます。やはり私は人の成長を目にすることに面白みを感じていたのだと改めて気づきました。

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なぜ人の成長を目にすることに面白みを感じているのかについて、もう少し言語化を続けてみます。

単純に人の成長に面白みを感じているというのもありますが、その成長に自分が少しでも影響できていることが、より楽しくさせているのだと思います。

例えば、メンタリングでの私のコメントをきっかけにアイデアが良い方向に進んだ時は、一番と言っていいほど嬉しいです。

今考えてみると、中高生の可能性をもっと引き出したい!もっと一緒に、変化を生み出せるかも!という気持ちで楽しみながら、自分も頑張ることができているのだと感じます。

また、自分が中高生たちの変化は全く同じであることは無くて、それぞれによって変化の幅や変化する過程が違います。これも面白いと感じる要因の一つかと思います。

そして、これらの嬉しさや面白みが、i.clubでのインターン活動の楽しさやりがいにも繋がっていたのだと思います。

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今回の短期インターンシップでの気づきから、私がみつけた「好き」「人の変化を見ること、そしてその変化を一緒に生み出すこと」です。

この「好き」を原動力に、またi.clubでの活動を頑張っていきたいと思います。

あいこす

<この記事を書いた人>
あいこす。青森県中泊町出身。埼玉大学教養学部所属。大学ではヨーロッパ文化を専攻。インターンを通してイノベーションについて学習中。楽器演奏が趣味。最近は専らジャズトランペットに熱中。


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