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こじらせダークサイド

「愛の反対は憎しみではなく無関心です」と言ったのはマザーテレサ。この〝無関心〟の意味だけど、手を差し伸べないから〝無関心〟ではないと思う。

たとえば、大切な人が目の前でダークサイドに突っ込んで、そこへいざなった悪の権化みたいなやつにエネルギーを吸い取られ続けている。吸い取られながらも、新しい世界を見せられてるから、本人はワクワクしてると(無意識で)勘違いしてる。そんな時、とくに、ダークサイドに走って間もない頃に外部から、「お前のそれ、本当のワクワクじゃないよ、そっち向かって何かを手にしても、今以上に幸せになるとかないから」とか、「てか、どっちかというと、今ある幸せ失っちゃう可能性のほうが高いよ」って言ってもわからない。下手すると、こじれて喧嘩になって修復不可能な自体に陥ることもある。

偽ダイヤとは、一見、その人を輝かして見せるもの。自分の深いところでは「欲しい」と思っていないのに、「これさえ手に入れば」自分の価値が上がると思って偽ダイヤを求めてしまっていないだろうかということだ。いつの間にか「外側の何か=自分の価値」だと思っていないだろうか。

ハートドリブンから引用

ダークサイドを統べる長は、偽ダイヤを見せるのがうまい。てかもうほとんど無意識でやってる。自分が偽ダイヤで成り上がったから相手も同じ目に遭わせようとしてる。そこで使う言葉は、字面の上では巧みで、美しすぎる。言葉だけじゃなく見た目も美しいと、たいてい(特に男)はあっさりやられる。ちなみに、「お前はそんなこと偉そうに言って、ダークサイドに落ちたことないのか?」って聞かれれば、0.1秒で「ある!」って答える。おれの場合は落ちたじゃなく、「堕ちた」があってる。そのくらいかなり深刻に堕ちたからわかる。「あー、こいつ堕ちそう」ってのが。

そういうとき、「お前違うよそれ」は、前述した理由であんま言わない。ただ、「醸し出す」ようにする。ボクシングで言えば、聞き手で200%MAXの渾身の右ストレートを放つのではなく、ジャブをちょいちょい当ててくイメージ。「お前は今、ダークサイドに堕ちている・・・」みたいな、北斗の拳っぽい重さじゃなくて、「ダークサイドに堕ちてる時ってこんな感じだよねー」といった経験談を、全然違う普段の話の中にちょいちょい入れるみたいな。

〝こいつなんてどうでもいい〟ってすら思えない状態が無関心なんだと思う。だから、自分の価値観に合わなくて、自分の世界には存在してもらわなくて大丈夫って思える相手でも、話題に出るなら関心があるってことだし、よくも悪くも、相手はまだ自分の世界にいるってことだと思う。

視えない世界で言うと、「思うだけ」、「話題」にするだけでエネルギーは繋がってしまうらしい。自分の経験からもそれはなんとなくわかる。物理的にも、もう二度と戻れない、そんな状態になってしまったにも関わらず忘れられない、思い続けてしまうみたいなことが、人生生きてりゃ一度は二度はあるよね。まあでもこれは、美しい思い出だからというよりは、やっぱり「未練」とか「執着」かもなと思うよ。なので、いいか悪いかと言えば、微妙かなと思う。それは、自分の中にスペースを無駄に消費しつづけていることと同義だから、手放すが最善なんだと思う。

It's best to shine yourself.

自分の中の未練から卒業することと、大切な誰かが闇堕ちしてる状態から光の世界へ戻してあげるための最善策は一緒だ。それは、自分自身、もしくは同じ思いを共にする仲間と一緒に、光の世界(ライトサイド)で輝きまくる(創る)ことだ。

トミー的に文字にすると「綺麗ごとで飯を食う」になるし、「純度高く生きる」ことだし、「イノセントワールド(純真無垢な世界)を創る」になる。

光が強くなればなるほど闇も強くなるけど、闇以上に光り輝けば闇を包んで小さくすることができる。ぼくはそれを「サプリメントの法則」と名付けている。だから相手が、本当に大切な人なら、辛抱強く、まわりを光(白)で囲むイメージを持ち続けるようにする。おれ自身もそうやって、助けてもらった過去があるから。

とはいっても、時間はそんなにないから、あらゆるスピードをあげていかければならないとは思う。それでもやっぱり相手をコントロールするのではなく、自分と周りの光をつなげ、同心円状に広げていくのが最善だと思ってる。

じゃ、本当にどうでもいい相手はどうするか?それはもう簡単で、無関心になればいい。SNSで見るだけで嫌な相手、ブロックや友だち削除といった物理的行動を実践。相手からの構ってちゃんの行為が小バエ以下程度にしか感じないなら、飽きるまでそのままやらせとくでもOK。そのうちいなくなるよん♡

今日は娘ちゃんをシゴトの場に連れていく。社会見学。そのあとは、出版ゼミの同期の家で牡蠣パーティ。もう腹減った。楽しみすぎ。

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