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人々や場を強健・富貴にする。伝承法や秘技の使い手・伝え手【賜物図鑑】

天与の才能・特異な資質・強みのシンボル化

来談者さんの賜物(天与の才能・強み・特性・本質的な個性・特異な資質・ギフテッド)をご紹介する【賜物図鑑】シリーズ。

個別面談にて読み解かせていただいた賜物を、ものや景色にたとえてシンボル化し、図鑑形式でご紹介しています。

Symbol of Giftedness
「グァバ(バンジロウ:番石榴)」

人々や場を強健・富貴にする。
伝承法や秘技の使い手・伝え手

この図鑑の作成と公開は、個別面談のお申し込み同意事項に含まれています。賜物図鑑の内容からは、来談者さんの個人情報の漏洩が起きないように配慮しています。

<キーワード>

  • 本来美(ほんらいび)

  • 強健(きょうけん)

  • 富貴(ふうき)

  • 薬草

  • 適量適用の見定め

  • 元気にする

  • 場をホールドする

  • 歩く伝承療法

<特徴/性質>

人や場を強く健やかな状態でホールドする人。

この人が加わることで、
周囲は本来のパフォーマンスへと底上げされる。

<強みを発揮するとき>

組織や集団に属するとき。
人との関わりの中で、
存在感を放ち影響を与える。

伝承療法のような
古来からの智恵を用いるとき。
感覚的に適量適用を見極める。

<弱みになるとき>

人や場に関わることが発動条件なので、
独りでいるときには発揮されない。

恣意的で不健康な関係が
良しとされる場では、
厄介者扱いされることがある。

<解説/編集後記>

グァバ・バンジロウ・バンシルー

今回の賜物(天与の才能)のシンボルは、
南国の果物「グァバ」です。

またの名を、バンジロウ(蕃石榴)。

メキシコから熱帯アメリカが原産で、
ブラジル、インド、ハワイ、台湾など
世界の熱帯各地で広く栽培されています。

グァバの品種は、世界に160種類以上あるとか。

日本では、沖縄県や鹿児島県で栽培されています。

特に沖縄では、
グァバは「バンシルー」と呼ばれ、
庭木でも植えられている馴染み深い果物だそう。

熟した果実をそのまま食べるだけでなく、
ジュースやジャムなどの加工品でも
親しまれています。

果実は栄養たっぷり。
ビタミンA,Cが豊富で、
ビタミンCはレモンの2倍。

他にも、抗酸化作用のあるβ-カロテン、
血圧を下げる効果のカリウム、
腸内環境を整える食物繊維も豊富です。

グァバは「聖なる木」

実だけではなく、グァバの葉も
「グァバ茶」として利用されています。

タンニン・ケルセチンなどの
ポリフェノールを含む葉を干して煎じた
グァバ茶は、

血糖値の上昇を抑える効果があり、
アレルギー疾患にも良いとか。

果実も葉も、これでもかというほど
人間の身体にいいことずくめですね。

そんなグァバは、薬草としての顔もあります。

昔のインディオ達からは
「聖なる木」と呼ばれ、
皮膚病や火傷の治療に使われていたそうです。

聖なる木…。カッコいいですね。

これほどに薬効・効能があるのだから、
先人たちが親しみと敬意を込めて
そう呼んでいていても不思議はありません。

強健…健やかさの底上げ

そんなグァバをシンボルに持つ
この方の賜物(天与の才能)は、
まさに効果効能が「健康」に全振りされています。

といっても、健康にする対象は
人間の身体というよりは、
場(組織)や、人間関係(チーム・グループ)のほう。

基本的に、そこに「いるだけ」で
24時間、自動的に発揮される資質で、

いうなれば、関わる場や人に対して、
自己肯定感や自己効力感、集中力などの
メンタルやフィジカルに
「バフをかける」ような強みです。

一人ひとりが
本来のパフォーマンスを発揮できれば、
この場は、チームはもっと良くなる。

そういうテイで関わりを持つので、
周囲は自ずとその信頼に応えたくなり、

なんらかの理由でロスが生まれ、
発揮できずにいた本来の能力を
取り戻していくことができます。

富貴…豊かさの底上げ

影響を与える対象が
職場や仕事のチームである場合、
そのメンバーたちの能力が底上げされれば、
一人ひとりが良いパフォーマンスを発揮するので、

結果として、仕事で成果を上げやすくなります。
つまり、豊かさの底上げですね。

富貴(ふうき)とは、
お金持ちとか、身分が高い、といった
意味があります。

まさに、そのような人を招き寄せ、
自分たちもそのような品の良い人になるよう
働きかけます。

本来美…「あなたを生きて」

強健であるように。
富貴であるように。

これらの働きかけには、根底に共通点があります。

それは、本来美を見出していること。

美容も健康も、能力の発揮も、
大切なのは内側からの輝きであり、
その人らしさがあってこそです。

そんな、その人らしさ、内側からの輝きが
誰にも潜在能力のように眠っていることを、
この人は知っています。

相手の強さへの信頼。
健やかさへの信頼。
健全であることへの信頼。

それが、たとえ今はそうでなかったとしても。

「大丈夫!大丈夫!」と
無理やりなポジティブで決めつけるのでなく、
精神論や根性論で押し通すのでもない。

今の状態を見定めたうえで、
健康な本来のあり方を見据えている信頼です。

私たちは、周りの大切な人から
「大丈夫」という信頼を受けると、
不思議と本当に大丈夫に思えてくるし、
実際、大変な状況でもなんとかなるチカラが
湧いてくることがあります。

ツラいときに応援してもらったことがある人なら、
なんとなくおわかりいただけるでしょう。

歩く民間伝承療法

この賜物と相性が良いのは、
ホリスティックな健康全体の智慧。

たとえば東洋医学や民間伝承のような、
伝統的な智慧の活用です。

なぜなら、人の本来美を見出しているから。
「きっと、もっと良くなるはずだ」
という信頼を現実にするために、
そのような知識や技術に自ずから惹かれていくからです。

グァバの実と葉は、様々な効能と薬効から
昔から民間薬として用いられてきました。

それらは、現代で医学的にも栄養学的にも
決して迷信ではなかったと証明されましたが、

そうでなかった昔から、
先祖代々の智慧として継承され、
効能に確信をもって用いられてきました。

「よく効く。必ず治る。良くなる」
という信頼をもって。

現代でも、そうです。
「どうせ効かない。良くならない」と、
薬が処方されることは決してありません。

その人が治る、良くなると見込んでいるから、
医療にせよ民間薬にせよ、
健康へのアプローチは行われてきました。

こうした「人が良くなる」ための
何かを取り扱うには、
「その人は必ず良くなる」という信頼が不可欠。

かつ、迷信を見分けて取り除く洞察も不可欠です。

健やかに、その人らしく。
元気になる方法が感覚的にわかる感性で、
関わり方が毒になるか薬になるか、
適量適用を見極める。

そして、関わる人たちや場をホールドする。

歩く民間伝承療法のような人。
「グァバ」の賜物のシンボル解説をさせていただきました。
お読みいただき、ありがとうございました。

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