4児のパパが、洗濯をより早く楽しくする方法を真剣に考えてみた
タオルとマスク何枚出てくるねん。
口が何個ついとるねん。
どれだけダボダボのTシャツ着んねん。
シワ取るの大変や。ピチピチブーム来てくれ。
そもそもオーバーオールてなんやねん。
重いねん。2回に1回、洗濯に出してくれ。
誰やティッシュいれたん?最悪や。
うわっ!熱さまシート出てきた。
こっちが熱出るわ。
毎度、ツッコミをいれながら洗濯物を干していました。我が家は、育ち盛りの子どもが4人いる6人家族。(もうすぐ7人)
朝から洗濯を2回。1回目は日常洗濯物。2回目はタオル類。これらを干した後、仕事に行くのが、最近のルーティンになっています。
でも、毎度こんなにツッコんでいたら、洗濯物たちから恨まれそう……。
これから死ぬまでの間に、きっと1万回ぐらい洗濯しないといけない。どうせやるなら楽しもう!……と洗濯物と向きあっていると、ちょっとした工夫で時短できたり、発見がたくさんありました。
準備からすでに闘いは始まっている
我が家で準備する物は、ハンガー大15本、子ども用ハンガー5本、そして3種のピンチハンガー。
ピンチハンガーのピンチは、強風で飛ばされるピンチを防ぐ為のものだと思っていたのですが、pinch=絞めつける、挟むの意味だそう(どうでもいいか)。
ピンチハンガー3種は、どれも50ピンチ前後で、
激安で買ったちょっとフレームの細い
①痩せ型くん
ここには、軽量の下着・靴下・ハンカチ・マスク
まあまあ軽くて丈夫なフレームの
②細マッチョくん
ここには、長ズボンなどの重量物+ハンドタオル
少し重量はあるけど、アルミで丈夫そうな
③マッチョくん
ここには、とにかくカサがあって重たいバスタオル
今まで色んなピンチハンガーを使ってきましたが、色んな素材のピンチを組み合わせるのが、オススメです。丈夫だと重量があったりと、一長一短ある訳です。
①、②、③を使い分けながら、シャツ、Tシャツ、ワンピースなどはサイズに応じて大人用・子ども用ハンガーに。多過ぎたら、また戻せばいいので、少し多めに必要なものをどーんと事前に準備します。
こぼさない美学
洗濯物が出来上がった瞬間、洗濯物同士が複雑に絡まり、これをほどいたり、取り出す際に靴下などの小物が、洗濯カゴからこぼれがち。
「一人も脱落者を出さない」を目標に、山積みの洗濯物からジェンガのごとく取り出していきます。
これぐらい真剣に
まずは靴下・ハンカチ・マスクなどの見える小物から。そうすると必ずズボンなど大物が邪魔してくるので、適度に大物も処理しながら、大小バランスよく、干していくことを心がけます。
両手はワイルドにフル稼働
小物は、両手で持てる最大数をワイルドに鷲掴みしながら、ピンチハンガーに干していきます。これは、洗濯物をとる際の無駄なスクワットを減らすためです。
パパの手だからこそできる力技。何枚ものパンティーを鷲掴みしている様子を見て、奥さんがまた惚れ直してくれるかもしれません。
ここで忘れてはならないのが、靴下はこの時点で必ずペアにして干すこと。これをしないと奥さんに叱られます。片方しかないシンデレラ靴下は、最後にまわし、迷子にならないように。
これで取り込みも簡単。両手をフルに使って回収もワイルドにできます。
パンティーを守るのも父の大切な役割
これを奥さん、中3長女に話をすると爆笑されました。
が、私は本気です。女子チームのパンティーはピンチ中央に配置、男子パンツや靴下で、円陣を組みながら仕上げていきます。
守りの陣形(こんなイメージ)
今どき下着泥棒なんて、ほとんどないかもしれませんが、備えあれば憂いなし。ぜひパパは大切なものを守ってあげて欲しいものです。
大物は朝のエクササイズがわりに
タオルや重量チームは、仕上がり時のふわふわ感が欲しいですよね。しわしわのタオルも空気を少しいれるだけで、仕上がりが変わります。
小さめのハンドタオルはフェス気分で。両手で、2,3回ぶんぶん振り回すだけで、ふっくら仕上がります。
バスタオルは、サッカーのロングスローです。腹筋・背筋・スナップを使ってしなやかにパンパン。
大物ばかり、やっつけていると疲れるので、小物もはさみながら、背中や背筋を痛めることがないよう徐々に勢いをつけて身体を動かすことを楽しみます。
苦手なあれ
でも、いまだにうまく干せないものもあります。
こんな感じのやつです。
これですこれ。
こやつはかなりの確率で見事に裏返ってます。肩ひもを持ってみても、我を見失なったかのように回り続けるし、ワケが分からないから適当に干して、奥さんに叱られます。
雨の日は……
明日から雨が続くようです。大家族にとって雨は天敵。家が洗濯物に占拠されたようになってストレス満開。しかし、これを購入してからは実に快適になりました。
除湿しながら洗濯物に風を直接当てて、洗濯物を速乾してくれます。半日で洗濯物がほとんど乾くほどで、今年買って良かったものですね。おすすめです。
まとめ
準備したものを上手に使って、イメージ通りに洗濯物を干せると、とても清々しい気持ちになります。結局、自己満足ですね。
でも、これからもずっと付き合っていくものだからこそ、心もちょっときれいにして、自分の機嫌をとりながら、暑い夏も大変な家事を楽しんでいきたいものです。
みなさんもこんな便利グッズ使ってるよ、とか、マイ洗濯物ルールとかあれば、ぜひ教えてください。