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吉田裕子の自作俳句メモ

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俳句結社 松の花に参加しています。そちらに投稿し、誌面に掲載されたもの(主宰の方からの添削、評が入っていることもあり)をこちらのマガジンにまとめます。 好きな句やアドバイスなどが…
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#俳句部

「鐘凍る初の共通テストなり」ほか自作俳句(『松の花』2021年4月号掲載+α)

「鐘凍る初の共通テストなり」ほか自作俳句(『松の花』2021年4月号掲載+α)

「松の花集」掲載5句(1月末投稿分)
冬籠もり眉なき妻を見慣れたり
ピリピリと痛き柚子湯や百数ふ
白髪染めツンと薫りて年暮るる
初日記万年筆の使ひ初め
市川のカルチャーからの初筑波

結社の全員が参加する「松の花集」、今回は15席でした。今月の秀句欄には、〈初日記万年筆の使ひ初め〉を選んでいただきました。

冬籠もり眉なき妻を見慣れたり→夫目線での一句です。ステイホーム中はどうしてもすっぴんが多く

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