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西インドの人気朝ごはん:ポーハ

ポーハは西インドのマハラシュトラ州の人気の朝ご飯です。美味しくて、食べたらすぐお腹がいっぱいになる朝ご飯やスナックとして人気です。

ポーハはぺったんこに潰したお米ですの料理です。マハラシュトラ州で家にお客さんが来たらよくポーハを出しています。それ以外に、お見合い結婚を決める時お互いの家族を初めて会う時も必ずこのポーハを出す習慣があります。その理由でマハラシュトラ州で「婚活お見合い」は「ポーハセレモニー」とも呼ばれています。

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マハラシュトラ州以外にもグジャラート州、ラジャスタン州、北インドのウッタル・プラデーシュ州にもポーハは人気です。作り方は州によって違いますが料理名は全土でほとんど同じです。

インド神クリシュナが好きなポーハ:

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インドの神様クリシュナもこのポーハは好きでした。インド神話によると、クリシュナ神が大人になった時、子供の頃の友人スダマがクリシュナに会いに来ました。子供の頃、お金や貧乏さを気にせず、この二人がよく一緒に遊んでいました。大人になったらクリシュナはお金持ちになり、スダマは貧乏になりました。それでも、友達に(クリシュナ)会いたいと思ってスダマは家をでた。貧乏だったスダマが家を出る時、クリシュナのためプレゼントとしてポーハを持って行きました。久しぶりにスダマにあってクリシュナが喜んで、二人が懐かしい頃の思い出を語りました。帰る時、「こんな貧乏くさいポーハをお金持ちのクリシュナにあげるかあげないか」と迷っていたスダマを見てクリシュナが「私のプレゼントどこ」と聞いて持って来たポーハを取って食べ始めました。貧乏人の友達が持って来たポーハをクリシュナが喜んで食べてくれました。こい言う話が子供の頃学校で学びました。この話によるとポーハは7000年前の料理だと思います。

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料理名:ポーハ
料理タイプ:朝ご飯
作る時間:15〜20分

材料:

・ポーハ(ライスフレックス)…150グラム
・ターメリックパウダー…大さじ1
・油…大さじ1
・マスタードシード…小さじ1
・唐辛子…2−3本
・みじん切り玉ねぎ…150グラム
・カレーリーフ…1枝
・ピーナッツ…50グラム
・レモン汁…大さじ1
・砂糖…大さじ1
・塩…小さじ1
・パクチ…仕上げ用

レシピ:

1)まずポーハを洗って水気を切る。
2)塩とターメリックパウダーを入れてよくませる。混ぜたら5分〜10分寝かしておく。
3)プライパンを温めて油を入れる。油を温まって来たらマスタードシードを入れる。
4)マスタードシードのパチパチと音が鳴ったら唐辛子、カレーリーフ、ピーナッツ、玉ねぎを入れる。玉ねぎを焼き色になるまで炒める。
5)玉ねぎに綺麗な焼き色が付いたら寝かしておいたポーはを入れて弱火で3−4分炒める。
6)蓋をして2分炒める。
7)熱々のポーハは出来上がり!

*ポーハはできるだけ温かいうちに食べた方が良い。仕上げにパクチー、ココナッツスレッドダ、レモン汁好きなように入れて食べる。あったかいチャイとポーハは最高なコンビーので皆さんもぜひ作ってみてください。

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