何を見ているか
子が授かり、親になる。
親になったからって子を見ているかと
いえば、そうでもない。
子を見ないで、自分の中にある
理想の父親、理想の母親を追っかける。
それを目指し、理想に近づくことで、
何か良き親であるような気がしている。
当然、子にも理想の子どもを求めてしまう。
子が理想から離れていき、問題児になることで、
初めて我が子に向き合い、我が子を見るように
なる。
こう考えると、理想の親になることを
諦めたダメ親のほうが、我が子と向き合い、
我が子を見ているのかもしれない。
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