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執念と執着

執念がなければ、事を成し遂げる
ことができない。
失敗を繰り返しても、諦めずに挑戦する
その原動力は、執念である。
事を成し遂げたあとも、執念は、
良き習慣として残り、執着として定着する。

自分の生きるステージが上がる時、
成果を出した原動力である執着を
捨てる必要がある。でも、それが出来ない。
恐いからだ。できれば、今のところに
とどまりたいとも思っている。

そんな恐がっている自分に
天は、最上級の恐怖を与えてくる。
恐れていた以上の最悪の状況におかれ、
執着していたことすら実行できず、
どうしようもない、くそったれの自分を
さらけだす。

しかし、
のたうちまわってもがき苦しんでいるうちに、
その状況に慣れてくる。
「恐がっていたこと」が、
「案外恐くなかったこと」に気づくんだ。

最大の恐怖の中にも、新たな発見や気づきがある。
「意外と悪くないな」と感じてくる。
そんなふうに感じはじめたら、
もうすでに執着を手放しはじめている。

真面目で責任感や倫理観が強い人に、
手っ取り早く執着を手放させるやり方は、
この手しかない。

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