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まさかの時の友
英語のことわざに、
A friend in need is a friend indeed.
まさかの時の友こそ真の友とある。
まさかの時は、自分らしくないモノが、
すっかりとれて、素の自分になっている。
そういう時に出逢う友人が、
本当の友人であるのは、当然である。
まさかの時は、周囲の人が
離れてゆくから、寂しくなる。
でも、まさかの時を経ないと、
自分を見失い、自分を生きることが
できないことも、ままある。
まさかの時は、本当の自分を知り、
本当の自分にふさわしい友人に
出逢う時なのだと思う。
そういうことを繰り返し、
人は、自分という人間に
気づいてゆくのだと、
そんなふうに思うんだ。
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