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人間不信の海

人間不信とは、何らかの原因で
他人を信じられなくなることをいう。

人間に対する強烈な不信感。
こいつが、自分の深いところにある。
そう感じるんだ。

「どうせわかるわけない」

そんな諦めにも似た感情が、
いつも自分の中にある。
そんな感覚なんだ。

別に誰かに認められるために
生きているわけじゃない。
それはわかっている。

でも、自分の深いところの思いを
誰にも理解されないのは、寂しい。
できれば共感したい。
甘えているかもしれない。
でも、そんな気持ちを抱いていたんだ。

自分と同じような窓口から、
世の中を見ている。
そんな人と出逢うこと自体、
難しいって思ったりする。

話せばわかるとか、そんなレベルの
話しじゃない。
変なヤツと言われたくない。
傷つきたくない。
必然的に自分を閉ざす。
そんな感覚なんだ。

だからこそ、見つけるんだ。
だからこそ、探すんだ。
そういうところから、はじめれって、
結局はそういう話しなんだ。

自分が自分で固まっていない。
そんな不安定な状態では、
やっぱりおぼつかないんだ。

自分が自分をつかまえる。
自分が自分を把握する。
自分が自分を理解する。
結局は、自分を固めれって、
そういうことなんだ。

そういうプロセスで、
自分って人間を自分がわかってやる。
自分が一番寄り添ってやる。
自分が自分の大事な理解者になる。

そういう積み重ねが、
人間不信の深海から、
抜け出す唯一の方法だって、
今は、そんなふうに思うんだ。

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