いつも誰かを心配している人

誰かが心配で心配でたまらない。
そんなことがある。

自分の親が心配、自分の子が心配、
自分の友人が心配で心配でたまらない。
そんな時がある。

でも、自分が本当に心配しているのは、
そいつじゃないんだ。
そのことがわかると、解決できるんだ。

自分が本当に心配しているのは、
自分自身なんだ。

自分の自分に対する今の心配や不安を
その人を鏡として見せてくれている。
ただそれだけなんだ。

だから、自分の不安や心配を見てゆけば良い。
そいつにどっぷりつかり、解決してゆくと、
心配だった人が心配じゃなくなる。

気づいたら、その人の問題も解決している。
ただそれだけのことなんだ。

世界は自分を写す鏡だってことを知っていれば、
他人の問題を見て、それを解決しようと
躍起になることはしない。

他人の問題を見て、自分の課題を
解決しようとするんだ。

いつも誰かを心配している人は、
自分の中にある心配や不安と
向きあうことを恐れている。
ただただそれだけなんだ。