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落としどころを見つける

落としどころとは、話し合いにおいて
双方の主張や意見が異なる時に、
話し合いをしながら
妥協案を探った末にたどり着く、
双方が不満なく納得できる
ちょうど良い条件や考え、
折衷案のことをいう。

自分の人生を調べてゆくと、
この「落としどころ」を見つけ、
双方理解を示し、
分裂が調和に変わった時、
この上ない喜びを感じてきた。
そんなふうに思うんだ。

反対に落としどころが見つからず
話し合いが不調に終わり、
分裂してしまう。

そんな結果の時は、この上ない
失望落胆、自分の無力感を感じる。
そんな自分である。

なぜに落としどころが
見えなかったかといえば、
やっぱり自分なんだ。

自分が我慢して、妥協して、
辛抱して、調和させようと躍起に
なっていた時は、最悪の結果に
なっちまったんだ。

調和とは、妥協や辛抱や
我慢の産物では決してない。
本音の本音で自分をさらけ出す。
その勇気の先に、調和への道があるんだ。
双方から不安や心配、悩み事などの、
本音を引き出す。それが先決事項なんだ。

自分の不安や心配、隠してきた気持ち。
そういうモノを洗いざらい
話すことができる。
そういう自分であること。
こいつが自分本来の役割なんだ。

そのためには、まず自分なんだ。
自分が自分の本音、本心に向き合い、
語り合わなくっちゃならない。
自分自身の不安と恐れと
真正面から向き合い、解決するんだ。
そうやって自分自身と調和するプロセスが、
真のピースメーカーへの道なんだ。

落としどころなんて、
すぐにわかるんだ。ピンっとくるんだ。
本音で語りあえば、
見つかるものなんだ。

本音で語り合うと、
自分が自分でわかってくる。
自分が何を恐れ、何に怒っているのか?
自分さえわかれば、調和な世界は
実現する。つまりはそういうことなんだ。

もともと日本語の「落とす」には
ものを落とすという意味だけではなく、
落語で「オチ」というような
意味あいもあるという。

本音を大切にして、
自分をさらけ出してゆくば、
落としどころは見つかる。
調和の世界が実現する。
つまりはそういうことなんだ。

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