見出し画像

親の呪い

親の呪いほど恐いモノはない。
「あなたはできないのだから」と言われて育つ。
「あなたはできないのだから」と思われて育つ。

最悪なのは、それを真実と信じて、
受け入れること。これが、一番恐いんだ。

親の呪いを信じて生きるから、
親の枠の中でしか生きることができない。
たとえ親から離れたとしても、
また「自分はできない」
という呪いをかけてくれる人に出逢い、
このスパイラルから抜け出すことは難しくなる。

こんな時、子は親のせいにしてしまいがちだが、
決してそうではない。
自分で自分に「できない」の呪いをかけていた。
ただそれだけなんだ。
自分で自分にかけた呪縛に苦しんでいた。
ただそれだけのことなんだ。

自分で自分の可能性を封印しているのに、
過去の親の言動のせいだと責任転嫁してしまう。
そんな愚かな自分である。

そんなヤツは、「自分を生きるんだ」と
決めなければ、何もはじまらない。
自分の人生を生きているようで、
親の人生を生きている。

それではもったいない。
そんなふうに感じるんだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?